生石高原のススキの2022年見頃はいつまで?アクセスや駐車場は?
生石高原のススキ

和歌山県紀美野町と有田川町にまたがる生石高原 (生石ヶ峰) では、約13ヘクタールのススキの草原が広がり、ススキの見頃の時期になると、夕日に照らされた穂が風に吹かれ、黄金色の波のように揺れます。ここでは、生石高原のススキの魅力や見どころ、2022年の見頃時期はいつからいつまでか、アクセスや駐車場について紹介します。

生石高原のススキの魅力や見どころは?一面に広がる黄金の世界とは?

生石高原のススキ

「ススキ」は、普段から見かけることの多い、秋の七草のひとつで、秋を代表する植物です。

ススキは、秋の花として、十五夜のお月見で萩の花とともに飾られたりと、昔から秋を象徴するものとして使われてきました。

生石高原のススキ

現在でも秋になるとお花屋でも見かけ、秋の雰囲気を出すために、お店のディスプレイなどで飾られることも多い植物です。

ススキは、夏から秋にかけて花をつけますが、その種には白い毛が生えており、ススキの穂全体が白っぽく見えるようになります。

ススキの群生地、草原は、一面が白く輝き、夕暮れ時には夕日に照らされて黄金色に揺れるススキの光景が美しいと、秋になるとススキの草原には多くの人が訪れます。

生石高原のススキ

日本全国各地に、ススキの名所がありますが、和歌山県紀美野町にあるススキの名所が、「生石高原(おいしこうげん)」です。

正確には、和歌山県の紀美野町と有田川町にまたがる、標高870mの見晴らしの良い山頂に広がる高原です。

生石高原は、生石ケ峰(標高870メートル)の山頂付近にあり、約13ヘクタールのススキの大草原が広がります。

生石高原は、遊歩道が整備されているので歩きやすく、晴れた日には六甲山や淡路島、四国までを望みながら、ゆったりと散策し、ススキを鑑賞できます。

生石高原のススキ

生石高原は、キャンプ場も併設されており、夏も家族連れなどに大人気ですが、秋のススキの、特に、夕日に照らされたススキの穂が風に吹かれて、黄金色の波のように揺れている様子を見ようと、地元だけでなく、関西全域から多くの人が訪れます。

特におススメの時間帯が、日の入り時刻前後です。

「西の丘」からは海が見え、水平線に沈んでいく夕日を眺めることができます。

生石高原は、和歌山県「朝日・夕日百選」に選ばれており、美しくグラデーションされた鮮やかな夕焼け空と、夕日に照らされた黄金に輝くススキが美しく、息を飲むような絶景が広がります。

特に日没頃にキラキラと風になびくすすきは絶景です。

生石高原のススキ

毎年春に、ススキの草原保全を目的に山焼きが行われます。

また、生石高原には、インスタで人気となった写真スポット「火上岩(ひあげいわ)」があります。

愛犬と共に写真を撮る人や、コスプレ衣装で撮影する人など多くの人の姿があり、順番待ちの列もできるほどです!

また、ゆるやかな道のりで登りやすい「生石ケ峰(おいしがみね)」の山頂も行く価値ありです。

夕陽に照らされたススキは、とても神々しく輝いて見え、暮れゆく湯浅湾が織りなす景観は息を呑むほどの美しさです。

生石高原は、春には緑のススキ草原、夏には避暑地の高原キャンプ、秋には白く輝き、夕日に照らされると黄金に輝くススキ草原、そして冬には白銀の草原と、四季折々に楽しめます。

生石高原のススキ

夜になると、和歌山市や紀の川市の夜景、そして遠くには、神戸の夜景も眺められます。

生石高原は、2015年にはET-KINGさんの「喝采」PVロケ地にもなっています。

生石高原には、「レストハウス山の家おいし」があり、ご飯系~麺類まで、地元食材を使ったメニューが提供されています。

人気の「卵かけご飯」も、近隣で採れた平飼い鶏の卵を使用しています。

生石山の水、サイフォンで淹れるコーヒーもおすすめです。

近隣で作られた農産品・加工品・手芸品など、地元産の商品を買うことができる売店もあります。

「キャンプ場」の受付もレストハウス山の家おいしで受け付けています。

近年、大人気のキャンプですが、生石高原のキャンプ場は、「たき火禁止」ですので、ご注意くださいね。

また、生石高原のススキを見るために、多くの人が訪れ、近年では、ゴミのポイ捨て、路上駐車、勝手に山菜を採取するなど、マナーの低下が問題になっています。

生石高原の美しい自然を未来に残していくため、マナーを守るよう、 紀美野町からも再三の呼びかけがあります。

ぜひマナーを守って、明るい時間帯には銀色に、夕日に照らされると黄金色に輝く、生石高原のススキを見にお出かけくださいね!

生石高原のススキの2022年見頃時期はいつからいつまで?

生石高原のススキ

生石高原のススキの見頃は、例年10月中旬~11月下旬です。

9月中旬頃までは、緑のススキが少し赤くなっていく様を含め、色々な色のススキを楽しむことができます。

10月中旬からは、一面美しい銀色に染まるススキの大草原を見ることができます。

11月になると、朝日や夕日で、黄金色に染まるススキ、そしてススキの穂から種が飛び、その光に照らされてキラキラと輝くススキを楽しめます。

生石高原のススキ

生石高原のススキは、このように比較的長期間にわたって楽しめます。

2022年9月25日現在、生石高原のススキは見頃が始まっています。穂がふんわりしてきており、一面風に揺れるススキを楽しむことが出来ます。

平年通りと予測されており、2022年も11月下旬頃までは、生石高原のススキを楽しめそうです。

生石高原のススキの名所のアクセスや駐車場は?

生石高原のススキ
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生石高原 レストハウス 山の家おいし

住所:〒640-1114 紀美野町中田899-29

電話:073-489-3586(山の家おいし)  0737-22-4506(有田川町観光協会)

営業時間:9:30~16:30

定休日:年末年始

アクセス:

JRきのくに線「海南駅」から車約35分

JRきのくに線「藤並駅」から車約50分

阪和自動車道「有田IC」・「海南東IC」から車約50分

駐車場:190台 無料

まとめ:生石高原のススキの2022年見頃はいつまで?アクセスや駐車場は?

ここでは、生石高原のススキの魅力や見どころ、2022年の見頃時期はいつからいつまでか、アクセスや駐車場について紹介しました。

生石高原のススキが一面に生い茂る黄金の世界から、冬の終わりに迎える山焼きにより高原の色が変化していく景観をぜひお楽しみください。

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