
弘前公園の桜の花筏(はないかだ)は、死ぬまでに見たい世界の絶景と言われています。また、弘前公園には、ハート型の桜のフレームがみられる場所がある!とSNSでも話題になっています。ここでは、弘前公園の花筏の景観や2021年の見頃の時期、ハート型の桜の場所について紹介します!
目次
桜が絢爛豪華に咲き誇る弘前公園!

敷地面積が約49万2000平方メートルの弘前公園には、しだれ桜や八重桜など52種、約2600本の桜が咲き、その景観は日本一とも称され、日本三大桜の名所にも挙げられているスポットです。
そこで開催されるさくらまつりも大変人気で、毎年全国から訪れる人の数は200万人以上です。

さくらまつりの開催時期に合わせてライトアップを実施。光り輝く弘前城天守と夜桜の対比は圧巻です。
弘前公園の桜の手入れは、りんごの産地として、長年培われた独自の剪定技術を応用しています。
徹底管理されることで樹木の寿命も延び、いつまでも美しい姿を見せてくれているんです。

弘前公園の花筏(はないかだ)!死ぬまでに行きたい世界の絶景とは?

この弘前の桜は、花盛りの時期はもちろん、その散り際が秀でて美しいことで知られています。
桜の盛りが終わる頃、弘前城を背負った桜の木々からは、春の風に乗って数えきれないほどの花びらが舞い落ちます。
通常は循環している弘前城の外濠の水を堰き止め、舞い散る桜の花びらが水面を漂う様を楽しむ「花筏(はないかだ)」。

「桜の畳」とも例えられ、さらに外濠の水面に落ちた花びらが春風に押されて流れてく様子は、別の美しさを魅せてくれています。
この風景の美しさは筆舌に尽くし難しく、まさに奇跡的な絶景です。
この絶景を目当てに、世界中から観光客が訪れるほどの人気ぶりです。

終盤には花びらが濠の水面を覆い尽くす「桜の絨毯」が見られることもあります。
弘前の桜スポットとして、外堀の花筏は近年知名度上昇中で、公式サイトにも「花筏予報」のコーナーがある程です。
雨のように降る花びらは弘前城を囲む外濠に降り積もり、広大な外濠が桜色の絨毯を敷き詰めたかのように飾られています。

また、桜色に彩られた水面には花びらを縫って泳ぐ鴨の姿もあります。 鴨が、桜の海を漂います。

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれるほどの美しい光景は、散ってもなお美しい東北の桜の姿です。

弘前公園の花筏(はないかだ)の見頃の時期は?
弘前公園の花筏(はないかだ)の例年の見頃の時期は、4月下旬です。
2021年の見頃の時期については、後程更新していきます。
弘前公園のハートの場所は?

公園内に、二本の桜の枝が空にハートを描くように組み合わさっている場所があります。
上を見上げると、頭上の空に、桜の花びらがちょうどハートのフレームのようになっているのです。
これは、桜を見守る桜守が偶然見つけたことがきっかけで生まれた隠れ人気スポットで、弘前公園には、SNSでも話題となっています。
初めに見つけたのは公園緑地課で樹木医の橋場真紀子さんです。
2014(平成26)年夏に発見し、誘客スポットとして市長に提案したそうです。
当初は国指定史跡にハートマークは合わないといった反対意見もあったといいますが、ネットの反応も良く、さくらまつりのポスターにも採用されたりと、今では大人気になりました。
毎年ライトアップもされ、ロマンティックな雰囲気です。

ハートの桜の場所は、下乗橋を渡って南内門の横の開けた所にあります。
弘前城公園の真ん中にある天守閣(本丸)から下乗橋を渡り、南方向(市役所方面)に行くと、南内門があります。
その門の脇に少し開けた場所があります。
切り株に「ここからハートが見えるよ!」というハートマークの目印がありますよ!
ぜひ公園内を散歩しながら探してみてください!

まとめ:弘前公園の花筏の2021年の見頃は?ハートの桜の場所とは?
ここでは、桜の名所として有名な弘前公園の花筏(はないかだ)の絶景や桜のハート型のフレームについて紹介しました。
ぜひ、奇跡の絶景を見に、春の弘前公園を訪れてみてください!