奥入瀬渓流の紅葉の2022年見頃時期や現在は?交通規制や混雑や服装は?
奥入瀬渓流の紅葉

青森県の奥入瀬渓流は、紅葉の見頃時期になると、 三乱の流れ、銚子大滝、阿修羅の流れ、雲井の滝等おすすめの紅葉スポットが鮮やかに彩られ、多くの人で混雑します。ここでは、奥入瀬渓流の紅葉の魅力や見どころ、紅葉の見頃時期や2022年現在の状況、アクセス(交通規制等)や混雑状況、おすすめの服装や紅葉ツアーについて紹介します。

奥入瀬渓流の紅葉の魅力や見どころは?滝・渓流・苔と紅葉のコラボレーションとは?

奥入瀬渓流の紅葉

青森県の奥入瀬渓流は、十和田湖から流出する唯一の河川で、焼山から十和田湖の子ノ口までの約14kmの間、千変万化の渓流美と14の滝巡りが楽しめる、四季を通じて美しい景観が見られる、日本でも有数の景勝地です。

十和田湖の紅葉については、以下の記事にまとめています!

「十和田湖の紅葉の2021年見頃時期やライトアップは?遊覧船のアクセスや駐車場は?」

夏の奥入瀬渓流

奥入瀬渓流沿いには、遊歩道が整備されており、数々の名所が点在しています。

車道も近くに走っているので、あまり歩けないという方でも、車、バス、自転車(レンタサイクルもあります)を使って、紅葉散策することができます。

より紅葉を楽しむために、木々の下から上を見上げるように、下流(焼山側)から上流(子の口(ねのくち)側)に向かって登っていくのがおススメです。

奥入瀬渓流の紅葉

焼山から子ノ口まで約14Km、遊歩道を使って、すべてを歩く場合は、約4時間です。

この工程の中で、特におすすめなのが、渓流の美しい中流「石ヶ戸(いしげど)」から、多彩な滝が連続する上流の「子ノ口」間までの約8.9Kmの工程です。

普段歩きなれた、健脚な人なら約2時間50分くらいかかりますが、紅葉を堪能しながら、途中途中で写真撮影をしたり、休憩をとりながら、ゆっくり歩いても約3~4時間のコースです。

ただし、石ヶ戸をスタート地点とすると、見どころの一つ、 「三乱の流れ」は通らないので、工程を戻る必要があります。

三乱の流れは、奥入瀬渓流を代表する流れの一つで、3つの流れが再び合流する美しさと迫力は、少し戻っても一見の価値があります。

石ヶ戸から子ノ口までの散策コースの目玉の一つが、「阿修羅の流れ」です。

阿修羅の流れはテレビCMやポスターにも採用された、奥入瀬渓流で最も有名なビューポイントです。

奥入瀬渓流の紅葉

美しく色づいた紅葉に囲まれ、戦いの神・阿修羅の名前にふさわしく、岩や木々の間を激しく流れる姿は迫力満点です。

次の見どころは、高さ約20mから流れるダイナミックさが人気の「雲井の滝」です。

うっそうとした森林にかこまれた断崖から、三段になって落下するこの雲井の滝は、水量も豊かで渓流沿いにある滝のなかでも、見ごたえのある滝のひとつです。

「雲井の滝」から進んでいくと、終盤の子ノ口エリアに入ります。

このエリア最大のビューポイントは、幅20m、高さ7mを誇る「銚子(ちょうし)大滝」です。

奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流の本流にある唯一の滝で、水音高らかに水しぶきをあげる堂々たる滝です。

銚子大滝の名前は、十和田湖を徳利と見立てた場合、注ぎ口になるため名付けられたといわれています。

迫力一杯に流れ落ちてくる水によってつくられた、水しぶきより細かい多量の水霧に、木漏れ日があたって、幾本もの光の筋をつくる姿がとても美しく、赤、黄色、オレンジなどカラフルに色づいた紅葉に包まれて、言葉を失うほどの絶景です。

遊歩道の途中には、自然の雰囲気を壊さないよう木のテーブルやイスがおかれているので、ゆっくり休憩しながら、紅葉狩りを楽しみましょう。

タイミング良く奥入瀬渓流の紅葉真っ盛りの時期に合わせて旅程を組み、実際に訪れるのはなかなか難しいものですが、紅葉した渓流沿いの森の中を散策するのは他の地域では味わえない光景です。

奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流は、さほど大きな標高差はないはずなのですが、上流と下流で紅葉の進み具合が異なります。

その異なる紅葉の色づき加減を楽しみながら、日本有数の魅力ある景勝地、奥入瀬渓流の紅葉ウォークを楽しんでくださいね!

奥入瀬渓流の紅葉の見頃時期や2022年現在の状況は?

奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流の紅葉の見頃は、例年、10月下旬〜11月上旬です。

奥入瀬渓流はさほど高低差はないはずなのですが、上流(十和田湖側)と下流(焼山側)では紅葉の見頃の時期が半月ほどずれています。

もし訪れて落葉しかけていたらそのまま下流に向かえば紅葉を楽しむことができ、逆にまだ紅葉に早かったら上流に向かえば紅葉を楽しめます。

2022年10月13日現在の奥入瀬渓流の紅葉は、色づき始めです。

2022年の北日本の紅葉の進み具合は、9月の気温が高めでしたが、見頃は例年とさほど変わらないと予想されています。

2022年の奥入瀬渓流の紅葉は、11月上旬くらいまで楽しめそうです!

奥入瀬渓流のおすすめの服装は?

奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流の散策については、特別に登山用の服装などは必要ありません。

ただし、渓流沿いの散策なので、基本は、長袖・長ズボン、多少足元が濡れていても大丈夫な靴、タオルを常備することをおススメします。

青森の、10月の平均気温は12.3℃、11月は6.5℃と、東京と比べて6℃前後低くなります。

朝晩の冷え込みは想像以上に厳しく、天気によって気温は大きく上下します。

特に雨の日は冷え込むので、天気が変わりやすい奥入瀬渓流に出かける時は、防寒対策をしっかりした服装がおススメです。

上着は、なるべく風を通さないウインドブレーカー、フリースやダウンなどを準備し、長ズボンは必須です。

足元は、必ずしもトレッキングシューズの必要はありませんが、出来るだけ履きなれた、滑りづらい靴をおススメします。

奥入瀬渓流の紅葉時期の交通規制やアクセスや駐車場は?混雑状況は?

奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流を平行して走る国道102号線は道幅が狭いうえに駐車場の数もかぎられています。

紅葉の見頃シーズンには、遊歩道を徒歩で散策するのが基本ですが、車道も、路肩に強引に駐車する車やバスが渋滞の原因となってます。

そのため、「奥入瀬エコツーリズム」と称して、毎年紅葉の観光シーズンには、国道102号線について、一般車両の通行を規制しています。(十和田湖方面には迂回路を利用して行くことができます)。

交通規制の期間はシャトルバスが運行し、観光客は十和田湖子ノ口か焼山にある駐車場に車を駐め、後は徒歩かレンタサイクル、バスによる散策となります。

またこの時期の混雑状況ですが、駐車場や国道102号線は混雑・渋滞しますが遊歩道自体は距離が長いためかストレスを感じるような混雑はなく、紅葉見頃のハイシーズン時でも快適に散策を楽しむことができます。

2022年度は、「奥入瀬渓流マイカー交通規制」としては行いません。8月の豪雨の影響によりう回路となる国道102号七曲区間(子ノ口交差点⇄青橅山(あおぶなやま)交差点間約6㎞)の一部で、片側交互通行が続いています。

「焼山」

電話:0176-74-1233 (奥入瀬渓流館)

アクセス

車でのアクセス

百石道路下田百石ICから約60分

公共交通機関でのアクセス

JR新青森駅からバスに乗り約120分 焼山下車すぐ。

JR八戸駅からバスに乗り約90分 焼山下車すぐ。

「子の口」

電話:0176-75-2408(子ノ口案内所)

アクセス

車でのアクセス

東北自動車道小坂ICから約80分

公共交通機関でのアクセス

JR新青森駅からバスに乗り約2時間30分 子ノ口下車すぐ。

JR八戸駅からバスに乗り約150分 子ノ口下車すぐ。

駐車場:子ノ口駐車場・約60台、焼山駐車場・約250台、石ヶ戸駐車場・約50台、銚子大滝駐車場・約10台ほど

詳細は、別の記事にまとめています!

「奥入瀬渓流の駐車場(石ケ戸・子ノ口・焼山・銚子大滝)おすすめは?レンタサイクルは?」

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奥入瀬渓流のおすすめの紅葉ツアーは?

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まとめ: 奥入瀬渓流の紅葉の2022年見頃時期や現在は?交通規制や混雑や服装は?

ここでは、奥入瀬渓流の紅葉の魅力や見どころ、紅葉の見頃時期や2022年現在の状況、アクセス(交通規制等)や混雑状況、おすすめの服装や紅葉ツアーについて紹介しました。

奥入瀬渓流の紅葉時期には、三乱の流れ、阿修羅の流れ、雲井の滝や銚子大滝などの景勝スポットで、圧巻の紅葉とのコントラストを眺めることができますので、ぜひ訪れてみてください!

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