弘前城の桜
弘前城の桜

日本三大桜名所の1つ、青森県弘前市の弘前公園。見どころは、満開の桜と弘前城の競演日本最古のソメイヨシノなど数えきれません。ここでは、弘前城の桜の見頃や2021年の開花状況、絶対に見逃すことができない見どころなどについて紹介します。

弘前公園の弘前城の天守閣の移動とは?

弘前城の桜

弘前公園は、もともと津軽藩の弘前城の城域だった土地を、明治期に公園として一般公開されたもので、JR弘前駅より徒歩30分ほどでアクセスできます。

天守閣がある本丸周辺と植物園以外は、弘前公園として無料開放され、日本三大桜名所と日本三大夜桜のダブル指定は日本唯一です。

弘前城は、江戸時代に建てられた天守閣と5つの城門と3つの櫓(やぐら)が当時のまま残り、国の重要文化財に指定されています。

現在、弘前城は石垣の修理を行っています。

2015年に、100年に一度と言われる弘前城本丸下の石垣修理を行うため、高さ14.4m・総重量約400tもの3層からなる天守閣が、3カ月もかけて移動しました。

弘前城の天守閣の引っ越しは、「曳屋」と呼ばれる工法で、北西へ約70m、ジャッキのようなもので天守閣を持ち上げて動かしました。

弘前城の天守閣の移動により、本丸内に新しく設置された展望台からは、いつもは見ることができない弘前城天守閣と岩木山、そして桜のコラボという、通常みることができない景色を堪能することができます。

弘前城の桜と岩木山

弘前城天守が元の位置に戻る工事が完了するのは、2025年の予定です。

石垣の修理のために天守閣を丸々移動させ、仮の展望デッキが設置されています。

100年に1度の光景、ぜひ桜の季節に弘前城を訪れて、見逃さずにご覧になってください!

弘前城(弘前公園)の桜の見どころは?

弘前城の外堀の桜

弘前城の桜(青森県弘前市)は、まさに日本を代表する花見名所であり、北上展勝地(岩手県)や角館(秋田県)と並んで、みちのく三大桜名所の一つです。

弘前公園には、東京ドーム約10個分の広さ(約49.2万平方メートル)に約2,600本の桜の木が並びます。

まだ雪の残る岩木山を背景に、弘前城内を桜が咲き誇り、弘前屈指にして東北随一の桜の絶景を見ることができます。

毎年桜が満開の時期に「弘前さくらまつり」が行われ、200万人を超える人出で賑わいます。

多くの専門家が、弘前公園の桜の管理技術が日本一と賞賛しています。

弘前公園には、ソメイヨシノよりも遅咲きの桜も多く、ソメイヨシノの見ごろが過ぎたあとも色とりどりの八重桜を楽しむことができます。

桜のトンネルのほかにも、二の丸には日本最古のソメイヨシノや、日本最大幹周りのソメイヨシノもあり、見どころ満載です。

弘前城や石垣、濠(ほり)、池、松、そして赤い欄干の橋は、どれも桜と調和して、美しい景色を演出します。

築400年の弘前城と桜のコラボレーション!

弘前城の桜
弘前城の桜

弘前城の桜といえば、天守閣とのコラボレーションが有名です。

築400年を経た歴史ある弘前城と桜の美しいマリアージュは、多くの旅人を惹きつけます。

外堀の「桜のトンネル」や夜桜ライトアップ

弘前城の桜のトンネル

弘前公園の外堀の約2kmにわたって、桜が誇ります。

弘前城の外堀の花筏やリフレクション、西濠の夜桜ライトアップはおすすめです。

弘前城の桜のライトアップ

外堀の中でも西堀は、頭上を桜が覆い、距離約300mの桜のトンネルができます。

さくらまつり期間中には、ボートの貸し出し(税込1,000円・60分)があります。

西堀の両側に咲く桜が花枝を伸ばし、外堀の水面に映り込み絢爛豪華で、散った花びらがお堀の水に浮かぶ光景は風情があります。

堀の水面に散った桜の花びらがたまり、「花筏(いかだ)」と呼ばれる桜の絨毯、ピンクのスープと呼ばれる絶景を見ることができます。

桜の散り際の季節、お堀の水面が一面薄ピンクに染まって、紅、薄紅、白の美しいグラデーションが楽しめます。

弘前城の桜の花筏

夜間はライトアップもあって夜桜を楽しむこともでき、スポットライトとぼんぼりで艷やかに演出されます。

闇夜に輝く桜が、お堀や天守を幻想的に飾ります。

特に、西堀の春陽橋(しゅんようばし)から見える水面に映る桜は圧巻です。

日本最古・日本最大幹周のソメイヨシノ

弘前城の最古のソメイヨシノ

弘前城の桜は樹齢100年を超えるソメイヨシノが数多くあり、日本最古といわれているソメイヨシノもあります。

二の丸与力番所~東内門の間にあるソメイヨシノは「日本最古」といわれ、樹齢は120年以上です。

また、緑の相談所の裏手に、推定樹齢:約100~120年の「日本最大幹周(約5.37m)」のソメイヨシノがあります。

弘前公園は、徹底した桜管理が施されているためで、この弘前方式の桜管理方法は全国で取り入れられ、称賛されています。

りんご栽培を参考にした管理技術により、とても活き活きと美しくボリュームのある、貴重な一本桜です。

52種類もの桜の品種

弘前城の桜

弘前公園の桜の桜の本数は約2600本で、5種類はソメイヨシノやシダレザクラを中心に、約52種類があります。

その歴史は旧藩士の菊池楯衛が、1882年に1000本の染井吉野(ソメイヨシノ)を植栽したのが初まりでした。

本丸・二の丸・市民広場など複数のエリアでは、八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)が咲いていて、名前の通り八重咲き(花弁が重なって咲くこと)で、柳のように垂れた様子がとても美しいです。

弘前城のしだれ桜
弘前城のしだれ桜

その他にも、個性豊かな桜があちこちにあり、版画家の棟方志功が「御滝桜(オタキザクラ)」と名付けたという本丸入口付近のしだれ桜は、その名の通り、本丸石垣をバックにまるで滝のように咲いています。

ピクニック広場・北の郭の「弘前雪明かり」遅咲き桜で、弘前にしかない希少品種です。

満開になると白色になり、太陽に照らされて輝く姿が美しいです。

遅咲きで牡丹のように咲く「東錦(アズマニシキ)」もあります。

二の丸・ピクニック広場・四の丸エリアにある「関山(カンザン)」はヤエザクラの名前で、重なったピンクの花びらがきれいです。

弘前公園の桜が特別美しく咲き誇るには理由があります。

それは52種類約2600本という木の本数や種類の豊富さに加えて、一本の木に咲く花の数が多いことです。

ソメイヨシノの場合、樹齢100年を超えた老木でも1つの花芽から咲く花の数が4個から5個と通常よりも多く、また一つ一つの花にボリュームがあります。

その桜を管理しているのが「TEAM桜守(チームさくらもり)」です。

樹木医の資格を持つ3人のエキスパートを中心に弘前公園の桜の手入れを行っています。

一般的に桜は切らない方が良いとされていますが、弘前ではりんご栽培で培った剪定技術を応用した「弘前方式」と呼ばれる管理技術により、桜の徹底した管理を行っています。

弘前城(弘前公園)の桜の見頃や2021年の開花状況は? 

弘前城の桜
弘前城の桜

弘前城の桜の見頃は、4月中旬頃から開花が始まり、例年4月下旬頃です。

弘前城の桜の例年の桜の開花時期は4月16日頃~5月3日頃で、見頃時期は4月19日頃~4月30日頃です。

2019年の弘前城・弘前公園の桜のソメイヨシノの見頃は 満開期間は4月24日~30日で、2018年は4月22日~25日でした。

桜の花びらがお濠を埋め尽くす絶景・弘前城・弘前公園の桜の花筏の見頃は、例年4月末~5月上旬です。

2021年の桜の見頃は、暖冬の影響もあり、早まることが予測されます。

2021年の桜の開花は4月14日~4月16日頃、満開は4月18日~22日頃、花筏は4月下旬頃ではないでしょうか。

2021年は、早咲きの桜が4月14日に開花しました!

もちろん、今後の気候などの影響により変動します。

また、弘前公園には、ソメイヨシノ以外にさまざまな種類の桜が咲き、桜吹雪や水面を彩る花筏も楽しめるので、長く花見を楽しむことができます。

ヤエベニシダレは、ソメイヨシノよりも遅く開花しますので、見頃時期も数日遅くなります。

弘前城(弘前公園)の基本情報は?

住所:青森県弘前市下白銀町1 弘前公園

電話番号:0172-37-5501(弘前市立観光館)

アクセス

電車でのアクセス

バス: JR「弘前駅」より市役所方面行き弘南バス(100円)で約10分です。「市役所前公園入口」または「市役所前」下車後、徒歩約1分です。

徒歩:JR「弘前駅」より徒歩約30分です。

車でのアクセス

東北道「大鰐弘前IC」より国道7号経由で約30分

駐車場: 

弘前さくらまつり開催期間中、富士見橋(400台)と岩木橋(500台)の2ヶ所が無料の臨時駐車場として開放されます。

この他、弘前市役所・市立観光館・弘前文化センターの有料駐車場があります。

まとめ:弘前城の桜の2021年の見頃や開花状況は?見どころも徹底紹介!

ここでは、弘前城の桜の見頃や2021年の開花状況、絶対に見逃すことができない見どころなどについて紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!

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