
山形の山寺・立石寺は奇岩怪石の点在し、紅葉の見頃時期、カエデの紅葉と岩肌のコントラストが見事で、 「宝珠山ライトアップ・光のロード」 も実施され、混雑します。ここでは、山形の山寺・立石寺の紅葉の魅力や見どころ、 2022年の「宝珠山ライトアップ・光のロード」 、混雑状況、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
山寺・立石寺の紅葉の魅力や見どころは?2022年のライトアップは?

山形県にある「山寺」は、1100年の歴史を誇る東北有数の霊場で、松尾芭蕉が「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだことで有名なお寺です。
山の斜面に張り付くようにお堂が点在することから「山寺」と呼ばれていて、周囲の豊かな自然と空中に浮かぶように建つお堂の姿が美しいと、日本はもとより、海外からも観光客が訪れる山形の人気観光スポットです。

山寺の正式名は、「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)」で、860年に慈覚大師・円仁(じかくたいし・えんにん)が開山したと伝わる天台宗の名刹です。
山形の立石寺、山寺です。
— sanko hironzai (@sanko_hironzai) November 11, 2018
上まで登るには、かなり
体力必要ですね🍁#山形 #立石寺#山寺 #紅葉#もみじ pic.twitter.com/BiSZGDrSiA
山全体が修業と信仰の場になっており、古来、参拝することで悪縁を断ち切ってくれると言われています。
山頂へ続く参道は、1,015段ある急勾配の石段で、途中には、大小さまざまなお堂や塔が並んでいます。

秋の紅葉の時期には、奇岩怪石の山寺全山がカエデに包まれ、真っ赤に色づいたすばらしい風景が見渡せます。
また、山寺から紅葉川渓谷、面白山などに連なる山並みが、モミジやイチョウに色鮮やかに染められ、まさに錦絵の絶景が味わえます。

「山寺」へ行ったら、ぜひ階段登りにチャレンジし、「五大堂」までたどり着きたいところです。
「五大堂」は「山寺」屈指のビューポイントで、眼下に広がる街並みと「山寺」全体を覆う紅葉の景色は、とても壮観でまさに絶景です!
⋆
— Hiyomame⋆ (@x_littlestar_x) November 5, 2018
山寺に行ってきました~!
とても眺めがよくて
紅葉も綺麗でした🍁✨#山寺 #紅葉 #photography pic.twitter.com/WNo9WACt0G
山寺の登山口から本堂まで、約1000段の階段を登るという険しい道のりを経なくては見られない絶景なので、是非チャレンジしてみて下さい!
晴天の中1015段の階段を登って山寺に〰️⛰
— ひろみ (@FGdugaaLvThRaBY) November 15, 2020
綺麗な紅葉に彩られていました🍁#山形市#山寺#紅葉 pic.twitter.com/Jqbo1L7s96
ただし、体力に自信がない、上まで登り切れるか不安、という方も、安心してください!
山寺は、上まで登れなくても、登山口の「山門」付近、そして、登山口から約20分ほどのところにある「仁王門」でも、美しい紅葉を楽しむことができます。

「山寺」の登山口から上にある「奥ノ院」や「大仏殿」までの道のりは険しく、約1000段もの階段を登る所要時間は約60分です。
自分の体力と相談して、決して無理をせず、自分のペースで、山寺の長い歴史や、このパワースポットの神秘の力を感じ、紅葉狩りを楽しんでくださいね。
また、紅葉時期の山寺は、朝晩は特に、かなり冷え込みます。
防寒対策をしっかりした、ある程度動きやすい服装と、普段履きなれたスニーカーなど歩きやすい靴でお出かけくださいね。
また、紅葉の見頃シーズンに合わせ、山寺・宝珠山立石寺五大堂と、開山堂がライトアップされ、夜の暗闇に包まれた山肌に、優しく光るお堂が浮かぶのを見ることができます。
山寺のライトアップ
— ぶらぶら東北撮り旅 (@nttoritabi) July 23, 2017
紅葉シーズンに、ライトアップされた山寺は、とても幻想的でした。#i山形県 #山寺 #ライトアップ #紅葉#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/IXkBZBXKTH
JR山寺駅から山寺登山口にある根本中堂までの参道も、約200個ものキャンドルに火が灯され、風に優しい灯りがほのぼのと揺れる、柔らかい、幻想的な道が現れます。
昼間とはまた違う空間が浮かび上がり、山寺と紅葉の美しさが楽しめます。
山寺の紅葉ライトアップが始まりました!
— HIRO (@oreda1754) November 3, 2018
ライトの色数も増えたので、色々な側面が見られますよ...#紅葉 #山寺 #ライトアップ pic.twitter.com/r7o33fqyfY
ただし、立石寺は夜間入山禁止のため、「 宝珠山ライトアップ・光のロード」は、門前町商店街や芭蕉記念館からライトに照らされた境内の建造物を鑑賞するのがおすすめです。
開催日程:2022年10月30日(日)〜11月13日(日)
開催日時:17:00~21:00
開催場所:山形市 山寺・宝珠山立石寺、門前町商店街

山寺・立石寺の紅葉の見頃時期や2022年現在の状況は?

「山寺」の紅葉の見頃は、例年10月中旬から11月上旬頃です。
【山形県 宝珠山立石寺】
— かず(kazu) (@M_ka_zu) November 3, 2015
明日からまた仕事…頑張ろう💪#山寺 #紅葉 #小雨の中#ファインダー越しの私の世界#Nikon1 pic.twitter.com/hYM1f5NPoK
2022年の東日本の紅葉は、9月に気温の高めの日が多かった影響で、平年より少し遅れ気味と予測されています。
2022年10月16日現在、色づきもこれからで、青葉が目立つ状況です。
2022年の山寺の紅葉の見頃は、平年より少し遅く、10月下旬~11月中旬と予測されています!
山寺・立石寺の紅葉時期の混雑状況は?

山寺の紅葉の見頃は、例年10月中旬から11月上旬なので、その見頃のピーク時期には、登山道が参拝客でいっぱいになります。
ただし、関東近郊の紅葉の人気スポットと比べると、一杯の参拝客で身動きがとりづらいなどというレベルにはなりません。
それでも混雑を出来るだけ避けたい、という人は、なるべく朝早くに現地に到着することをおススメします。
混雑しているなか階段を何段も登るのはとても疲れますが、登った先には疲れが吹き飛ぶほどの絶景が待っています!
どうしても混雑を避けたい方は、紅葉の見頃時期を少しずらして参拝すると良いかもしれません。

山寺・立石寺のアクセスや駐車場は?


宝珠山 立石寺
住所:〒999-3301 山形県山形市山寺4456-1
電話:023-695-2002
入山料:大人300円 中学生200円 4歳以上小学生100円
アクセス:
車でのアクセス
山形自動車道 山形北ICより約10km
公共交通機関でのアクセス
JR仙山線山寺駅より徒歩7分
駐車場:山寺駐車場(山寺の階段まで徒歩7分)500台 普通車1回500円 ※周辺で一番収容台数の多い駐車場
※その他「山寺」周辺には有料と無料合わせて駐車場がおよそ600台分あります

まとめ:山寺・立石寺の紅葉の見頃時期や2022年現在は?ライトアップや混雑や駐車場は?
ここでは、山形の山寺・立石寺の紅葉の魅力や見どころ、 2022年の「宝珠山ライトアップ・光のロード」 、混雑状況、アクセスや駐車場について紹介しました。
奇岩怪石の山寺が、カエデに染まる絶景を見にぜひ訪れてみてください!