札幌オータムフェストの海鮮焼き

さっぽろオータムフェストが、今年も札幌の大通リ公園で大盛況のまま閉幕しました。様々なエリアで北海道の食を楽しむことができますが、その中で北海道の市町村の味が楽しめる8丁目、そしてプロのシェフの味を気軽に楽しむことができる11丁目エリアに焦点をあてました!

オータムフェストで秋の幕開け!

北海道の夏は短い、とよく言われます。が、実際に住んでみると、思いのほか夏が長い。

というより、気持ちよく外で過ごせる時期が長いと感じます。

札幌の中心部には、大通西1丁目から12丁目まで長さ約1.5km、面積約7.8haにも及ぶ大きな、というより長細い特殊公園があり、色鮮やかな花壇、92種約4700本もの樹木と手入れの行き届いた芝生が1年を通じて市民の憩いの場所となっています。

この大通公園は、1年を通じてイベントも数多く、多くの人々に親しまれていますが、北海道の美味しい秋の始まりを告げる「さっぽろオータムフェスト2019」が、今年も大好評のうち9月29日閉幕しました。

今年は、9 月 6 日(金)~29 日(日)の 24 日間で、12回目の開催となりました。

全国各地、そして海外からもたくさんのファンが訪れ、大盛況の24日間でした。

来場者数は、2,346,000人で前年比 136.4%とのことです。

晴天に恵まれたこともあり、過去 2 番目の入場者となりました。

札幌中心部にある大通公園で行われた「さっぽろオータムフェスト2019」。

大通西1丁目、4丁目~8丁目、10丁目~11丁目で開催されていますが、区画ごとに「ラーメン祭りと喰い倒れ広場の5丁目」、「北海道産のワインや日本酒とお酒に合う酒肴中心の7丁目BAR」、「お肉10丁目」など、それぞれまったく別のコンセプトがあるため、何度でも通う楽しみが。

また、普段、札幌では食べられない北海道各地の農畜産物、加工品、ビール、ワイン、日本酒、ご当地グルメ等々、道内の100を超える市町村などが開催期間中、4期交代で出店しているふるさと市場、札幌市内の人気店や新進気鋭のシェフたちが特別料理を1~2日交代で提供してくれる「さっぽろシェフズキッチン」などもあり、毎年、全国から根強いファンが訪れています。

人気No1の8丁目!北海道の味と魅力のショーケース

中でも特に人気のエリアは、道内市町村が一堂に集結する8丁目会場です。

各地のふるさとの味や特産品などを味わい楽しめる「北海道の味と魅力のショーケース」で、4期に分かれ市町村が入れ替わり、普段食べることができない北海道内各地のご当地グルメが大集合しました。

ところ狭しと並ぶブースは、どの市町村もわが町のイチオシを一番美味しい状態で食べてもらおうと活気一杯です。

右を見ても左を見ても美味しそうなものばかりで迷いに迷うのでした。

その中から、凛とした切れの良い呼び声に誘われて頂いたのは、最北の楽園と言われる礼文島のジャンボ島うに踊り焼きと獲れたてイカの醤油焼きです。

この焼きうには、例年のオータムフェスト期間中に1万個販売されたと言う恐るべき一品です。

丸ごとの島うにを豪快に焼き、真ん中から割ると、一気にほんのり潮の香りと甘い香りが!ひとくち口に含むと、なんという旨味と甘みでしょう。

焼くことでぎゅっと身がしまり、味が凝縮して感じられるのです。特に飲み込んだ後、喉に残る甘い風味がたまりません。イカは、利尻昆布を使用した旨味たっぷりのお醤油が、厚みがあるのに柔らかいイカの旨味を更にひきたてていました。

礼文の海産物が美味しい理由は、上質の利尻昆布で育ち、礼文の強い潮の流れにもまれているからでしょうか。

小ぶりな分だけ深く濃い味わいを持つ島ウニを始めとした魅惑的な海産物。グルメを堪能しに礼文島に行きたくなりました。

次に訪ねたのは、「紋別市」のブースです。オホーツク海に面する紋別は、蟹の水揚げ量の多い有数の港町。美味しい蟹が食べられることで有名な紋別から来た、ずらりと並んだ圧巻のカニの甲羅盛りから漂うオーラに目を離せません。

紋別の特産品であるカニの甲羅盛りは、カニの甲羅にカニ味噌とカニの身を詰め込んだ贅沢な一品。まずは香りだけでぐんぐんテンションが上がります!

豪快にひとくち含むと、ほんのり優しい塩気に包まれたジューシーな蟹肉に言葉が出てきません。

これが蟹の一番美味しい食べ方なんだ!と納得しました。

他を圧倒する大きさの別海のホタテの美味しさにも驚きです。また、昆布森のカキも最高でした。

どの市町村の海産物も絶品で、本当に迷ってしまいます。

まさかあのシェフが?高級レストランの味を屋外で!

このさっぽろオータムフェストの人気企画であるシェフズキッチンは、今年も、北海道を代表するシェフが特別に腕をふるいました。

このオータムフェストでしか食べられない限定料理を、リーズナブルに楽しむことができるこの企画では、札幌市内の調理専門学校や製菓専門学校の生徒さんがシェフのサポートとして働いています。

リゾートにでも来たような解放感のある場所で、そんな彼らの夢を追いかける、初々しい姿を見かけるのもまた楽しみの一つです。

札幌の人気中華料理「月下翁」がそれぞれ600円で提供した、道産豚叉焼とプロのトウモロコシと海老の春巻き、道産豚スペアリブと大根餅の香りパン粉掛け、道産小麦の汁なし担担麺は、まさに本格中華!

こんな気持ちの良い場所で、ビールとともに、香りも味も最高レベルの中華が食べることができるとは!幸せです。

また、最終日の日高のイタリアンの名店「ジュン ディヴィーノの道産ズッキーニのチーズフリット」や「手長海老のトマトクリームソースのショットバスタ」も、白ワインと合わせて大満足です!

北海道中の美味しい食材がこのオータムフェストに集まると言われ、漁師、農家、醸造者、食品加工者、料理人、食に関わる人々の真摯な想いと修業を積んだ職人たちが産み出すレベルの高い食を心から楽しむ。

そんな秋を祝う祭りが、このさっぽろオータムフェストなのです。

ラグビーワールドカップ の海外客も大満足

昨年は、北海道胆振東部地震の影響により 8 日遅れの 16 日間の 開催となりました。

今年は予定通りの 24 日間で開催され、9 月 23 日(月・祝)に台風 17 号の 影響も受けましたが、 期間を通じて好天に恵まれた日が多く、来場者数を伸ばしました。ラグビーワールドカップ 2019 に関連し、大通公園西 2 丁目で 9 月 20 日(金)から 10 日間の日程で「ラグビーワールドカップ 2019 ファンゾーン in 札幌」が開催され、多くのラグビーファンも来場しオータムフェストを楽しみました。

海外のラグビーファンが地元の食を楽しんだり、市民と一緒に写真を撮ったりする姿が見られ、笑顔いっぱいの札幌の短い秋が平和に幕を閉じました。

さっぽろオータムフェストの次回開催は?

次回開催の「さっぽろオータムフェスト2020」は、2020年9月11日(金)~10月3日(土) の23日間を予定しているとの発表がありました。

来年も楽しみですね!

おすすめの記事