
青森県五所川原市の芦野公園では、桜の開花・見頃時期になると、「走れメロス号」が桜のトンネルをひた走り、例年金木桜まつりが開催されます。ここでは、芦野公園の桜の見どころ、「走れメロス号」が走る桜のトンネル、2022年の金木桜まつりの開催有無、2022見頃時期や開花状況、駐車場やアクセスについて紹介します。
目次
桜に包まれる太宰治ゆかりの 「芦野公園」の見どころは?

青森県五所川原市にある「芦野(あしの)公園」は、広い水辺と散策路が続く自然豊かな美しい公園です。
春は花火大会や夜桜ライトアップも行う「金木桜まつり」、夏はキャンプやバーベキュー、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景が人気です。
駅舎とねこと津軽鉄道(21.4.26)
— ちあきんさん (@chiakin_san) April 26, 2021
でも犬派#津軽鉄道 #芦野公園駅 #芦野公園 #津鉄 #桜 #さくら #青森 #α7iii #ファインダー越しの私の世界 #キリトリセカイ #写真好きな人と繋がりがたい pic.twitter.com/voSf07mUWN
芦野公園は、この町に生まれ育った作家・太宰治が幼少のころよくここで遊んでいたことから、文学ファンの中では「一度は訪れたい場所」と言われています。
芦野公園の桜は、日本さくらの名所100選にも選ばれているそうです。
桜の名所がたくさん。
— y a n a . (@hyu04koi02ara4) April 29, 2018
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約80ヘクタールの園内には、太宰治文学碑や太宰治像、津軽三味線発祥の地碑などがあり、園内を通る津軽鉄道、昔ながらの小さな駅舎など、多くの見どころがあります。

芦野公園内はソメイヨシノが中心ですが、北海道松前から移入された里桜など、約1,500本の桜と、約1,800本の黒松の老木が芦野湖畔に広がります。
弘前と合わせて訪れたのは五所川原の芦野公園。
— あげいし (@SIG_E135) May 4, 2021
ここも桜の名所ですね。#写真で伝えたい私の世界 #写真好きな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繫がりたい#キリトリセカイ#桜 #サクラ #さくら #桜2021#芦野公園 #五所川原 #青森県 pic.twitter.com/RA6hEwAGK0
湖面に、見事な桜と松の木のコントラストを見せています。
公園内には「だざい橋」という橋もあり、作品の構想を練るのに太宰治が歩いた場所とされています。

およそ100haの広さをもつ公園です。
雪深く、そして長い冬が終わると、「藤枝ため池」周辺を中心とした公園内にあるソメイヨシノ、サトザクラ、シダレザクラなど約1500本以上の桜がいっせいに花開き、見る人を圧倒するほどの美しさです。

芦野湖沿いの散策路から、桜ごしに観る水辺の光景は、静けさと穏やかさに満ちています。

『芦野公園内を鉄道が横断する』という全国でも珍しい光景を見ることができ、もちろん実際に乗ることもできます。

芦野公園駅付近の線路を覆うように桜のトンネルが広がり、その下をくぐる津軽鉄道との景観はあまりに有名です。
桜トンネル
— 🌻あきがみ~ん 📸🌄写真垢 鉄道・風景・日の出写真家、ポトレ勉強中じじい (@akigameen) March 4, 2022
青森県のまんぼう延長で雪景色の津軽鉄道は諦めました。💦
代わりに芦野公園の桜に賭けます。さて1日だけホテルを確保できましたが、開花と合うか🤣今年は読めない💦#津軽鉄道 #芦野公園 #桜 #鉄道写真 #写真 #写真撮るのが好きな人と繋がりたい #写真撮るのが好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/z8D8DFEiDJ
芦野公園の桜のトンネルを突き進む「走れメロス号」の絶景とは?

「日本さくら名所100選」の芦野公園は、湖畔に広がる景勝地です。
太宰治が少年の頃よく遊んだ場所でもあります。また、満開の桜のトンネルを走り抜ける津軽鉄道「走れメロス号」は必見です。
芦野公園。
— Taka (@tk___wk) May 6, 2019
桜のトンネルを駆け抜けていくメロス号。#青森 #芦野公園 #桜 #蹴上インクライン pic.twitter.com/DPsL1Ebq4M
桜まつり期間中以外は、無人駅となっている「芦野公園駅」。
『桜の駅』#桜 #芦野公園 #駅 pic.twitter.com/P0RB8T4cXR
— 徒花 (@adabana0925) April 29, 2021
実は、太宰治の小説「津軽」にも登場したこともある場所です。
桜トンネルを抜けてメロスが築堤を下って行く
— 🌻あきがみ~ん 📸🌄写真垢 鉄道・風景・日の出写真家、ポトレ勉強中じじい (@akigameen) March 9, 2022
芦野公園の踏切を抜けると暫く築堤が続く
僅かな距離の鉄路でもいろいろな風景に出会うことができる、そんな津軽鉄道が好きです。
縦アングルですポチ宜しく#津軽鉄道 #芦野公園 #桜 #桜トンネル #春爛漫 #鉄道写真 #津軽鉄道応援 #写真 pic.twitter.com/lKKusewqgw
周囲を豊かな緑に囲まれた駅のホームは、在りし日の面影をそのままに残した味のある趣で、どこか哀愁も感じられます。

訪れたゴールデンウィーク時期の芦野公園は、桜吹雪の真っただ中。園内を通る津軽鉄道の列車が桜のトンネルをくぐる瞬間を見ようと、多くの観光客が訪れていました。

普段は無人の芦野公園駅のプラットホームに、桜開花期間中は人が配置されています。
踏切には遮断機が無く、事故防止のため、列車が来る時間になるとロープを張って立ち入り禁止にします 。

線路の上には両側から覆うように咲く桜のトンネルがあり、鉄道と桜のレトロ感あふれるノスタルジックな雰囲気はまさに絶景です。

「走れメロス号」が駅に近づくと、観光客らが一斉に車内外からカメラやスマートフォンを向けます。

郷愁を誘う懐かしい車両と桜のトンネルが、桜吹雪とあいまって、日本の春を最高に演出します。


金木桜まつりの雰囲気は?2022年の桜祭りの開催は?

太宰治の小説『津軽』にも登場する津軽鉄道芦野公園駅は、金木桜まつりの期間だけ駅員さんが派遣され「走れメロス号」をはじめとするレトロな客車が走り、鉄道ファンを魅了します。
期間中は小中学校の相撲大会や囲碁大会、グラウンドゴルフ大会などの様々な催しが行われます。
金木桜まつり花火大会では、満開の夜桜越しに花火を見上げることができます。

多くの露店が色とりどりに軒をならべ、桜祭まつりを賑やかに彩っています。
桜まつりの頃には公園内で、津軽三味線をはじめ、地域の民俗芸能などのステージでのショーや花火大会も開催され、夜間のライトアップも行われます。
お祭りの賑わいとざわめきを遠くに感じながら、静かな湖畔でゆっくりと桜を楽しむのもいいかもしれません。

芝生広場では、桜の絨毯で敷き詰められた贅沢なグランド上で、親子が野球を楽しんでいました。

雪のように降る桜吹雪を浴びながら、春の暖かな日差しを受け、なんともいえないのどかな春の風景です。
実行委員会は、2021年の「金木桜まつり」について、2021年4月29日~5月5日の日程で開催することを発表しました。
2020年は、新型コロナの影響を受けて中止していますので、2年ぶりの開催となります。
2021年は、新型コロナの感染を防ぐため、来場客の密集が予想されるステージイベントや花火大会、ボートの貸し出しは実施しないこととなりました。
今年は自粛です😭#青森県#五所川原市#芦野公園#走れメロス#電車#桜#桜電車#風景#landscape#photography#写真#ファインダー越しの私の世界ᅠ #カメラマンのモラル#カメラマンのマナー pic.twitter.com/7qCdoqGkTu
— tsuka-p (@tsukapoison) April 28, 2020
なお、2022年は、青森県五所川原市の金木桜まつり実行委員会が、芦野公園で4月29日から5月5日に開催予定だった桜まつりを中止すると発表しました。
ステージショーや花火大会などのイベントは取りやめ、露店も出店いたしません。
園内の散策や、駐車場の利用は通常通り可能となっており、芦野公園は開放予定されますので、桜の鑑賞は可能ですよ!
芦野公園の桜の2022年見頃時期や開花状況は?

芦野公園の桜の例年の開花は4月中旬~下旬で、見頃は 4月下旬~5月上旬です。
たなおです。
— 津軽半島観光アテンダント(公式) (@tsugaruhantoat) April 20, 2021
芦野公園の桜開花状況です。
満開に青空!最高です!
強風に負けるな〜!#芦野公園駅 #芦野公園 #津軽鉄道 #桜 #津軽半島観光アテンダント pic.twitter.com/O3gZa2mQXx
桜の種類は、ソメイヨシノ、シダレザクラ、サトザクラです。
例年は、ゴールデンウィークの期間中が最も見応えのある時期になります。
もちろん、桜の開花の時期は、桜は天候条件により、開花や見頃の時期が変動します。
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— あげいし (@SIG_E135) May 4, 2021
2021年の芦野公園の桜の見頃は、暖冬の影響もあり、早まる傾向にあります。
2021年の芦野公園の桜の見頃は、4月下旬と予測します。
2021年4月22日、五所川原市の芦野公園の桜は満開になりました!
多分今季最後の桜。#芦野公園 #桜 #魔境写真部 pic.twitter.com/pWgy4p1Fkw
— ∀石油王†あふりか†U・x・Uゞ (@africa_sphynx) May 3, 2021
天気予報情報サイトによれば、芦野公園の桜の開花予想は、開花が4月22日、五分咲きは4月25日、満開は4月27日、桜吹雪は5月5日の予測となっています。
2022年の芦野公園の桜の開花状況は、引き続き更新していきます。
芦野公園の金木桜祭りのアクセスや駐車場は?

芦野公園
所在地: 五所川原市金木町芦野
開園時間: 終日開放
定休日: なし
電話番号: 0173-52-2611
電車でのアクセス
1. 津軽鉄道「芦野公園駅」より徒歩すぐ
2. JR「五所川原駅」より徒歩約25分
車でのアクセス
1.津軽道「五所川原北IC」より国道339号を金木町方面へ約10km約20分
2.東北道「浪岡IC」より国道339号経由で約30km約50分
駐車場について
芦野公園には駐車場があります。
350台収容可能な駐車場で、普段は満車になってしまうことは少ないです。
ただし例年は、「金木桜まつり」の期間のみ、この駐車場が有料になります。
例年の「金木桜まつり」期間中の駐車場の金額は、800円/1回(普通車)、1500円/1回(マイクロバス)、2500円/1回(大型バス)です。
しかし、2021年の「金木桜まつり」のみ、例年有料になる駐車場が、無料になるそうです。

まとめ:芦野公園の桜まつりの2021年の見頃や開花は?駐車場やアクセスは?
ここでは、芦野公園の桜の見頃や桜のトンネル、2021年金木桜まつりの開催、駐車場やアクセスについて紹介します。
ぜひ参考にしていただき、芦野公園の桜のトンネルの風情をご堪能してください!