
宮城県栗原市の伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター付近では、夏になると、極楽浄土のような、幻想的な蓮(ハス)の花が咲き誇り、多くの人々を魅了しています。ここでは、伊豆沼・内沼のハスの2022年見頃や開花状況、2022年のハス祭りの開催期間や内容、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
伊豆沼・内沼(宮城県栗原市)の2022年ハス祭りの開催や内容は?遊覧船で蓮観賞?

宮城県北部、岩手県よりの栗原市(くりはらし)と登米市(とめし)のちょうど境にある「伊豆沼」と「内沼」は、渡り鳥の越冬地としては日本最大級を誇る、低地湖沼です。
約387ヘクタール、東京ドーム83個分の広さを誇り、海抜6m、最大水深1.6mと東北地方最大の面積を誇る湖沼です。

冬季でも日最高気温が4℃を超え、湖面が凍結しないので、白鳥やマガンなど、多種多様な水鳥が越冬のためにこの沼に訪れ、特に白鳥の飛来を見に来る人も多い、人気スポットです。
伊豆沼の白鳥達です。
— sanko hironzai (@sanko_hironzai) January 13, 2019
近くで見ると大きいですね。#伊豆沼 #白鳥 pic.twitter.com/lMNJTyye4t
約387ヘクタールといっても、なかなか広さの見当がつきませんが、ちなみに、東京ディズニーランドの面積は、51ヘクタールなので、とにかくとてつもなく大きいということはイメージできますね!
「伊豆沼・内沼」は、ラムサール条約に登録されています。
ラムサール条約とは、湿地に関する条約で、正式名称は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」で、採択の地にちなみ、一般に「ラムサール条約」と呼ばれています。
マガン#伊豆沼 pic.twitter.com/lWdbMpCxd4
— かるがも (@KarugamoPhoto) December 5, 2020
2021年7月現在、日本でラムサール条約に登録されている湿地は、約50か所あり、宮城県内では「蕪栗沼(かぶくりぬま)」「化女沼(けじょぬま)」「志津川湾(しづがわわん)」の3か所です。
冬の白鳥など、渡り鳥の飛来で有名な伊豆沼・内沼なのですが、訪れるのに、もうひとつのおススメの季節は「夏」です。
夏になると、伊豆沼・内沼の湖面は、水が見えないくらい、ハス(蓮)の花で一面覆われます。

穏やかな水面に、見渡す限り、ピンク色の可憐なハス(蓮)が、びっしりと咲き誇る光景は、まさに極楽浄土をイメージさせる、美しく壮観な絶景です。
陸地からハスの花を観賞するのも素晴らしいのですが、おススメは、「船上からの鑑賞」です。

ハスの開花シーズンになると「伊豆沼・内沼ハス祭り」が開催され、期間中は小型の遊覧船が出ます。
ハスはまた来年#伊豆沼 #ハス祭り # pic.twitter.com/TPtarn8X8r
— 🍫taku🍫 (@chokosuke7) August 23, 2020
実際に船に乗ってみると、想像していたよりずっと視点が低くなり、ハスの花との距離がぐっと近くなり、なんだか蓮に向かって拝みたくなります!

船はゆっくりとした速度で進むので、ハスの花をじっくり、ゆっくり鑑賞できます。
お盆休み中に行ってきた伊豆沼最高でした🤤
— ローレン (@rolen_D750) August 16, 2018
ちょうど見頃でたくさん咲いていてとても綺麗でした
伊豆沼のハス祭りが好きで毎年来てます😆
パノラマもあるのでクリックして見てみて下さい#伊豆沼#ファインダー越しの私の世界 #写真好きな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繋がりたい pic.twitter.com/27E23GXxte
間近で見ると、ハスの花の大きさにびっくりしますよ!
運航時間は25分ほど(コースは沼の状況により異なる場合あり)。
蓮の花は、早朝に咲いて、昼過ぎには閉じる習性があるので、伊豆沼・内沼のハス鑑賞、船上鑑賞は、午前中がオススメです。
明日、平成30年7月21日(土)から
— garigarikun (@8Dyy1U4zOmNR9zS) July 20, 2018
伊豆沼・内沼はすまつりが開幕いたします。(まつりは8月31日まで)
まるで極楽浄土!
この素晴らしい風景をご覧に
ぜひ!
宮城県栗原市・登米市にお越しください。#はすまつり #内沼 #伊豆沼 #宮城県 #栗原市 #登米市 #行くぜ東北 #夏の東北インスタキャンペーン pic.twitter.com/Fnt56DkAAI
伊豆沼・内沼はすまつり
盆なので、極楽浄土に来ています✨蜷川ワールドを想像し過ぎた#はすまつり#伊豆沼#蜷川幸雄#ギリシャ悲劇#マクベス pic.twitter.com/Azu39KZ3ho
— 犾守勇(いずもりいさむ) (@nagorakuiko) August 13, 2020
2022年のはすまつりは、7月23日(土)からを予定していたそうですが、延期になります。
豪雨の影響で、乗り場まで浸水しており水位が下がらなければ遊覧船が運航できない状況となっているそうです。
2022年度の遊覧船の運航については、水位が下がり、運航の安全確認が取れ次第、開始となるそうです。
以下は、2021年の記事となります。
開催期間:2021年7月25日(日)~8月22日(日)まで
船の運航時間:※天候により早期終了もあり。
伊豆沼(①若柳会場:宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(鳥館)付近)8:00~16:00(予定)
内沼(②築館会場:栗原市サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)付近) 7:30~15:00(予定)
遊覧船料金:大人(中学生以上)700円、子供400円(①②ともに同じ)
遊覧船受付場所:
①若柳会場(宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(鳥館)付近)
②築館会場(サンクチュアリセンターつきだて館付近)
伊豆沼・内沼の遊覧船は、朝7:30と8:00から乗ることができますので、できるだけ早い時間、夏の涼やかな空気のなか、全開している美しい蓮の絶景を見に、是非おでかけください!
伊豆沼・内沼(宮城県栗原市)の蓮(ハス)の2022年開花状況や見頃は?

伊豆沼・内沼のハスの見頃は、例年、伊豆沼・内沼はすまつりが行われる7月下旬~8月下旬です。
一番の見頃は、8月上旬~下旬の早朝です。

2022年7月22日現在、伊豆沼・内沼のはすの見頃まではもう少し時間がかかりそうです。
伊豆沼・内沼のハスは、8月下旬までは楽しめるそうです!
伊豆沼・内沼(宮城県栗原市)のアクセスや駐車場は?

伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
住所:宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17番地の2
電話:0228-33-2216
開館時間:午前9時~午後4時30分
休館日:毎週月曜日及び祝日の翌日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は、その翌日)
年末(12月29日~12月31日)
アクセス
車でのアクセス
最寄りのI.Cから
仙台方面……東北自動車道 築館I.Cから約15分
岩手県方面……東北自動車道 若柳金谷I.Cから約20分
みやぎ県北幹線道路を利用……伊豆沼I.Cから約3分
・最寄りの駅から
JR東北新幹線「くりこま高原駅」から車(タクシー)で約10分
JR東北本線「新田駅」から車(タクシー)で約8分
駐車場:無料/100台
※栗原市サンクチュアリセンター(昆虫館)にも、無料駐車場35台分があります。

まとめ:伊豆沼・内沼ハスまつりの2022年開花状況や見頃は?アクセスや駐車場は?
ここでは、伊豆沼・内沼のハスの2021年見頃や開花状況、2021年のハス祭りの開催期間や内容、アクセスや駐車場について紹介しました。
心が穏やかになる、ピンクの蓮の花の優雅な風景をぜひお楽しみください!