花見山公園の休憩所と桜

福島県花見山公園は、年間を通して様々な花が咲き誇ります。ここでは、花見山公園の桜の見頃や2021年開花状況、梅やハナモモやハクモクレンやサンシュユやレンギョウの見頃について紹介します。

福島の花見山公園への先代園主の想いとは?

「福島に桃源郷あり」。日本を代表する写真家である秋山庄太郎氏が、花見山公園を賞賛して残した言葉です

1979年の春に初めて花見山公園を訪れて以来、約20年間ほぼ毎年のように訪れていたとのことです。

日が昇る早朝、福島駅近くのホテルからタクシーにて花見山公園を目指しました。

(福島駅から約15分)タクシードライバーの方は、秋山氏のことをご存じで、道中いかに秋山氏が花見山を愛していたか、身近なところにある花見山に地元民としてどれだけ誇りを感じているかを語ってくださいました。

花見山公園の先代園主阿部一郎氏は、「花には人の心を感動させ、穏やかにしてくれる力があります。

本当の幸せを感じることが難しい時代だからこそ、心の癒しを求める人たちに花見山を巡ってもらい、安らぎを感じてほしい」と語っています。

晩年まで 花見山公園の撮影に訪れていた秋山氏は、その想いに共感し通い詰めたとのことです。

季節とともに移りゆく花景色「花見山公園」!

花見山公園は、桜や桃など約70種類もの花々が咲き競う様は百花繚乱です。

花見山公園では、ヒガンザクラやハナモモ、ハクモクレンが爛々と咲き誇り、見ごろを迎えたナノハナやベニバスモモと鮮やかな色の対比を見せ、心が高揚します。

花見山公園 では、30分・45分・60分の散策コースが設定され、それぞれの体力や時間、好みに合わせて自由に散策できます。

頂上までの道のりは、鮮やかな花の色が次々と現れ、時間とともに変わる光により色の光景は劇的に変わっていきます。

頂上に辿り着く頃から、残雪の残る吾妻連峰と花とけぶる福島の街並みを一望することができ、春のすがすがしい山の澄んだ空気に癒されます。何色もの花に包まれた道が続き、頭上から花が降り注ぎます。

季節が変わり花見山を歩くと、その道のりは季節の花の色に次々と彩られるでしょう。

花見山公園の桜の見頃や2021年開花状況は?

桜の種類はソメイヨシノ、ヒガンサクラ、トウカイザクラやヤエザクラなどがあります。

これらの桜が一面に咲き乱れる様子は圧巻です。

例年、花見山公園にある桜のほとんどは4月上旬に開花が始まります

花見山公園の桜の見頃は、例年4月上旬~4月中旬になります。

2021年の桜の見頃は、暖冬の影響もあり、4月5日~10日と予測されます。

ソメイヨシノが散る頃にシダレザクラが見頃を迎えるなど、時期をずらして咲く桜があるので、桜を長く楽しむことができます。

ジュガツザクラ(十月桜)

ジュガツザクラは、春(4月)と秋(10月から12月)の2回花を咲かせます。

白や淡いピンク色の可憐な花が咲きます。

オカメザクラ

イギリスで作られたカンヒザクラとマメザクラの交配種で、下向きに花が咲き、ピンクの色が濃く鮮やかです。

ヒガンザクラ(彼岸桜)

ヒガンザクラの別名は、コヒガンザクラ(小彼岸桜)で、花見山公園の見頃は4月です。

春のお彼岸のころに花が咲くのでヒガンザクラといわれていますが、東北地方以北になるとソメイヨシノなど他の桜とほぼ同じ時期に開花するところもあります。

トウカイザクラ(東海桜)

トウカイザクラの見頃は、4月でソメイヨシノよりも早く開花します。

淡紅色の花が枝いっぱいに咲き、花見山公園では満開になるとトウカイザクラのトンネルになります。

ソメイヨシノ(染井吉野)

ソメイヨシノの見頃は、4月で、咲き始めは、淡い紅色で、満開になると白色に近づきます。

ヤエザクラ(八重桜)

花見山公園のヤエザクラの見頃は、4月中旬で、ソメイヨシノより遅れて咲き始めます。

葉をつけた状態で淡紅色・紅色・淡黄色などの花が咲きます。

花見山公園の梅、ハナモモ、ハクモクレンやレイギョウの見頃や2021年の開花状況は?

花見山公園では、ウメ、トウカイザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、レンギョウ、ボケ、ハナモモなど約70種類もの花々が一斉に咲き競う様は百花繚乱です。

花見山公園では、早いものでは12月から咲く花「ロウバイ」があります。

寒い時期に黄色い花を咲かせ、2月頃まで楽しむことができます。

その後、3月頃からは梅の花が咲き始め、4月の桜の見頃を迎えます。

夏にはスイレンやあじさいなどが見頃となり、秋にはもみじが色づくなど紅葉も楽しめます。

花見山公園では、一年を通して花に包まれた時間を過ごすことができます。

桜が有名な花見山公園ですが、それ以外の花の種類も豊富です。

梅の花やモクレン、ボケや桃の花など、春に美しい花を咲かせるものや、暑い夏や寒い時期に咲く種類の花などもあります。

花見山公園では、チューリップ畑も見どころのひとつです。

チューリップ畑はき、3月中旬頃から芽が出始め、その後見頃を迎えます。

花見山公園のロウバイ(蝋梅)の見頃は、12月~2月です。

ロウバイは、まだ雪が残る寒い時期に黄色い花を咲かせ、花見山公園ではソシンロウバイも見ることができます。

ロウバイは花びらが黄色で中央部が暗紫色、ソシンロウバイは花全体が黄色という部分で見分けることができます。

ロトウザクラ(魯桃桜)は桜という名前ですが、桜ではなく桃に近い品種の一つといわれています。

花見山公園のロトウザクラの見頃は、3月下旬です。

長野県の天然記念物に指定されています。

ウメ(梅)の見頃は、3月中旬で、花見山公園では白い花の「白梅」と濃いピンク色の花の「紅梅」を見ることができます。

サンシュユ(山茱萸)の見頃は、3月で黄色い小さな花をたくさんさかせます。

レンギョウ(連翹)は、4月に見頃をむかえ黄色い花をつけ、ハクモクレン(白木蓮)も4月に満開になり、葉が出る前に白く大きな、そして香りの良い花を咲かせます。

ボケ(木瓜)の花も、4月が見頃となります。

ハナモモ(花桃)の見頃も4月で、花の色が白色、桃色、緋紅色などいくつかの品種があります。

福島市は桃の有数の産地で、特に緋紅色の花をつける矢口は切花用の代表的な品種で、八重咲きの美しい花です。

また、一本の木に紅白の花を咲かせる源平桃もあります。

引き継がれた花見山公園への想い!山を花で彩る、福島の桃源郷!

花見山公園には、代々の園主やそのご家族のひたむきな生き方と思いが重なります。

昭和10年、先々代、伊勢次郎氏が雑木林の山の開墾を始め、花木を植え、昭和34年に「花見山公園」と名づけ、山いっぱいの花畑を一般開放しました。

先代園主阿部一郎氏が、長い間その公園を守り続け、大切に育ててきました。

朝日がまだ昇る前に、花見山の小道を歩いていると、山の奥で花の手入れをしている三代目の阿部一夫氏の姿が見えました。

一夫氏が、2013年に先代が亡くなられてから三カ月後に出されたメッセージが思い出されます。

「父から教わった“どんな災害にあっても、花は、春になればまた美しく咲き誇り、人々の心を癒す”という花の力の大きさを皆様にお伝えできるよう、熱意をもって頑張りたいと思っています。」

連綿と引き続けられた温かな人の想いから創造された“桃源郷”が、福島にありました。

まとめ:花見山公園の桜の見頃や2021年の開花状況は?花の種類は?

ここでは、花見山公園の桜の見頃や2021年開花状況、梅やハナモモやハクモクレンやサンシュユやレンギョウの見頃について紹介します。

ぜひ福島の桃源郷「花見山公園」を訪れてみてください!

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