永観堂の紅葉の2022年ライトアップや見頃時期は?混雑やアクセスや駐車場は?
永観堂の紅葉のライトアップ

京都の永観堂は、紅葉の見頃時期、放生池の錦雲橋や多宝塔と紅葉のコラボ等見どころや撮影スポットも多く、ライトアップも大人気で混雑します。ここでは、永観堂の紅葉の見どころや撮影スポット、紅葉の見頃時期や2022年現在の状況、2022年のライトアップ情報、混雑状況や回避法、アクセスや駐車場、おすすめの永観堂紅葉ツアーについて紹介します。

2022年の紅葉のライトアップの期間や時間は?

永観堂の総門と紅葉のライトアップ
永観堂の総門と紅葉のライトアップ

京都の永観堂の通常の拝観時間は、午前9時から17時までです。

永観堂の昼間の受付は16時で終了します。

永観堂は、昼とライトアップ時の夜で入れ替わり制です。

永観堂の紅葉のライトアップは、紅葉の見頃時期である2022年11月5日~12月4日、17時30分~20時30分までです。

受付は20時30分で終了します。

永観堂の紅葉の見頃時期のライトアップも、混雑が予想されますので、可能なかぎり16時30分~17時00分くらいから並んだほうが、スムーズに拝観することができるでしょう。

また、閉門直前の時間帯は、混雑が少ないです。

ライトアップ期間 :  2022年11月5日(土) ~ 12月4日(日)

ライトアップ時間: 午後5時30分 ~ 午後8時30分)*午後9時に消灯・閉門

ライトアップ対象: 阿弥陀堂、庭園

拝観料:

・寺宝展 大人1000円 小中高生400円

・ライトアップ 中学生以上600円

永観堂の紅葉の見頃時期や2022年現在の状況は?

紅葉に包まれた永観等の多宝塔
永観等の多宝塔と紅葉

京都の永観堂の紅葉の例年の見頃の時期は、例年11月中旬~下旬となります。

永観堂の紅葉は、11月上旬ごろから色づき、11月中旬を過ぎて下旬にかけて緑と紅葉が美しいグラデーションを楽しむことができます。

12月上旬には、永観堂の紅葉は散ってしまうのが例年の状況です。

もちろん、紅葉の見頃の時期は、その年の気候や気温により、前後します。

2022年10月24日現在、永観堂の紅葉状況は、目立った色付きもこれからのようです。

2022年の永観堂の紅葉の見頃の時期は、天気情報サイトの予測によると、例年とほぼ同様11月中旬~11月下旬と予想します。

永観堂の紅葉見頃時期の混雑状況や混雑回避法は?

永観堂の廊下

京都の永観堂は、紅葉の見頃の時期になると、海外旅行客が増えたこと、永観堂のアクセスのしやすさ、紅葉のすばらしさから、年々混雑が激しくなっています。

永観堂は、開門9時前から行列が出来るほどで、かなり混雑するものと覚悟が必要ですが、比較的空いているのは、やはり10時まで入場することです。
もちろん、平日がおすすめです。

永観堂に午後を過ぎて拝観すると、かなり混雑して、1時間以上場合によっては2時間近くの待ち時間になる場合もあります。

永観堂の紅葉の見頃の時期には、ライトアップも長蛇の列ができ混雑するので、ライトアップの開門時間の30分~1時間前に並ぶほうが無難でしょう。

なお、永観堂のライトアップに拘らない場合、午後4時頃に入って1時間ほどで拝観するのも、混雑を避ける手段としては得策でしょう。

永観堂のライトアップ時に混雑を回避する時間帯としては、午後8時以降がおすすめです!

永観堂の拝観料・拝観時間やアクセスや駐車場は?

ライトアップされた紅葉

永観堂(禅林寺)住所: 〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48

通常拝観時間:     9:00~17:00  冬季(11/15~)9:00~16:30

通常拝観料:    大人600円、小中高生400円 ※通常拝観時 秋の寺宝展は大人1000円、小中高生400円

夜間特別拝観料金:  中高生以上600円

永観堂(禅林寺)への行き方・アクセス

JR京都駅から四条河原町、河原町三条など街中を通る5系統で「南禅寺永観堂道」下車し、バス亭から徒歩3分です。

また、地下鉄東西線「蹴上(けあげ)駅」から1番出口からインクラインのトンネルをくぐり、紅葉の南禅寺を抜けて散策を楽しみながら、永観堂にアクセスする方法もおすすめです(徒歩約20分)。

この時期は交通が混雑するので、地下鉄の方が良いかもしれません。

車でのアクセスは、「岡崎公園駐車場」などを利用するのが一般的ですが、紅葉の見頃の時期は混雑するのであまりおすすめできません。

駐車場:

永観堂の駐車場は総門を入ったところにありますが、ライトアップと同時期に開催される秋の寺宝展開催の期間、11月5日 ~ 12月4日の期間は、近隣住宅街の生活環境維持のため、自家用車輌(バイクおよび4輪)の駐車はできません。

永観堂では、京都市営の岡崎公園駐車場をすすめています。

永観堂駐車場:

11月5日~12月4日の期間は駐車場利用不可

収容台数 バス9台・自家用車20台

駐車料金 無料

営業時間 拝観時間による 岡崎公園駐車場: 収容台数 普通車506台

駐車料金 最初の1時間まで510円、30分毎に210円、上限料金(日祝以外7:30~23:00)1400円、23:00~7:30 700円

営業時間 7:30~23:00

鶴寿堂と紅葉のコラボレーションの景観は?

永観堂の総門と紅葉
永観堂の総門と紅葉

永観堂は、古今和歌集に「秋はもみじの永観堂」とも詠まれたほどの美しさで知られる京都屈指の紅葉スポット、正式名称「永観堂 禅林寺」に向かいました。

京都の永観堂の歴史は、平安時代にまで遡り、創建は863年と大変長い歴史をもつ、浄土宗西山禅林寺派の総本山です。

弘法大師の弟子であった真紹(しんじょう)僧都が、公家の藤原関雄(ふじわらのせきゆう)に別荘を寄進しことが始まりでした。

紅葉の見頃の時期、永観堂の総門をくぐると、そこには約3000本の樹々が立ち並び、自然の紅葉のワンダーランドとなっています。

永観堂の鶴寿堂と紅葉
永観堂の鶴寿堂と紅葉

京都の永観堂の中門を入ると目の前に見えるのが、この鶴寿堂です。

永観堂の鶴寿堂の正面の樹々の紅葉も見どころで、ここから素晴らしい紅葉が境内にあふれ期待感が高まります。

立ち止まって見物する人は少ないので、鶴久堂は、紅葉の見どころですが混雑はそれほどありません。

永観堂の鶴寿堂と紅葉のライトアップ
永観堂の鶴寿堂と紅葉のライトアップ

ライトアップされた紅葉の樹々の上に、朧月夜が浮かび幻想的な夜を堪能することが出来ます。

放生池の紅葉錦雲橋の幻想風景とは?

 永観堂の放生池と紅葉
永観堂の放生池と紅葉

京都の永観堂の総門を過ぎ、拝観券売り場の中門をくぐると、すぐ右手に見えるのが放生池(ほうじょうち)です。

池の周りは、ちょうど紅葉の見頃の時期になると、艶やかな紅葉が迎えてくれます!

永観堂の紅葉といえば、この放生池の風景です。

放生池の中心に、橋を設けた池泉回遊式庭園永観堂の主役ともいえる見どころでしょう。

永観堂の放生池を眺めると、水面に逆さもみじと橋が映る風光明媚な景色を堪能できます。

放生池の真ん中にある弁天社にかかる錦雲橋と紅葉の景色は、人気撮影スポットです。

放生池のまわりは、紅葉の見どころが多く混雑します。

 永観堂の放生池と紅葉 のライトアップ
永観堂の放生池と紅葉 のライトアップ

放生池では、橋の欄干がライトアップされて浮かび上がり、水面に紅葉が映り、幽玄の世界を醸し出します。

こちらのライトアップ写真は、最もおすすめの撮影ポイントです。

岩垣紅葉の黄や赤色のグラデーションとは?

永観堂の若がき紅葉
永観堂の紅葉

藤原関雄は、「古今集」にて、

“おく山の 岩がき紅葉 散りぬべし

照る日の光 見る時なくて”

という短歌をのせています。

この短歌の舞台が、当時の別荘、現在の京都の永観堂を指しているのです。

永観堂の若がき紅葉と石垣
永観堂の若がき紅葉

そして、この歌に出てくる「岩がき紅葉」は、今でも京都の永観堂の東山の急勾配の傾斜に、しっかりと根を下ろし、紅葉の見頃の時期には、見事に赤く色づいていきます。

緑、黄、赤のグラデーションを楽しむことができす!

永観堂の廊下や階段などの道は狭く、紅葉の見頃の時期には多少の混雑があります。

放生池から見る「多宝塔」の絶景とは?

永観堂の多宝塔と放生池の紅葉
永観堂の多宝塔と放生池の紅葉

1928年に建設され、境内の最も高い位置にある永観堂の多宝塔も、紅葉に包まれる時期は、華やかに彩られていきます。

永観堂の多宝塔は、紅葉の見頃の時期には、まさに紅葉の雲の上に浮かび上がるように見えます。

永観堂の多宝塔と放生池の紅葉のライトアップ
永観堂の多宝塔と放生池の紅葉のライトアップ

ライトアップされた多宝塔と紅葉が、池に映る姿はこの世のものとは思えない光景です。

永観堂の放生池を取り囲むように生い茂る真っ赤な紅葉と、闇を映す池のコントラストは筆舌しがたい美しさです。

写真に残しておきたい景色であり、撮影する観光客で池のまわりは混雑します。

多宝塔から見下ろす永観堂と京都の街並みとは?

多宝塔から眺めた永観堂の全景と京都の街
多宝塔からの永観堂の全景と京都の街

京都の永観堂の境内の中でも最も高い位置にあり、山の中腹に位置する「多宝塔」からは、永観堂の紅葉越しに、京都の街並みを一望することができる見どころの一つです。

永観堂の中でも特に人気の高い絶景スポットで、紅葉の見頃の時期は、階段の道は混雑します。

晴れた日には、平安神宮や京都御所、左大文字山なども見えます。

山を登り上から見下ろす紅葉は見事で、紅葉の見頃の時期には、永観堂を紅色に染めていきます。

ここまでの登りはけっこうきついですが、疲れが一気に飛ぶような美しさです!

苔と散り紅葉の競演とは?

永観堂の紅葉と苔に囲まれた小道
永観等の庭園の散紅葉

約3000本のイロハモミジやオオモミジが色鮮やかに折り重なりあう永観堂の庭園は、散紅葉も美しいです。

紅葉の見頃の時期終盤になると、苔と紅葉のコントラストがすばらしいです。

特に小川を覆いかぶさるような紅葉と、散紅葉が小川の脇の苔に積もるスポットは、情緒ある風景です。

混雑しない、静寂が楽しめる場所を見つけ、自分だけのとっておきの景観を楽しむことができます。

紅葉の見頃を終えても長く楽しむことができる風景です。

永観堂の散紅葉
永観堂の庭園の散紅葉

11月下旬や12月上旬には、赤色や黄色に染まる自然の鮮やかな紅葉の絨毯を見ることができるでしょう。

格子窓を通してみる内庭の風情とは?

永観堂の格子戸から見た紅葉

「みかえり阿弥陀如来」が祀られている阿弥陀堂まで、永観堂の渡り廊下を歩くと、そこから格子窓を通してみる内庭の紅葉は、ちょうど見頃の時期は風情があり、とても素晴らしいです。

格子窓から見える秋色の景色に、ふと立ち留まってしまいます。

永観堂の格子戸から見た内庭の紅葉

艶やかな色の中、侘・寂(わび・さび)の世界観に包まれます。

混雑することがさほどなく、額縁庭園のように紅葉を楽しむことができる穴場です。

阿弥陀堂の極彩色と紅葉の見事な調和とは?

永観堂の阿弥陀堂と紅葉
永観堂の阿弥陀堂と紅葉

京都の永観堂の「阿弥陀堂」(京都府指定文化財)は、 慶長2年(1597年)に大阪四天王寺に建立された曼荼羅堂を10年後の慶長12年(1607年)に、豊臣秀頼の命により当山に移築され阿弥陀堂としたものだそうです。

正面七間側面六間西向きの一重入母屋造り本瓦葺きで、正面三間の向拝があり、当時極楽の荘厳を表した内外の彩色は素晴らしいです。

永観堂の阿弥陀堂の中央にある本尊は像高77cmで、「みかえり阿弥陀如来」と昔から人々に親しまれており、制作年代はおよそ平安時代末期と考えられているそうです。

天井には「百花」が描かれていて、圧巻の美しさを誇ります。

外側お極彩色は鮮やかで、紅葉の色と調和します。

永観堂のライトアップされた阿弥陀堂と紅葉
ライトアップされた阿弥陀堂と紅葉

紅葉の見頃の時期は特に、ライトアップにより浮き上がってくる色は圧巻です。

阿弥陀堂の外から、混雑なく独特の景観を楽しむことができ、永観堂のライトアップの景観の穴場スポットです。

紅葉と鯉のコラボレーションとは?

永観堂の池の鯉と紅葉のコラボレーション

11月中旬には、京都の永観寺の放丈池の池のまわりの紅葉はちょうど見頃の時期で、覆いかぶさるように池を包んでいきます。

紅葉がところどころに落ちている池を、鯉が優雅に泳いでいる様は、日本ならではの風情ある景色です。

永観堂の池の鯉と紅葉

永観堂の紅葉の穴場のスポットなので、それほど混雑なく、風雅な景色を楽しむことができます。

永観堂のライトアップ時は、水面は漆黒に変わり、生き物の息吹だけを感じることができるでしょう。

手水舎「龍吐水」を包む紅葉の彩りは?

永観堂の龍吐水と紅葉
紅葉に包まれた永観堂の龍吐水

京都の永観堂には、「龍吐水」と呼ばれる手水舎があります。龍の口から水が流れているのですが、まわりの環境が素晴らしいです。

苔に散紅葉、上には紅葉の樹々が多い、神聖な雰囲気を醸し出し、永観堂の見どころの一つです。

ライトアップされた永観堂の龍吐水
ライトアップされた永観堂の龍吐水

紅葉の見頃前の時期では、永観堂のライトアップ時には赤色や黄色より、輝く緑色に包まれた手水舎を楽しむことが出来ます。

混雑なく静かに紅葉を楽しめる場所です。

みかえり茶屋の紅葉とは?

永観堂のみかえり茶屋と紅葉
永観堂のみかえり茶屋と紅葉

京都の永観堂の錦雲橋の前には、みかえり茶屋というお茶屋さんが営業しています。

野点傘と周りの紅葉の中での一時は、とても情緒があり、人がごった返していることも忘れるほど不思議な空間になっています。

みかえり茶屋のまわりの紅葉は見頃の時期には感動するほどです。

ライトアップされた多宝塔
ライトアップされた永観堂の多宝塔

ライトアップ時も、みかえり茶屋の近くから、赤い傘の向こうに見える多宝塔は見どころの一つで、不思議と落ち着くことができます。

昼間のみかえり茶屋は混雑し、ライトアップ時にはみかえり茶屋の前は、方丈池と多宝塔のライトアップを眺める方が多いため混雑します。

永観堂の近くのおすすめの紅葉スポットは?

南禅寺の紅葉

永観堂(禅林寺)は、京都観光の王道モデルコースのひとつです。

“哲学の道”にも近く、銀閣寺や法然院、安楽寺、天授庵、南禅寺、平安神宮といった多くの名所があり、秋らしい風情も味わいがあります。

特に、紅葉の時期は、南禅寺三門、水路閣、そして天授庵の紅葉もすばらしいのでおすすめです!

天授庵のライトアップ

紅葉の見頃の時期も、南禅寺と永観寺はほぼ同時期で、天授庵のライトアップも神秘的です。

永観堂のおすすめの2022年紅葉ツアーは?

永観堂の紅葉

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ライトアップが含まれたツアーなどもありますよ!

まとめ:永観堂の紅葉の2022年ライトアップや見頃時期は?混雑やアクセスや駐車場は?

永観堂の紅葉と着物姿の女性

ここでは、永観堂の紅葉の見どころや撮影スポット、紅葉の見頃時期や2022年現在の状況、2022年のライトアップ情報、混雑状況や回避法、アクセスや駐車場、おすすめの永観堂紅葉ツアーについて紹介しました。

11月中旬~下旬の紅葉の見頃の時期には、永観堂の放丈池や多宝塔紅はもとより、紅葉と池の鯉のコラボレーション、厳かな着物姿の女性に寄り添う紅葉、一面の苔に絵をかくかのように落ちる紅葉と、まるで舞台を見ているかのように秋の風景が展開します。

アンコールを求めるかのごとく、夕刻永観堂を訪れると、ライトアップ(17:30-20:30受付終了)に照らされて浮かび上がる境内は、永観堂は昼間とはまた違った味わいを見せてくれました。

月の光、灯篭の光に、緑、黄、橙、赤のグラデーションが鮮やかに浮き上がります。

幽玄の古都の秋夜は、いつも後ろ髪をひかれます。

永観堂を拝観する際には、ぜひ今回取り上げさせていただいた、永観堂の紅葉の見どころをご覧ください。

きっと永観堂の紅葉は心に残り、神秘的な永観堂の紅葉の写真を撮ることができるでしょう!

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