夜桜と平等院鳳凰堂
池面に映る平等院鳳凰堂

源氏の全盛期を築いた藤原頼通が、父・道長の別荘を寺院に改め、1052年に創建された。その中心的な建造物である鳳凰堂(1053年建立)は、10円硬貨にもデザインされていることで知られています。東向きに建てられ、周囲の浅い池(阿字池)とともに美しい浄土庭園を形成するその姿は、極楽の宝池に浮かぶ宮殿を模したとされています(極楽浄土は、人間界から西方に十万億の仏土を隔てた所にあるとされています)。 

中堂には、高さ約2.5mの金色の阿弥陀如来像が安置されていて、池の対岸から、仏像の顔を望めるよう格子の中央部には窓が設けられていました。

鳳凰堂の金色の阿弥陀如来像

北岸と北翼廊をつなぐ平橋、反橋。阿字池の水面に映る北翼廊の姿、礫を敷き詰めて表現された州浜も美しい。鳳凰堂の左右の建物は翼廊と呼ばれます。

砂に浮かぶ平等院鳳凰堂
横から見た平等院鳳凰堂

平安時代の文化を今に伝え、「古都京都の文化財」の1つとして世界遺産にも登録されている平等院は、桜の名所でもあります。

この鳳凰堂の周囲に広がる阿字池の外周、左の翼廊側に桜の木が並んでおり、水面にかかるしだれ桜を楽しむことができます。

夜桜と平等院鳳凰堂

暗闇に輝く桜と鳳凰堂の光景に目を奪われる 2017年秋に実施され、大好評だった平等院の夜間特別拝観が、桜の開花時期に合わせ2018年4月5日(木)~9日(月)の5日間限定で実施されました。水面に映る淡いピンクの桜と、ライトアップされた鳳凰堂とのコントラストが見事です。夜間特別拝観の期間だけいただける、御朱印(数量限定)も登場しました。

ライトアップされた桜と平等院鳳凰堂
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