五山送り火2022の護摩木受付や点火時間は?見える場所や観賞スポットは?
京都五山送り火

京都五山の送り火が2022年通常開催となり、護摩木受付や点火時間、見える場所やスポット等気になりますよね。ここでは、京都五山送り火の歴史や見どころ、大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形の文字の場所、2022年開催日程や点火時間、護摩木受付場所、見える場所や観賞スポット、生中継(テレビ放送)などについて紹介します。

京都五山送り火の歴史や見どころは?大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形の文字の場所は?

京都五山送り火

夏の夜空にくっきりと浮かび上がる、「五山送り火(ござんのおくりび)」は、葵祭・祇園祭・時代祭とともに京都四大行事の一つとされ、京都の夏を彩る伝統行事としてよく知られた京都の夏の風物詩です。

大文字焼き」と聞けば、山に「大」の文字が炎で浮かび上がるのを見たことがあるのではないでしょうか。

毎年8月16日に行われ、「大文字焼き」「大文字の送り火」という呼び方で全国に広く知られていますが、正式には『五山送り火』といいます。

送り火とは、お盆の最後を締める伝統ある行事で、現世に迎えた祖霊(それい)を送り火によって死後の世界に送るという意味があります。

送り火は、室町時代以降になってから広く庶民に浸透するようになったと言われています。

京都五山送り火の歴史はいつから始まるようになったかの説がバラバラになっています。

平安時代初期に弘法大師(こうぼうだいし)や空海(くうかい)が始めた説鎌倉時代末期に始めた説、室町時代中期に室町幕府8代将軍の足利義政(あしかがよしまさ)が始めた説、江戸時代初期に公家の近衛信伊(このえのぶただ)が始めた説などバラバラです。

当時の記録もないためいつから始まったかは現世での憶測になっています。

送り火の始まりが歴史の記録にあらわれないのは、送り火が仏教、祖霊信仰の宗教的な行事であり、国の行事でもないため記録にしてこなかったと考えられています。

でもこれだけの全国的に有名な伝統行事になったのは、保存会の方々がここまでつなげてきたからですね♪

2022年は3年ぶりにすべての点火が行われるので素晴らしい送り火になるでしょう!

京都の周囲の5つの山「大」「妙法」の文字や、鳥居の形をした「鳥居形」、船の形をした「船形」が炎で浮かび上がり、この送り火は、京都市登録無形民俗文化財にも指定されています。

五山送り火の場所は、それぞれ以下のとおりになります。

五山送り火の場所

◇大文字送り火

京都市左京区如意ケ嶽

◇松ヶ崎妙法送り火

京都市左京区松ヶ崎の西山、東山

◇船形万燈籠送り火

京都市北区西賀茂の妙見山 

◇左大文字送り火

京都市北区大北山の北大字山

◇鳥居形松明送り火

京都市右京区嵯峨鳥居本の仙翁寺山

京都五山送り火2022の開催日や点火時間は?

京都五山送り火

京都五山送り火2022の開催日、点火時間のスケジュールですが、2022年8月16日(火)の20時から20時50分の間まで点火されます。

五山送り火は、20時頃に点火される銀閣寺近くの「大文字」で始まります。

「大文字」が灯されるのは、京都の東側にある東山如意ヶ嶽で、標高が474mあり、規模も最大のため遠い場所からでも見ることができます。

続いて20時5分に「妙法」です。

「妙」と「法」の文字が灯されるのは、松ヶ崎エリアの2つの山(「妙」は西山、「法」は東山)で、同時に点火されます。

京都五山送り火

20時10分に「船形」、20時15分に「左大文字」の順に点火されます。

「船形」が灯されるのは西賀茂の船山で、「左大文字」が灯される大北山(おおきたやま)大文字山は、ふもとには金閣寺があります。

20時20分に最後の「鳥居形」嵯峨鳥居本(さがとりいもと)曼荼羅山(まんだらやま)に火が灯ります。

京都五山送り火2022

開催日時

2022年8月16日(火) 

点火時間】

大文字送り火: 20時から

松ヶ崎妙法送り火: 20時5分から

船形万燈籠送り火: 20時10分から

左大文字送り火: 20時15分から

鳥居形松明送り火: 20時20分から

護摩木志納料金 300円

京都五山送り火2022の護摩木の受付場所は?

京都五山送り火

五山送り火で点火に使われる木を「護摩木」といいます。

送り火の護摩木は、地元の住民以外、観光客でも誰でも、1本300円の志納金を納めて奉納できます。

身体に不調があれば、自分の名前と持病を記した護摩木が送り火で焚かれると、その病気が治るといわれ、厄除けになるとも言われています。

京都五山送り火2022の護摩木の受付場所は以下のとおりです。

保存会ごとにそれぞれ日時が違っています。

感染防止拡大に気を付けてお越しください

京都五山送り火2022の護摩木の受付場所

◇大文字送り火

銀閣寺奥八神社境内保存会の集会場所(大文字山登山口付近)

2022年8月14日(日)12:30~17:00ごろ

2022年8月15日(月) 8:00~17:00ごろ

2022年8月16日(火) 8:00~12:30ごろ

◇松ヶ崎妙法送り火

武與門ビルの入口(地下鉄「松ヶ崎」駅東出口西側)

2022年8月15日(月)10:00~17:00ごろまで

2022年8月16日(火)10:00~13:00ごろまで

◇船形万燈籠送り火

西方寺駐車場

2022年8月3日(水)~2022年8月15日(月)8:00~16:00ごろまで

※2022年8月4日(木)は受付をしていません

2022年8月16日(火)8:00~10:00ごろまで

◇左大文字送り火

金閣寺前

2022年8月14日(日)~2022年8月15日(月)9:00~14:00ごろまで

2022年8月16日(火)7:00~14:00ごろまで

※2022年8月16日(火)は受付を法音寺でも行います。

◇鳥居形松明送り火

京都市右京区嵯峨鳥居本小阪町 府道50号線 八体地蔵付近

2022年8月13日(日)~2022年8月16日(火)9:00~14:00ごろまで

京都五山送り火2022の見える場所や観賞スポットは?

京都五山送り火

京都五山送り火2022のおすすめの観賞スポットですが、大文字送り火の定番は出町柳の鴨川デルタ周辺です。

鴨川デルタ

住所:京都府京都市左京区下鴨宮河町

ここは多くの見物客が訪れますので早めに行かれることをおすすめします。

松ヶ崎妙法送り火のおすすめの観賞スポットは、定番のノートルダム女学院近くの北山通です。

ノートルダム女学院近くの北山通

住所:京都府京都市左京区下鴨南野々神町 北山通

法の字を間近で見たい場合は、宝ヶ池のスポーツ広場がおすすめの観賞スポットです。

宝が池公園 少年スポーツ広場

住所:京都府京都市左京区松ケ崎平田町

船形万燈籠送り火のおすすめの観賞スポットの定番は、賀茂街道沿いです。

ベストポジションと言われているのが賀茂川にかかる上賀茂橋や美薗橋です。

左大文字送り火のおすすめスポットは、東大寺通沿いの平野神社やカトリック衣笠教会です。

他にも、金閣寺周辺からも至近距離から送り火を楽しむことが出来ます。

鳥居形松明送り火のおすすめスポットは定番は嵐山の渡月橋ですが、あまりにもメジャーな場所のため早めに場所取りをされることをおすすめします。

これ以外にも京都送り火をすべて鑑賞出来る場所として京都駅ビル空中経路や京都タワー、将軍塚などが人気になりますが、どの場所も事前の予約が必要になっていますので事前準備が必要になりますね。

3年ぶりにすべての点火の送り火を出来るだけいい場所を確保し、鑑賞を楽しみたいですね!

どこで点火の送り火を見るにしても!

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京都五山送り火2022年の生中継(テレビ放送)は?

京都五山送り火

2022年8月16日(火)の夜7時3分から8時53分までBS11で生中継で放送されます。

事情により現地で観れない方にとっては朗報ですね♪出演者は佛教大学歴史学部教授の八木透さん、女優の森口瑤子さんです。

3年ぶりに全面点火がなされる京都五山送り火をぜひ生中継のテレビで楽しみましょう!

京都五山送り火2022 生中継!

放送日程: 2022年8月16日(火)

時間:19:03~20:53

チャンネル BSイレブン11

出演者

ゲスト 森口 瑤子(女優)

解説 八木 透(佛教大学歴史学部教授)

司会 遠藤 奈美(KBS京都アナウンサー)

リポーター 相埜 裕樹(KBS京都アナウンサー)、木村 寿伸、久保 恵佳

番組制作著作 KBS京都・BS11

番組公式HPはこちら

まとめ:五山送り火2022の護摩木受付や点火時間は?見える場所や観賞スポットは?

ここでは、京都五山送り火の歴史や見どころ、大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形の文字の場所、2022年開催日程や点火時間、護摩木受付場所、見える場所や観賞スポット、生中継(テレビ放送)などについて紹介しました。

3年ぶりの通常開催となる京都五山送り火を眺めながら、京都のお盆を満喫しましょう!

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