
佐賀バルーンフェスタの撮影ポイントや楽しみ方について、実際参加した2018年佐賀バルーンフェタの経験より詳細レポートします。佐賀バルーンフェスタ2019直前ですが、楽しみ方や撮影ポイントをしっかりおさえて、思う存分楽しんでください!
目次
- 1 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:バルーフェスタはスポーツ競技!
- 2 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:神々しい早朝一斉離陸は最大の見どころ!
- 3 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:川面に映るリフレクションの撮影!
- 4 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:ユニークなキャラクター気球も登場!
- 5 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:「ホンダトライアルバイクショー」も大迫力
- 6 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:幻想の世界「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」
- 7 佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:「2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」
- 8 まとめ:佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:バルーフェスタはスポーツ競技!

夜明け前の蒼暗い夜空の下、多くの人が寒さに耐えながら、空を眺め、その時を待ちます。風が止み、日が昇り始めるころ、一斉に大空がカラフルに染まります。
この光景を見るのも、楽しみ方の一つでしょう。
広大な平野を、朝日を浴びた多くのバルーンが舞い、空を埋め尽くし、スタート地点は絶好の撮影ポイントになります。
フォトジェニックなこの光景は、毎年11月の初旬に開催される世界規模の熱気球の競技大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」です。
2018年は10/31(水)~11/4(日)にわたって開催されました。

毎年80万人を超える人出で賑わう「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、今やアジア最大級の規模を誇る世界規模の熱気球の競技大会で、会場である嘉瀬川を起点に飛び立ち、佐賀平野上空で技を競います。
日本だけでなく海外からの参加も多く、さまざまなクラスに分かれて、100機を超えるバルーンが空に浮かぶさまに圧倒されます。

この時期だけ、会場の敷地内を通るJR長崎本線に臨時駅「バルーンさが駅」が登場します。
熱気球は、れっきとしたスカイスポーツであり、どれだけ正確に飛んでいけるかを競います。
バルーン競技の決め手は地面に記された×印(ターゲット)めがけて、出来るだけ正確に砂袋(マーカー)を落とすというもので、ターゲットに近いほど高得点となります。
針路をコントロールする装置はありません。
飛んでいく方向を決めるには、パイロットが見極めた風に乗るほかはなく、バーナーを操作し、温められた空気の力で上下するのです。
到着する地点も、撮影ポイントになります。
ルールを理解すると、正しい楽しみ方をマスターすることになるでしょう。
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:神々しい早朝一斉離陸は最大の見どころ!

早朝と午後(7:00と15:00)に競技が行われ、観客が一番期待しているのが、「一斉離陸」です。
競技直前に、催行可能かどうかの決定がされますが、空が晴れていても上空の風次第で飛べないこともあり、2018年も午後の競技は10/31~11/3日と4日連続で、中止になりました。
離陸が行われるローンチサイトは絶好の撮影ポイントになります。ローンチサイトからは、目の前で競技の準備が行われ、バルーンが立ち上がる様子から離陸の瞬間までをじっくり見ることができます。

早朝の観覧ならではの特典として、まばゆい朝日が佐賀平野を包む様子が見られました。その朝日を浴びたバルーンの一斉離陸は本当に神々しく、見る者を圧倒します。

爽やかな秋空に色とりどりのバルーンが舞い、遠くに飛び立つバルーンは、徐々に霞んで行くのですが、それがまるで絵本の世界の様な情景を創り出します。
楽しみ方は、自分の好きな気球を決めて、その気球をずっと目で追ってみてください。
徐々に小さくなっていくその気球に、まるで自分が乗っているような気分になります。
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:川面に映るリフレクションの撮影!

ローンチサイトの対岸では、逆光となるものの、バルーンが嘉瀬川へ映り込み美しい画を作り出します。
この川に映る美しい気球を撮るには、橋を渡り対岸まで行くと、そこが絶好の撮影ポイントになります。
少し距離がありますが、頑張ってください!

川面にバルーンが映りこむ綺麗なリフレクションは、その夢のような壮大な世界をより魅力的に演出します。
リフレクションの光景の楽しみ方としては、空に舞い上がる気球と、水面を漂う気球が徐々に離れていくその不思議な感覚を味わうことでしょう。
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:ユニークなキャラクター気球も登場!

熱気球には、企業ロゴが入ったものや立体的なキャラクターなどユニークなタイプと、バリエーションに富んでいることも特徴で、多くの世代が楽しめるイベントになっています。
撮影ポイントとしては、ローンチサイドで大きなキャラクター気球が膨らんでくる迫力を撮るのもよし、対岸で青空に映える気球と川面に広がる気球の両方が移る画像を残すのもいいでしょう。

佐賀インターナショナルバルーンフェスタの楽しみ方は、このようなキャラクターの気球、ステージイベント、先が見えないほど続く屋台や地元特産品が販売されているバルーンモールなど、つきることはありません!
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:「ホンダトライアルバイクショー」も大迫力

ホンダ所属のプロライダーが、ローンチサイト前で「ホンダトライアルバイクショー」を開き、軽快なトークと迫力あるテクニックで観客の心をわしづかみにしました。
前輪を浮かせて走る「ウイリー」や後輪を持ち上げる「ジャックナイフ」など多彩な技を披露し、トークで笑いを誘いながら、観客の声援に応えていました。
撮影ポイントは、ずばり最前列を確保し、青空への豪快なジャンプでしょう!
迫力の写真を撮ることができます。

中でもバイクを垂直に傾ける「ジャイアントウイリー」や、横になった人の上を飛び越えるパフォーマンスには、ひときわ大きな歓声が沸きました。
気球以外のこういったイベントを楽しむのも、佐賀バルーンフェスタの楽しみ方の一つでしょう。
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:幻想の世界「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」

会期中の最後の2日間、夜間には「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」と呼ばれる生演奏とバーナーに灯され発光する熱気球との共演がありました。
夜の気球の風景は、最高の撮影ポイントになるでしょう。
係留したバルーンはバーナーの炎でライトアップされ、暗闇の中で幻想的な輝きを放ち、昼間とは全く違う表情を見せます。

観客席近くの特設ステージで演奏されるバンドの生演奏に合わせ、各バルーンがリズミカルに炎を上げ、音楽の途中で「バーナーズ・オン」の合図に合わせ、全てのバルーンが光を全開に放ちます。
河川敷に上がる花火と共に、会場はクライマックスを迎えました。
夜の楽しみ方も、対岸に渡った光景を見たり、近くで炎の迫力を見たり様々です。
「唐津くんち」と同時期に行われた、世界的なイベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。秋の佐賀が、熱く、華やかに盛り上がりました。
佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント:「2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」

2019 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ (2019年10月1日時点)
開催期間:2019年10月30日(水)~11月5日(火)
※ バルーン競技・イベント開催期間 = 10月31日(木)〜11月4日(月・祝) 5日間
10月30日(水)公式練習飛行・ゼネラルブリーフィング
10月30日(水) 2019 サガ・ライトファンタジーオープニングイベント 佐賀市中央大通り
11月1日(金)キッズデー
11月2日 東京ディズニーリゾート・スペシャルパレード 佐賀市中央大通り
11月3日(日)4日(月休)ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)
11月5日(火) 閉会式・表彰式(佐賀市内)
開催場所:佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷 及び佐賀平野一帯
今年の佐賀バルーンフェスタは、日本を含む世界17カ国・地域から123名のパイロットが出場予定です。
2019年も、楽しみ方を色々考え、様々な撮影ポイントを見つけたいと思います。
まとめ:佐賀バルーンフェスタの楽しみ方、撮影ポイント

佐賀バルーンフェスタ会場は、広大です。
対岸に渡るには、徒歩で30分ほどかかります。
タイムスケジュールによって様々なイベントが行われ、時には気球の離陸が中止されることもあります。
事前に、バルーンフェスタの楽しみ方や撮影ポイントをよく理解し、後悔のないようこの素敵なイベントを楽しんでください!