
岩手県・八幡平の「八幡平ドラゴンアイ(鏡沼)」は、最近世界的に人気がでてきている、期間限定の神秘のスポットです。ここでは、八幡平ドラゴンアイの2022年の見頃や アクセス(行き方)や駐車場、八幡平ドラゴンアイに行く際の服装や靴等について紹介します。
目次
世界の絶景「八幡平ドラゴンアイ(鏡沼)」とは?2022年の見頃は?

岩手県・八幡平の長い冬が終わりようやく春の兆しが訪れる頃、奥羽山脈北部の八幡平山頂付近の鏡沼に出現する神秘的な光景が「八幡平ドラゴンアイ」です。
八幡平山頂遊歩道に、「鏡沼」があります。
鏡沼の中の雪解け水が自然のバランスで解けていき、春頃になり中心部分の雪が解けることにより、幽玄なブルーの水面と白い雪が環状となり、上方から眺めると龍の眼のようになるのです。

不思議な形となって進行していく雪解けからできる、この龍の眼がドラゴンアイと名付けられ、外国人観光客のSNSにより広められ、インスタや観光客の間で世界的なブームになっています。
八幡平には鏡沼のような湖がいくつかありますが、このような現象が起きるのがこの鏡沼だけのようです。
限られた期間しか見ることができない奇跡の絶景に、多くの旅人が惹きつけられるのです。
ドラゴンアイ開眼
— くず (@kuze9393) June 13, 2020
3年間待ち望んだ龍の目覚めの時
これが岩手と秋田が世界に誇る八幡平の絶景だ
#DragonEye #ドラゴンアイ #絶景 pic.twitter.com/l5lRUWv0me
ドラゴンアイを見ることができるのは、春の2~3週間ほどです。
まさにドラゴンアイとなっている、完璧な状態になる時期は、5月中旬から6月上旬までの限られた期間の数日ともいわれています。

その年の積雪量や雪解け状況、天候状況などで時期も見え方も変わる、奇跡の自然現象で、ドラゴンアイを見られるのはたいへん希少な機会となります。

晴天の時はエメラルドグリーンの色が鮮やかに見えます。
青と白の鮮やかな色になるのは、融雪が始まる初期の頃で、その後徐々に雪に汚れが混じり、色のコントラストの状態が変化していきます。

雪溶けて作られた湖ですので、近湖の近くによると、は雪が溶けて滑落してしまう可能性がありますので、近くに立ち入るのは禁止されています。
岩手県八幡平市と秋田県を結ぶ「八幡平アスピーテライン」では、雄大な景色と雪の回廊を楽しむことができることで有名です。
2021年は、八幡平アスピーテラインは4月15日に開通しました。
2022年は、4月15日(金)10:00~となります!

2021年の八幡平の山頂は、例年より雪が少なかったということですが、最も高いところではおよそ6.5メートルと例年並みの高さまで雪の壁が出来ています。
例年の八幡平のドラゴンアイの見頃は5月中旬~6月上旬ですが、2021年のドラコンアイの見頃は、温暖な気候もあり、雪の量も例年より少ないことから、早まることが予想されます。
2021年は、ゴールデンウイーク明けの5月中旬頃に、沼の雪解けによって現れる「八幡平ドラゴンアイ」の見頃になるのではないでしょうか。
2021年には、5月20日頃、青空が広がる中、「八幡平ドラゴンアイ」が姿を現し始めました。
その年によって、ドラゴンアイの形は変わります。
この時期にしか出逢う事のできない、八幡平の大自然が生み出す神秘の瞬間です。

八幡平ドラコンアイのドローン映像もあるので、ぜひ見てみてください。
#ドラゴンの日
— あきたびじょん (@akitavision) April 23, 2020
「ドラゴンアイ」と呼ばれる鏡沼の美しいドローン映像はこちら↓#仙北市#ドラゴンアイ#鏡沼#ブルーアイズホワイトドラゴンhttps://t.co/rEuDTe9JWE pic.twitter.com/AXSY0aGLqd
また、八幡平ドランゴンアイと星空も絶景です!
ドラゴンアイ開眼
— くず (@kuze9393) June 13, 2020
3年間待ち望んだ龍の目覚めの時
これが岩手と秋田が世界に誇る八幡平の絶景だ
#DragonEye #ドラゴンアイ #絶景 pic.twitter.com/l5lRUWv0me
2021年6月7日、中心部が黒くへこんで、水が溜まり開眼となりました!
ちなみに2020年が6月8日、2019年が6月5日に開眼したので、開眼の時期は例年並みです。
複数の火山で形成されている八幡平の周辺には温泉も多数あり、鏡沼に近い頂上付近には、藤七温泉や蒸ノ湯温泉などありますので、冷えた体を温めてくださいね!
2022年5月14日現在、少しずつ水がたまりドラゴンアイを表し始めています。
2022年は、例年に比べて、早く開眼しそうです!
2022年5月29日現在、水の帯が円周の1/2ほどになってきました。
亀裂が多くなっているのが心配ですが、きれいなドラゴンアイになる時期は近いと思われます。
2022年6月13日現在、八幡平ドラゴンアイは開眼間近です!
6月12日11時現在 鹿角・十和田八幡平地域とも青空が広がってきました。
— 十和田八幡平の里(秋田県旅館組合「鹿角支部」) (@zippatikyoukai) June 12, 2022
画像は昨日の八幡平ドラゴンアイです。(八幡平パークサービスセンター様FBより) いよいよ瞳孔部分が融け始め開眼直前です。なお、山頂駐車場付近は見学のお客様で混み始めてきましたのでご注意ください。 pic.twitter.com/FlN449ldoL
2022年のドラゴンアイの状況につきましては、引き続き更新していきます!

八幡平ドラゴンアイ観光の靴・服装は?

八幡平頂上付近の標高は1600m以上もあり、5月になっても登山道にはまだ残雪があります。
八幡平温泉郷の気温と八幡平頂上付近では、気温差は15℃ほどにもあり、特に頂上付近は風も強く、寒さの体感は想像以上になるでしょう!
ドラゴンアイへの道🐍#八幡平#鏡沼#ドラゴンアイ pic.twitter.com/n2yC4e5BGl
— 山内 a.k.a. しかサン (@moycuo1190) May 20, 2019
八幡平ドラゴンアイ観光には、必ず相当の防寒対策が必要になりますので、冬なみの温かいアウターや帽子や手袋を用意することをおすすめします。
靴も、踏み慣れて固くなっており滑りやすい状態のため、安全のためにも防水対策をされたトレッキングシューズ(登山靴等)やスノーブーツや長靴などが好ましいです。
もちろん、革靴やサンダル等は避けてください。
八幡平ドラゴンアイのアクセス(行き方)や駐車場は?

アクセス
車でのアクセス
東北自動車道「松尾八幡平インターチェンジ」から八幡平山頂方面へ車で約40分 です。
東北自動車道「鹿角八幡平インターチェンジ」から八幡平頂上方面へ車で約50分です。
盛岡までは東京から東北自動車道で6時間半で、盛岡に着いたら東北自動車道で「鹿角八幡平IC」で降ります。ドラゴンアイの八幡平山頂は盛岡から約1時間です。
電車とバスでのアクセス
盛岡まで東北新幹線で東京から2時間半ほどでアクセスすることができます。
JR盛岡駅から八幡平山頂までバスで約100分 、 八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分です。
JR鹿角塙駅から八幡平頂上まで予約型観光バスで約90分、八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分です。
JR田沢湖駅から八幡平山頂までバスで約110分 、 八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分です。
岩手の八幡平には山頂にレストハウスがあり、ここからハイキングをして鏡沼までいくことができます。
八幡平の頂上付近の案内もあるので、そちらルート通りに行けば迷わずアクセスすることができます。
八幡平の近くの宿泊施設には、ホテルに宿泊するとシャトルバスを使ってアクセスすることができることもあります。
例えば、ホテル安比グランドなどのホテルでは、宿泊者用無料シャトルバスが通っていて、山頂まで約45分です。
また、八幡平自然散策バスはおすすめです!
ガイドと一緒に見る神秘的な自然現象「八幡平ドラゴンアイ」プランは、5月15日~6月10日で実施されます。
日帰りプランでは、盛岡駅を出発し、八幡平山頂に到着後、散策ガイドの案内のもと、八幡平ドラゴンアイを見学できます。
その後、盛岡駅までバスで戻ります。
通常、散策ガイドは有料ですが、八幡平自然散策バスを利用した場合のみ無料となります。
盛岡から日帰りで散策を楽しむ方におすすめで、通常1,580~1,830円のところを1,350円で利用できます。
その他、八幡平温泉郷・松川温泉宿に泊まる、宿泊プランもあります。
駐車場
八幡平山頂駐車場: 107台(有料)
山頂には駐車場の他にレストハウスがありますので、こちらでお土産を買ったり休憩したり食事をすることができます。
また、八幡平を見渡すことができる展望スポットにもなっています。
駐車場とレストハウスの営業時間は4月下旬からで、朝の9時~17時までです。
レストハウスの目の前の駐車場は1日500円で、八幡平トレッキングコースの駐車場は無料です。

まとめ:八幡平ドラゴンアイの2022年の見頃やアクセス(行き方)は?服装や靴は?
ここでは、八幡平ドラゴンアイの2022年の見頃やアクセス(行き方)や駐車場、八幡平ドラゴンアイに行く際の服装や靴等について紹介しました。
春の期間限定の幻想的な自然現象【八幡平ドラゴンアイ】!
気象条件や期間など、条件が合わないと見れない絶景です。
ぜひ八幡平ドラゴンアイを訪ねて、幸せな瞬間を体験してみてください!