
栃木県益子市で春、秋の年2回開催されている益子陶器市は、多くの人気作家が出店し、駐車場や宿泊も混雑し、バスツアーも人気です。ここでは、益子陶器市2022の魅力や見どころ、駐車場やアクセス、バスツアー、見どころや魅力スポットを紹介します。
目次
「益子陶器市」益子で守り続ける101回目の陶器市の見どころは?人気作家の作品を入手するには?

益子陶器市の始まりは1966年で、春、秋の年2回開催されている陶器市です。
窯出ました。色んなタイプの盛り鉢です。
— 藤本左近 (@R0CoeTUsNKVr3g2) April 19, 2022
#盛り鉢
#展示会作品
#益子焼
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販売店約50店舗の他約550のテントが立ち並んでいて、伝統的な益子焼から、モダンタイプのカップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます。
B品大放出!陶器市の準備です💪
— 大嶋哲郎 (@techugorou) April 19, 2022
なかなか陶器市でしかB品出せないので😅いっぱいあるよー✌#工房哲 #大嶋哲郎 #kouboutetsu #陶器 #磁器 #ceramic #pottery #益子陶器市 pic.twitter.com/IBNcHMsbvY
徒歩で気軽に移動できる範囲の大通り沿いにお店が集まる益子は、陶器市になると町全体がお祭りムードとなります。

益子町内の販売店約50店舗に加えて、約500もの陶芸作家や窯元の職人たちによる出店があります。
お疲れ様です。焼酎カップ、楕円鉢、BOWLを仕上げました。
— 藤本左近 (@R0CoeTUsNKVr3g2) April 18, 2022
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益子陶器市では、伝統的な益子焼から、モダンなカップや皿などの日用品、美術品まで販売されるものはさまざまです。

益子陶器市は広い範囲で開催されていますが、「城内坂通り」がメインの通りです。
道路の両脇には1kmほど陶器市のテントが並び、個人の人気作家や陶芸体験ができる大きな店舗の商品まで様々です。

また、雑貨や花、特産品、農産物や飲食物の販売も行われ、一日いても時間が足りないくらいの益子の一大イベントです。
益子周辺は、洗練された感度の高いレストランやカフェも多いので、陶器市の会場から一歩踏み出してみてください。
今日は涼しさを求めて
— かっちゃん︎︎🌱 (@AIM_0306) April 10, 2022
古民家カフェdeでランチ☕#カフェレストラン益子の茶屋#益子陶器市 pic.twitter.com/TPgyqt1pKl
陶器市の雑踏から抜け出し、益子の自然を楽しみながらゆっくりした時間を過ごすことも可能です。

江戸から続く紺屋の藍染 「日下田(ひげた)藍染工房」

多くの陶器のテントを巡る途中にて、以前から訪問したかった日下田藍染工房を訪れました。
益子で、藍染の工場を見ることが出来ました。
— 梅干小僧 (@umeboshi634) January 25, 2022
土間に染料の入った穴がたくさんあり、そのいくつかは中が見えました。屋外では染めた製品が天日干しされていました。ジーンズみたい色ですね。#藍染 #藍染め #染め物 #日下田藍染工房 #益子 #益子町 #栃木県 pic.twitter.com/N6UVeVOlGi
陶器市に合わせて藍染や益子木綿の商品が展示販売されていました。
日下田家は、江戸時代寛政年間(1789〜1800)創業の紺屋で、藍甕が72個あります。

さわやかな5月の風に、歴史を感じる藍染や草木染めの美しい生地が軽やかに揺れ、一服の清涼感を味わうことができます。

関東最大の登り釜「古釜いわした」

「古釜いわした」は、創業慶応弐年の古い窯元で、関東最大の登り窯を見学することができます。
益子で最古の登り窯、もうひとつは関東で最大のもので、どちらも町指定の文化財です。
震災でかなり壊れてしまい、以前からお願いしていた釜を直す職人さんが廃業してしまって、修復に難儀しました。
その後、なんとか職人さんを見つけ、ボランティアの方々の支えもあり無事修復完了できたとのことです。

陶芸の里益子のシンボルともいえる迫力ある登り窯!
先人から続く器に込めている作家の想いや熱意、火や土の匂いなど自然との深い関わりを改めて感じることができます。

伝統とモダンをつなぐ古民家と石蔵 「陶庫」

城内坂通りの「陶庫」は、古民家と石蔵のギャラリー自体も見どころのひとつ!
当時の石蔵の部分をそのまま使った天井や梁等々、その美しさは目を見張ります。

それぞれのスペースに、伝統的な益子焼からモダンな工芸品が並べられています。
以前から気になっていたお店。器を選んでいると時間を忘れる。悩んだ末フリーボウルを購入☺︎#益子#益子焼き#陶庫 pic.twitter.com/vri7Jt4CS4
— kokia (@13Kokia) September 5, 2021
オリジナルの製品が多く、ここでしか買えない器ばかり!
畳のギャラリースペースは、肥料商時代の店舗部分で、個展や展覧会などに使われています。
畳やアンティークな家具と陶器のマッチングは、懐かしさと和スペースならでの深みを感じさせてくれます。

木も大谷石も器も器を彩る釉薬も、すべて自然の恵みから生まれたものです。
自然素材から丹精込めてつくられた作品に触れると、心が落ち着き、ライフスタイルの基軸にしたいものを改めて実感することができます。
人気作家が集結する路地裏の陶器の楽園「路地裏テント」

ちょっと離れた場所にある「路地裏テント」には、人気作家さんの作品があります。
11月1日から5日は栃木県益子町「秋の益子陶器市」に出店いたします。出店場所は益子町内城内坂沿い特設テント村「路地裏テント」に出店しています。新作なども沢山持って来ました。是非お立ち寄りください🤗#益子陶器市 #路地裏テント pic.twitter.com/NLG894e2fE
— 村山大介陶芸研究所より (@mura_c_labo) October 31, 2019
お気に入りの作家さんのテントに早朝から人が集まり、個性的な作品が飛ぶように売れていきます。

スワッグを売っているセンスの良い花屋さんもありました。
スワッグというのは、壁飾りの事で、この花屋さんのブーケは、花瓶に生ける花束ではなく、そのまま壁に飾って、自然にドライフラワーになるまで楽しめるような花材が使われています。

多くの人で賑わい熱気溢れる会場に、フレッシュな彩りと癒しを与えてくれます。
陶器市に訪れる人々は、スワッグやブーケを手に華やかな気分になったり、淹れたての珈琲をテントのカウンターでいただくこともできます。
陶器巡りに疲れたら、ひととき癒しのひと時をお過ごしください。

益子陶器市で人気作家の陶器をゲットするには?

日本全国はもとより、海外からの来訪者も多く見られ、益子焼の注目度の高さがうかがえます。
人気作家ともなると、早朝から整理券を求めて大行列ができるほどです。
人気作家さんの作品が欲しい場合は、間違いなく初日がおすすめです。
最近ではSNSを駆使して、あらかじめリサーチしておいてから陶器市に臨むケースも多いようで、ときには人気作品の争奪戦となる場合もあります。

人気作家さんの器は、前半で完売して後半はいないこともので、早朝(開場前)か前泊して、お気に入りの作品をゲットしてください!
開場はたいてい午前9時ですが、人気作家や人気窯元のケースでは、午前7時頃からお客さんが並んでいたりします。
手作りの製品は同じものが二つとはないのですから、気合を入れて貴重な器との出会いに臨みましょう!
陶器が好きな方には、茨城県の笠間芸術の森公園で、毎年GWに行われる「笠間の陶炎祭(ひまつり)」という大陶器市もとってもおススメです♪
「笠間の陶炎祭(ひまつり)2022の駐車場や混雑状況は?入場料や日程や見どころは? 」
益子陶器市2022春の開催日程や時間は?

「第103回益子春の陶器市」
2022年の「益子春の陶器市」が、城内坂・道祖土(さやど)地区をメイン会場に益子町内各所で、2022年4月29日(金・祝)~5月8日(日)までの10日間の会期で3年ぶりに開催されます。
新型コロナウイルスの感染予防対策なども万全にして行われるそうです。
2022年 春 益子陶器市
開催期間: 2022年4月29日(金・祝)~5月8日(日)
開催時間: 9:00~17:00(店舗によって異なります)
開催場所: 益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
オンライン陶器市は2月に開催されていたようで、ゴールデンウイークはリアルのみです。
※開催前、開催期間中でも「緊急事態宣言」等が発令された場合には、開催を中止にする場合もあるそうです。
益子陶器市のアクセス(行き方)や駐車場は?

住所: 栃木県芳賀郡益子町大字益子
電話: 益子町観光協会(0285-70-1120)
アクセス
益子陶器市はスケールが大きいので、全体を1日で歩いて回ろうとすると本当に疲れます。
おすすめしたい巡り方は、日帰りの場合は、まずは重い荷物は観光案内所に預け、会場を巡回するバスを利用するという事です。
料金は1回100円で、運行間隔も短いのでおすすめです!
アクセス
電車でのアクセス
東京方面から行く場合、いくつかルートがありますが、JR水戸線の「下館」駅で乗り換え、真岡鐵道(もおかてつどう)で益子駅に行くことになります。
約2時間~3時間程度かかります。
駅から歩く場合、益子駅でレンタルサイクルもあるので、利用してみください。
その他、JR宇都宮駅から、東野バス「益子駅行き」に乗車し、陶芸メッセで下車してください。
車でのアクセス
北関東自動車道「真岡IC」より国道294号か121号経由で約30分、「桜川筑西IC」より国道41号経由で約20分です。
会場が広いので、カーナビに入れるなら益子焼窯元共販センターがおすすめです。
バスでのアクセス
茨城交通では、秋葉原駅発の期間限定往復高速バスの「関東やきものライナー(秋葉原駅⇔益子駅)」が運行しています。
高速バスなので途中トイレ休憩もあり、約2時間30分程度です。
近年、陶器市期間中は、座席の予約制を行っておらず先着順での座席定員制です。
期間中は、行きも帰りも臨時便にて増発しています。
また、期間中のみ陶器市会場入口(降車専用バス停)を設けているそうです。
駐車場
益子陶器市に車で訪れる方にとって最大の駐車場が、益子焼共販センターの駐車場で、まずはこちらを狙ってください!
ただし、イベントの人気とともに満車になる時間が早まっていて、朝7時頃に満車になるケースもでてきています。
『益子の陶器市』今年は三年ぶり?に開催するみたい。
— まろん (@h4tQStp5FTkW1MH) April 14, 2022
コロ前は毎年行ってたから。嬉しい~✨
近い地域に住んでるので開催時間の一時間前に着くように行って、早々に帰ります。車が物凄~く混むから🌿#益子陶器市
2022年「益子春の陶器市」の開催について https://t.co/11SY0A2Lk2 @OideyoTochigiから
次に狙う駐車場は、つかもと本店駐車場(約300台)でしょう。
会場エリア内の駐車場は、アクセスが良い場所は有料(500円)です。
無料のところもありますが、駐車場から陶器市の中心への距離が遠くなります。
陶器の持ち運びを考えると、近くの有料駐車場の方が断然便利です。
益子陶器市の周辺有料駐車場
共販センター第2駐車場(約500台)
共販センター第3駐車場(約450台)
共販センター第4駐車場(約120台)
つかもと広場駐車場(約350台)
その他無料駐車場は、町民会館駐車場、益子中学校駐車場、益子町役場(休日のみ)、益子町商工会(休日のみ)、益子駅西臨時駐車場(約100台・バス発着所)等があります。
益子駅周辺駐車場(約40台、約40台・休日のみ)
益子陶器市のバスツアーや宿泊予約は?

益子陶器市は、様々な便利で魅力的バスツアーがあります。
その中でもおすすめは、以下のバスツアーです!
前泊をして人気作家の作品を手に入れたい方や1泊して2日間益子陶器市を楽しみたい方は、宿を確保することをおすすめします!
益子周辺で宿を取りたい場合は、2~3か月ほど前から埋まってしまう傾向にあります。
その場合は、益子に近い真岡エリアか、宇都宮エリアも検討してみください。
真岡エリアのホテルは、益子陶器市まで30分程度で、飲食店も充実しています。
宇都宮エリアは、益子陶器市まで1時間程度かかりますが、宇都宮餃子を食べたり観光充実しますよ!
まとめ:益子陶器市2022春の駐車場やアクセスや日程は?バスツアーや宿泊予約は?
ここでは、益子陶器市2022の魅力や見どころ、駐車場やアクセス、バスツアー、見どころや魅力スポットを紹介しました。
駐車場も満車になることも多いので、ぜひバスツアーや宿泊もご検討ください!