
京都の曼殊院の紅葉の見頃、混雑状況、ライトアップについて、見どころを2018年訪問時の写真とともに紹介します。2019年の見頃予想、混雑回避、ライトアップの予定も気になりますね。京都の小さな桂離宮といわれる曼殊院の秋の風景をお楽しみください!
目次
2019年11月29日現在の曼殊院の紅葉の見頃は?
曼殊院の書院前庭園の紅葉は、色が深くなり見頃が続いています。
勅使門前の石垣の紅葉も見頃が続いておりますが、少しずつ落葉が始まりました。
京都の小さな桂離宮、曼殊院とは?

京都市左京区にある曼殊院は、延暦年間に始まりました。
鎮護国家の道場として、比叡山の地に建てられ、現在の地へ移ったのは、明暦2年(1656)の事です。
曼殊院は、最澄が開いた古刹で、紅葉の美しさも有名な天台宗の門跡寺院です。
京都の曼殊院門跡は、皇族が歴代住職を務めた格式高い洛北にある門跡寺院です。
曼殊院の由来は、殊の字がちょっと違うのですが、彼岸花であり、「天上の花」とも言われる「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」に由来していると言われています。
曼殊院の大書院前にある枯山水の庭園は、国の名勝にも指定されています。
曼殊院は、京都の小さな桂離宮ともいわれており、美しい庭園は紅葉の名勝としても有名ですが、それほどの混雑もなく静寂を楽しむこともできます。
京都の曼殊院門跡は「古今和歌伝授」という口伝の古今和歌集の精神が庭園の中に取り入れて造営されたといい、今も平安の世の人々の心が息づいています。
紅葉の見頃の時期には、曼殊院の大書院前の枯山水庭園では鮮やかな紅葉が広がり、洛北の紅葉名所として知られています。
曼殊院 の門前に広がる真っ赤な紅葉も、紅葉の見頃時期の京都の風物詩です。
曼殊院の紅葉の見頃の時期は?

例年の色づき始めの時11月中旬で、例年の曼殊院の紅葉の見頃の時期は11月下旬です。
京都の曼殊院内の古山水の庭園の紅葉の見頃は11月下旬ですが、勅使門に続く白壁と石垣に間の紅葉は11月中旬頃から見頃をむかえます。
ライトアップされた曼殊院の庭園の紅葉もきれいです。
また2019年の曼殊院の紅葉の見頃は、2019年の天気情報サイトの予測によると、例年通りか少し遅めとなるでしょう。
2019年の曼殊院の庭園の紅葉の見頃は、12月初旬頃になるかもしれません。
曼殊院の紅葉の見頃時期の混雑状況は?

京都の数なる紅葉の名所と比べると、曼殊院の紅葉は派手さがなく、駅から遠いこともあるのか、紅葉の見頃時期でもそれほどの混雑はないでしょう。
紅葉の見頃の時期のライトアップも、混雑なく落ち着いて曼殊院の庭園を眺めることができます。
2018年11月20日頃、紅葉のほぼ見頃時期の夕方に訪れましたが、混雑はほぼなく、ゆっくり庭園を眺めることができました。
ただし、 曼殊院 の紅葉の見頃の時期の休日は、他の季節よりも混雑するでしょう。
紅葉見頃時期に曼殊院を拝観する場合、平日の午前中か夕方の方が、午後より混雑はないでしょう。
曼殊院の紅葉のライトアップは?

京都の曼殊院門跡の庭園は、真っ赤に染まったカエデと、樹齢400年の松の緑とが織り成す景色が、紅葉の見頃の時期にライトアップされます。
曼殊院『秋の夜間特別拝観』(紅葉のライトアップ)
開催日時: 2019年11月1日(金)~11月30日(土)17:00~20:00(受付終了19:30)
なお、 曼殊院の紅葉のライトアップによる特別料金もなく、昼夜の入れ替えはありません。
曼殊院の紅葉の見どころは?枯山水庭園の紅葉とライトアップ!

京都の曼殊院の大書院前には、白い砂、緑の常緑樹と赤い紅葉のコントラストが美しい枯山水庭園があります。
霧島つつじも咲き誇り、優雅で真っ赤な霧島つつじは人気です。
曼殊院の庭園の鶴島に植えられている、樹齢400年の五葉松は、鶴を表現しているそうです。
京都の小さな桂離宮ともいわれる曼殊院境内の枯山水庭園では、紅葉の見頃の時期には、白砂と杉苔と紅葉が見事なバランスが訪れる人を魅了します。
日が傾き、世界の色合いがオレンジ色に変わるとき、幻想的に浮かび上がる紅葉は美しく、夕刻は混雑なく見ることができます。
曼殊院の枯山水庭園の紅葉に派手さはありませんが、趣を感じる事ができます。
2018年11月20日の時点では、曼殊院の紅葉の見頃からは少しはやかったよう 。
京都曼殊院門跡の見頃の紅葉は、毎年秋恒例の夜間拝観あり、美しくライトアップされます。
曼殊院門跡の2019年秋のライトアップは、前述したとおり、11月1日から11月30日までの1ヶ月間行われます。
紅葉の見頃時期には、曼殊院の白砂・緑苔と紅葉の三色が見事にライトアップされ、夜の闇に幻想的な姿が浮かび上がります。
曼殊院では、昼夜入替はありませんので、早めに受付を済まし、昼間の表情とライトアップされた表情の両方を楽しむのもいいでしょう。
曼殊院は、紅葉の見頃の時期でも、混雑が少なく、ライトアップされた庭園を眺めることができる穴場スポットの一つです。
曼殊院の紅葉の見どころは? 白壁を赤く染める紅葉通り!

庭園の他にも、京都の曼殊院門跡の勅使門(ちょくしもん)に続く白壁と石垣の間の紅葉は、紅葉の見頃時期、白い壁に赤い色が映えて、とても美しいと定評があります。
白壁と石垣の紅葉は、曼殊院の境内外なので、無料で見る事が出来ますよ。
紅葉だけ比べると、曼殊院の庭園よりも勅使門の紅葉が好きという方も多いです。
2018年11月20日の時点では、紅葉が見頃で、曼殊院の勅使門へ続く楓並木では、白壁塀に紅葉が映え、夕陽にあたり輝いていました。
ゆっくり散策しながら、ぜひ京都の曼殊院門跡の紅葉を観賞して下さい。
紅葉の見頃時期、曼殊院へのアクセス、駐車場は?

叡山電鉄: 修学院駅下車徒歩約20分で曼殊院に到着します。
市営バス: JR京都駅より5番、地下鉄北大路駅より北8番その他31番系統で地下鉄国際会館駅より5・31番系統で一乗寺清水町下車、東へ徒歩20分で曼殊院に着きます。
タクシー:JR京都駅より約35分、京阪三条駅より曼殊院まで約25分です。
駐車場: 駐車場 50台無料(普通車のみ)。駐車場は限られています。紅葉の見頃の時期の休日は、曼殊院の駐車場は、満車の可能性もありますので、ご注意ください。
曼殊院の住所、拝観時間、拝観料は?

住所: 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
電話: 075-781-5010
拝観時間: 9:00~17:00(受付は16:30まで)
拝観料 一般600円 高校生500円 小中学生400円
紅葉の見頃の時期、曼殊院の近くのおすすめの紅葉スポットは?

圓光寺

曼殊院から圓光寺は、徒歩で約15分。
京都の「圓光寺」は、足利学校の庠主(校長)三要元桔(さんようげんきつ)禅師を招いて、伏見に学問所を開いたことが始まりです。
圓光寺の庭園は、十牛之庭と奔龍庭の2つがあります。
十牛之庭は、本堂から眺めることができ、額縁庭園の紅葉が見られ、紅葉の見頃の時期には、苔の上に落ちる紅葉とのコントラストも見事です。
紅葉の見頃時期の休日は混雑しますので、ご注意ください。
なお、圓光寺のライトアップはありません。
渦を巻きながら様々な流れのある白砂を雲海に見立ててある枯山水を見る奔龍庭も一見の価値がありますので、ぜひ訪れください。
詩仙堂

曼殊院から、徒歩で約20分。
京都の詩仙堂は、徳川家の家臣、石川丈山(いしかわじょうざん)が、59歳から90歳で没するまで詩や書を愛する文人として過ごした山荘す。
庭園造りの名手でもあった丈山自身の手により、手塩にかけて設計された庭は、季節の移り変わる秋に美しい姿を見せ、多くの観光客の足を向かわせます。
詩仙堂は、特に秋の紅葉の見頃時期には訪れたいところです。
京都の紅葉の見頃時期の休日は混雑しますので、ご注意ください。
なお、詩仙堂のライトアップはありません。
詩仙の間から眺める、紅葉と白砂にサツキの刈り込みがある庭園の光景が素晴らしく、境内のススキや柿の木と紅葉のコラボレーションがすばらしいです。
まとめ:曼殊院の紅葉の見頃、混雑、ライトアップ、見どころ。

京都の曼殊院の紅葉の見どころは、古山水の庭園と曼殊院門跡の勅使門(ちょくしもん)に続く白壁と石垣に間の紅葉です。
曼殊院の紅葉の見頃は、例年古山水の庭園は11月下旬、白壁の紅葉は11月中旬~下旬です。
他の紅葉スポットと比べると、混雑は少ないですが、紅葉の見頃時期の休日は混雑しますので、午前中から夕刻の拝観をおすすめします。
また、夕陽を浴びる景色が、古山水の庭園も勅使門も絶景ですので、可能であれば夕方に訪れ、そのままライトアップの景観を楽しむのがベストでしょう、
京都の曼殊院門跡の2019年秋のライトアップは11月1日から11月30日までの1ヶ月間行われます。
小さな桂離宮と呼ばれる曼殊院の秋の風景をぜひ堪能ください!