雄国沼のニッコウキスゲ
雄国沼のニッコウキスゲ

福島県の「雄国沼(おぐにぬま)」は、多数の湿原植物が咲き誇りますが、その中でもニッコウキスゲの見頃の時期には、一面に黄色カーペットが広がり、圧巻の景観です。ここでは、雄国沼湿原のニッコウキスゲの2021年開花状況や見頃、おすすめのトレッキングコース、マイカー規制やシャトルバスでのアクセスや駐車場について紹介します。

雄国沼のニッコウキスゲの黄色の絨毯の絶景とは?

雄国沼のニッコウキスゲ

福島県にある「雄国沼(おぐにぬま)」は、猫魔ケ岳の噴火によってできたカルデラ湖だと考えられています。

また、古猫魔火山が山体崩壊する際に生じた爆裂カルデラで形成された猫魔ケ岳峰の山体にできた部分に雄国沼が生まれたという考えもありますす

名前の由来ですが、ここだけまるで別の国だと、もともとは「別天地」という意味だったそうです。

雄国沼湿原は、美しい自然が残され、ニッコウキスゲの群生地やヒオウギアヤメなどの大群落があり、湿原植物の数は280種に及びます。

雄国沼のニッコウキスゲ

「天然記念物雄国沼湿原植物群落」として国の天然記念物に指定されています。

雄国沼では、珍しい植物が多く湿原トレッキングに訪れる人で賑わいます。

ニッコウキスゲは草原や湿原に多く群生する花で、見頃の時期には、多数のニッコウキスゲを鑑賞しながら、すばらしいトレッキングを雄国沼で楽しむことができます。

雄国沼のニッコウキスゲ

「雄国沼湿原」のニッコウキスゲの面積当たりの生息株数は、尾瀬を上回り、日本一といわれています。

ニッコウキスゲが咲き誇る時期は、湿原一面が黄色の絨毯を敷きつめたように広がり、多くのトレッキング客や写真家が訪れます。

雄国沼のニッコウキスゲ

ニッコウキスゲは、花の形はラッパ状になっており、10cmほどの大きさで、可愛らしい6枚の黄色の花を咲かせる植物で、「ゼンテイカ」が正式な名称です。

花が黄色であること、葉がカサスゲに似ていたこと、そして日光によく群生していたことから「ニッコウキスゲ」と呼ばれるようになったそうです。

雄国沼でニッコウキスゲを鑑賞するときは、早朝に訪れることをおすすめします。

ニッコウキスゲは、朝方に花を開花させて、夕方頃にはしぼんでしまうという一日花という特徴があります。

雄国沼は湿原に多くの植物が群生していることから地域の人々は雄国沼の自然を守ることに力を入れています。

自然保護を行っている雄国沼では、また、6~7月の約2ヶ月間は、マイカー規制が行われており、代わりにシャトルバスが運行されています。

マイカー規制を行うことで、自然保護と同時に、ニッコウキスゲや紅葉の見頃の時期、季節の渋滞緩和に繋がっています。

近年は雄国沼のトレッキングコースを利用する人が増えています。

トレッキングとは、登山と違い、山の頂上を目指すのではなく、山や丘を歩いて植物や紅葉などを楽しむ散策になります。

雄国沼の春~秋のおすすめのトレッキングコースは、金沢峠から雄国沼湿原木道を歩く30分~1時間のコースです。

雄国沼のニッコウキスゲ

雄国沼湿原は標高1,000mに位置し、雄国沼湿原探勝路では、冬の厳しい気候を乗り越えて春になると草花が芽を開き、自然の力強さと美しさを感じられます。

マイカー規制時に乗り入れられるのは、喜多方市にある「雄国萩平駐車場」までです。

そこからシャトルバスに乗り換えて「金沢峠」を目指し、そこからバスを降りると、そこに展望台があり、約180ヘクタールの雄国沼を一望することができます。

雄国沼

ニッコウキスゲの見頃の時期には、一面が黄色いカーペットのように広がります!

雄国沼のニッコウキスゲ

雄国沼湿原探勝路のひらけたスポットで、360度一面のニッコウキスゲを鑑賞することができるでしょう。

展望台から湿原まで約300メートル下りなり、徒歩10分です。

湿原に到着すると、そこには木道が整備されており、快適な散策が楽しめます。

雄国沼のニッコウキスゲ

全長:木道1周は約0.8km

所要時間: 約30分

湿原の保護のため木道や散策路を外れることはできませんが、心ゆくまで観賞することができます。

木道は一方通行となっており、思い思いに足をとめて、花を観賞したり、写真をとったり、滞在時間は前後の登り&下りをあわせて約1時間ほどです。

雄国沼では、トレッキングコースの道のりで、ニッコウキスゲと同様に「ワタスゲ」をよく見かけるでしょう。

ワタスゲ

ふわふわとした綿帽子がついた植物で、雄国沼全体が白い綿で埋め尽くされ、風に揺られ手風情ある風景です。。

なんとも可愛く、心癒される風景です。

ニッコウキスゲやワタスゲ以外では、ヒメイチゲやミズバショウ、レンゲツツジにヌマトラノオなど様々な植物が鑑賞できます。

雄国沼
雄国沼

もちろん、植物の採取は禁止、ペットの同伴も不可ですので、ご注意ください。

木道の周回だけではなく、沼のほとりにある雄国沼休憩舎までなら、気軽にトレッキングを楽しむことができますよ!

雄国沼休憩舎は無人で売店はありませんが、チップ制のトイレがあり、休憩もできますよ。

奥のハイキングコースに移る場合には、トレッキングシューズや雨具など、きちんとした装備をお願いします。

雄国沼探勝後には、ぜひ県道337号線「雄国パノラマロード」の「恋人坂」を訪れてみてください。

夕陽や夜景で注目される絶景スポットで、特に夕景はおすすめですよ!

「恋人坂」は、雄国萩平駐車場から下り、県道337号線と交差した場所にあります。

雄国沼のニッコウキスゲの2021年開花状況や見頃は?

雄国沼のニッコウキスゲ

雄国沼のニッコウキスゲの例年の開花や見頃は、開花時期は5月中旬~8月上旬、見頃の時期は6月下旬~7月上旬になります。

5月下旬にはタテヤマリンドウ・ショウジョウバカマ、6月中旬にはレンゲツツジ、6月中旬にはワタスゲ、6月下旬から7月初旬にはニッコウキスゲの大群落がみられ 、秋には草紅葉が楽しめます。

もちろん雄国沼のニッコウキスゲの2021年の開花jや見頃は、その年の気候状況により前後します。

雄国沼のニッコウキスゲの2021年開花状況や見頃は、温暖な気候の影響もあり、少し早まる可能性が高いです。

雄国沼のニッコウキスゲの2021年の見頃は、6月中旬~7月初旬と予測されます。

雄国沼のアクセスや駐車場は?

雄国沼のニッコウキスゲ

雄国沼にアクセスする場合、マイカー規制があるのでシャトルバスがおすすめです。

まずは「猪苗代駅」まで電車で行き、そこからバスで移動します。

シャトルバスは「雄国荻平駐車場」から「金沢峠」を運行しています。

駐車場: 雄国萩平駐車場(マイカー規制時のみ)

住所:喜多方市熊倉町雄国字萩平丙1158-1

電話番号: 0241-24-5200

収容台数: 300台 (5:30~17:00)

運行区間:雄国萩平駐車場~金沢峠

※接続便/喜多方駅~雄国萩平駐車場:土日祝日限定で一日一往復のみ運行

シャトルバスが駐車場から金沢峠に出ていて約30分位乗ります。

片道500円で往復1000円です。

雄国パノラマ探勝路から

雄国沼までの所要時間(片道):2時間10分~2時間30分

車のでのアクセス: ラビスパ裏磐梯の駐車場を利用。

公共交通機関でのアクセス: 磐梯東都バスを利用。ラビスパ裏磐梯にて下車。

雄国せせらぎ探勝路から

雄国沼までの所要時間(片道):約1時間50分

車のアクセス: 「雄子沢川駐車場」を利用。

公共交通機関でのアクセス: 磐梯東都バスを利用。雄国沼登山道入口にて下車。

猫魔ヶ岳やまびこ探勝路から

雄国沼までの所要時間(片道): 約2時間30分

車のアクセス: 八方台登山口の駐車場を利用。

公共交通機関でのアクセス: 周辺にはバス停がないため、観光タクシーの利用。

まとめ:雄国沼のニッコウキスゲの2021年開花状況や見頃は?シャトルバスのアクセスや駐車場は?

ここでは、雄国沼のニッコウキスゲの2021年開花状況や見頃、おすすめのトレッキングコース、マイカー規制やシャトルバスでのアクセスや駐車場について紹介しました。

黄色で埋まる雄国沼のニッコウキスゲの絶景を、ゆっくり眺めて、心から癒されてください!

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