醍醐寺の桜の2022年ライトアップや見頃や開花状況やは?アクセスや駐車場は?
醍醐寺の桜

「醍醐の花見」で有名な、京都の醍醐寺では、桜の開花・見頃時期に、約700本の桜が咲き誇り、 例年「豊太閤花見行列」 やライトアップが開催されます。ここでは、京都の醍醐寺の魅力や見どころ、2022年の豊太閤花見行列やライトアップ情報、2022年見頃時期や開花状況、アクセスや駐車場について紹介します。

醍醐寺の桜の魅力や見どころは?2022年ライトアップの開催は?

醍醐寺の桜

醍醐寺は、874(貞観16)年に、弘法大師の孫弟子にあたる聖宝理源大師 が、醍醐山上に草庵を結んだのが始まりで、醍醐山全体が寺域となっています。

境内には、国宝の五重塔や金堂など歴史的建造物が立ち並びます。

醍醐寺の広大な境内では、約800本もの桜が点在し、平安時代から「花の醍醐」と呼ばれるように、京都屈指の桜の名所です。

醍醐寺の桜

駅から徒歩10分と近く、京都の「さくら名所100選」スポットで、山上の上醍醐と山麓の下醍醐からなります。

醍醐寺の桜の種類はかわず桜、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜、大山桜などがあり、様々な桜が咲き誇ります。

憲深林苑で咲き始め、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで、約3週間の長期間桜を楽しむことできるのも醍醐寺の魅力です。

醍醐寺の桜の見どころは、三宝院にある奥村土牛が作品『醍醐』に描いたしだれ桜(通称「太閤しだれ桜」)とその遺伝子を継ぐクローン桜「太閤千代しだれ」、湯川記念館の「湯川桜」と兄弟のしだれ桜などでしょう!

醍醐寺の桜

豊臣秀吉が晩年、贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことでも知られていて、毎年4月第2日曜には、「醍醐の花見」の故事にならい「豊太閤花見行列」が催されます。

※2022年は、例年とは内容を変更して行われる予定です。

醍醐寺の参道の桜のトンネルや樹齢100年を越えるソメイヨシノなど、桜の鑑賞スポットが色々あります。

醍醐寺の桜

醍醐寺の総門をくぐると、花の醍醐にふさわしい桜の並木道があり、まるで桜のトンネルのような景観になります。

桜のトンネルを進んでいくと、仁王門方面にいく途中、右手を見ると、霊宝館内の大しだれ桜を見つけることができるでしょう。

醍醐寺の桜

空から降りかかるように咲き誇る大きなしだれ桜は、樹齢180年で、枝ぶりも大きく、桜の花びらも大きめで、圧倒的な存在感です。

霊宝館の入り口付近は、桜のトンネルと苔のコントラストが見事です。

夜にはライトアップも実施され幻想的です。

醍醐の花見のハイライトは、醍醐寺総門の左手に位置する塔頭寺院「三宝院」で、霊宝館の向かいにあり、三宝院奥にはゆったりとリラックスできる絶好のお花見スポットがあります。

三宝院は、狩野山楽作の秋草の間などの障壁画と特別名勝に指定されている回遊式庭園が有名で、豊臣秀吉が醍醐の花見をするために自ら設計して作らせた庭園といわれています。

醍醐寺の桜

桜の見頃時期は、大玄関前の大紅しだれ桜が見事です。

醍醐寺の桜

三宝院奥の広場では、しだれ桜やソメイヨシノなどに包まれ、長いすに赤い布がかけられ、赤い日傘も点在していて、和の情緒を堪能できます。

お抹茶も飲むことができる、豊臣秀吉の時代に遡ったような錯覚に陥ります。

醍醐寺境内は無料で、霊宝館、三宝院や伽藍に入るには3か所共通券が必要です。

霊宝館の桜のトンネルをくぐった先には雨月茶屋という京料理を食べられるお店があり、雨月茶屋周辺にはお土産や簡単な軽食が食べられるスポットもあります。

シートを広げて、花見弁当を楽しみながら、芝生の空いているスペースに座って桜を観賞することもできますよ!

さらに先に進むと、国宝の五重塔を見ることができるでしょう。

醍醐寺の五重塔は、醍醐天皇の菩提を弔うために建立され、951年に完成した京都府最古の木造建築物です。

五重塔の周辺にも大きな桜が咲き誇り、小ぶりのしだれ桜を見ながら一番奥にいくと樹齢100年の大しだれ桜があります。

醍醐寺の桜

五重塔の前には朱塗りの金堂があり、桜とのコントラストが圧巻です。

さらに先には、朱塗りのお堂が池に映える弁天堂があり、ヤマザクラが点在していて、お堂と緑の苔、桜が池にの水面に映り風情があります。

弁天堂の先は下醍醐と呼ばれていて、山上の開山堂に続く道になります。

総門から片道1時間半かかりますが、山上から見る醍醐寺に咲き誇る桜の全景を見ることができ、その大パノラマは壮大です!

毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列(ほうたいこうはなみぎょうれつ)」が開催され、終日境内は賑わいます。

豊太閤花見行列では安土桃山時代の装束を身に着け、豊臣秀吉・福島正則・京極高次・義演僧正・北政所・淀殿などに扮した約200人が境内を練り歩きます。

また特設舞台が設置され、雅楽なども奉納されます。

醍醐寺豊太閤花見行列2022の開催日・時間

開催日・時間: 2022年(令和4年)4月10日(日曜日)13:00~15:00

醍醐寺の桜の2022年のライトアップ「春の特別拝観」は?

醍醐寺の桜

春の夜間拝観 醍醐寺桜ライトアップ2022 

醍醐寺桜ライトアップ2022は、人数限定・事前予約優先で行われます

ライトアップ日程: 2022年3月19日~25日・3月27日~4月4日 

3月19日(土曜日)~25日(金曜日): 三宝院の夜間拝観、夜の太閤しだれ桜と庭園をお楽しみいただきます。

3月27日(日曜日)~4月4日(月曜日): 醍醐寺霊宝館庭園、しだれ桜の後は八重桜も咲きます。

時間は18:00入場(150名限定・事前予約優先)、18:30入場(150名限定・事前予約優先)、19:00入場(150名限定・事前予約優先)です。

19:30受付終了、20:00拝観終了です。 

当日の申し込みもできますが、人数制限をしながら入場となり、事前予約者が優先されます。

詳細、事前申し込みはこちらからになります。

醍醐寺の桜の2022年見頃時期や開花状況は?

醍醐寺の桜

醍醐寺の桜の例年の見頃は、3月下旬~4月上旬になります。

醍醐寺の桜は様々な種類があり、3週間かけて咲くため、長期間桜を楽しむことができます。

醍醐寺の桜のハイライト、入り口の桜のトンネルや霊宝館、三宝院は、4月の1週目くらい例年見頃となり、醍醐寺が一番華やかになります。

もちろん、醍醐寺の桜の見頃時期は、その年の気候状況や天候により前後します。

天気予報情報サイトによれば、2022年の醍醐寺の桜の開花状況は、開花予想日は3月24日、五分咲きは3月28日、満開は4月1日、桜吹雪は4月8日の予測となっています。

醍醐寺の桜の場所やアクセスや駐車場は?

醍醐寺の桜

住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22

電話番号:075-571-0002

豊太閤花見行列(桜祭り):2020年4月12日(日)(毎年第2日曜日に開催)

拝観時間: 三宝院・伽藍・霊宝館9:00~16:30、上醍醐9:00~15:00(※季節により変動あり)

拝観料: 

三宝院庭園・伽藍共通券 春期(3月20日~GW)大人1500円・中高生1000円、通常期(春期以外)大人1000円・中高生700円、上醍醐入山料大人600円・中高生400円。

アクセス:

電車でのアクセス

地下鉄醍醐駅下車後徒歩10分です。

車でのアクセス

名神高速道路京都東ICから国道1号を経由し、府道35号を宇治方面へ車で5km。

駐車場

駐車場あり(100台)。1000円、大型 9台 2000円。

まとめ:醍醐寺の桜の2022年ライトアップや見頃や開花状況やは?アクセスや駐車場は?

ここでは、京都の醍醐寺の魅力や見どころ、2022年の豊太閤花見行列やライトアップ情報、2022年見頃時期や開花状況、アクセスや駐車場について紹介しました。

醍醐寺の桜は見どころが多いので、ぜひ京都の春を昼夜お楽しみください!

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