
佐女川神社の2023年寒中木古内みそぎ祭りについて、日程や場所(会場)、時間やスケジュール、花火、屋台の出店、ご利益、アクセスや駐車場等気になりますよね。ここでは、木古内みそぎ祭り&寒中みそぎフェスティバル2023の日程や場所、時間やスケジュール、花火や屋台グルメ、中止・変更点、歴史やご利益、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
木古内みそぎ祭り&寒中みそぎフェスティバルの2023年開催日程や場所(会場)は?

木古内みそぎ祭りは、函館近郊の木古内町佐女川(さめがわ)神社で行われる、江戸時代、1831(天保2)年から続く祭りです。
行修者(ぎょうしゅうしゃ)と呼ばれる若者4人が、豊漁豊作を祈願してご神体を抱き、真冬の津軽海峡へと飛び込むのです。
クライマックスはみそぎ浜で海中沐浴(みそぎ)を行う1月15日で、行修者は1月13日から当日朝まで、木古内駅から徒歩15分の佐女川神社にこもり、昼夜を問わず「水ごり」を繰り返すのです。
16:45頃〜「ふるさと印〜木古内」伝統的な神事 #みそぎ祭り をご紹介頂きます!最終日には #津軽海峡 に入るそうですが...見てるだけで体が震えます🥶 #北海道 #木古内 #江戸川区 #交流都市 #fm843 pic.twitter.com/xMj0edmpT6
— FMえどがわ (@fm843_ed) November 19, 2020
厳しい鍛錬に耐える行修者の姿を一目見ようと、1月14日夜の「水ごり」には、大勢の観客が詰めかけ、見物客に向かっても水がまかれます。
かかった人にはご利益があるといわれ、最後に、冬空に花火が上がります。
水ごりと海中沐浴で、豊漁豊作を祈願するのです。
#木古内 #寒中みそぎ は、無事終了しました。関係者の皆様、お疲れ様でした。また思い入れのある街が一つ、増えました。 #北海道 #北国 #雪国 pic.twitter.com/FntBg4eKVP
— Matthew@Tokachi (@tokachigurashi) January 15, 2017
2023年で、193回目を迎える「寒中みそぎ祭り」は、例年通り行わる予定です。
木古内みそぎ祭り2023の開催日程や場所は、以下の通りです。
開催日程: 2023年1月13日(金)~1月15日(日)
みそぎ祭り: 2023年1月13日~15日
寒中みそぎフェスティバル: 2023年1月14日
場所(会場): 佐女川神社(さめがわ)、みそぎ浜、みそぎ公園(健康管理センター隣)等
佐女川神社:水ごりの観覧等、 みそぎ浜:寒中みそぎ、みそぎ公園:各種イベント
木古内みそぎ祭り&寒中みそぎフェスティバルの2023年スケジュール(時間)は?花火やステージ物販等中止・変更内容は?

2023年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、寒中みそぎフェスティバルは内容を一部変更し、ステージイベント・物販等は中止となり、1月14日に提灯行列や冬花火の打ち上げのみ実施されるそうです。
4人の行修者は、1月13日の「参籠報告祭」から、2日間佐女川神社にこもり、幾度となく「水ごり」を繰り返します。
厳しい鍛錬に耐えた後、1月15日に、冷たい津軽海峡で、豊漁豊作を願うため、海中沐浴を行うのです。
冬の寒さの中、厳しい鍛錬に耐える業修者の雄姿を一目見るべく、1月14日の夜に行われる「水ごり」には、例年大勢の観客が詰めかけます。
2023年1月13日
18:00 参籠報告祭 会場:佐女川神社
1月13日の「参籠報告祭」で寒中みそぎ祭りは始まり、白装束に包まれた清廉な4人の若者が祈りを捧げます。
その後、1月13日から木古内町にある佐女川神社にこもり、昼夜を問わず、幾度となく行われる水ごりという何度も冷水をかぶる鍛錬が、2日間夜通し行われます。
厳寒の中、冷水を浴び、ただひたすら自己の命と向きあうのです。
行修者は、4年間続けなければなりません。
2023年1月14日
みそぎ行列:
出発18:00
みそぎ公園~木古内駅~佐女川神社
みそぎ行列のマップは、以下の通りです。

このみそぎ行列は誰でも参加することが出来ます。「みそぎソバ」なども振舞われます。
花火 19:10
1月14日の水ごりが終わると、北海道内で最も早い花火大会と言われている「冬花火」が打ち上げられます。
あれだけ激しかった吹雪⛄も、水ごり・花火🎆の時は嘘のように止みました😄。
— 菊正宗 (@AeugMsz006) January 14, 2017
神様やっぱり分かってますね🙏
#函館 #木古内 #寒中みそぎ pic.twitter.com/HQcEPVv96Z
2023年1月15日
出御祭
水ごり(鍛練)によって心身ともに鍛えられた四人の行修者は、1月15日朝の『出御祭』の儀式を終え、白装束をまとい、そぎ浜へ向かいます。
会場:佐女川神社
みそぎ
場所:みそぎ浜
ご神体を抱いた四人の行修者は、心を一つにして身も凍りつくほどの厳冬の津軽海峡の海に向かいます。
豊作豊漁を願う崇高ないのちの祈りはクライマックスを迎えます。
いま、厳寒の津軽海峡に入りました! #木古内 #寒中みそぎ #北海道 pic.twitter.com/RImjs6qjtD
— Matthew@Tokachi (@tokachigurashi) January 15, 2017
非常に寒いので、防寒はしっかりしましょう!
本祭・松前神楽
神殿にて祭りを恙なく終えたことを奉告し、松前神楽を厳かに舞うなかで四人の若者のいのちの祈りは終わりを迎えるのです。
木古内みそぎ祭り&寒中みそぎフェスティバル2023の屋台・露店グルメの出店は?

近くのみそぎ公園では、過去には「みそぎ物産フェア」~「はこだて和牛・グルメ魅了フェア」などが開催されていました。
海水沐浴や水ごりの後、こちらの公園で、温かい屋台・露店グルメを美味しくいただくことができました。
はこだて和牛ステーキや、はこだて和牛と長芋を使用して作られた「孝行(こうこう)汁」、「みそぎ鍋」など、地元を代表するグルメ満載です。
価格も安く、大人気でした。
ただし、2023年の寒中みそぎフェスティバルは内容を一部変更し、ステージイベント・物販等は中止となっていますので、詳細はまだ把握できません。
2023年の屋台グルメにつきましては、分かり次第更新します。
木古内みそぎ祭り&寒中みそぎフェスティバルの歴史やご利益は?

日本一過酷な祭りともいわれている「寒中みそぎ祭り」は、1831年から続く神事です。
1831(天保2)年1月15日、佐女川神社の神主さんは「御神体を潔めよ」とのお告げを授かったそうです。
早朝にも関わらず神主さんは、御神体を抱きながら神社の急坂を下り、直ちに真下を流れる佐女川(さめがわ)の氷を打ち砕き、自身の身も清め、河口まで進みました。
するとそこには大鮫に乗った美女が現れ、神主さんは「聖なる神の使者だ」と信じ、神主さんは幾度も御神体を沐浴して清めたそうです。
すると美女の姿は見えなくなり、大鮫も上流の方へ上り、佐女沼へ姿を消しました。
その年から豊漁・豊作が続き、村が非常に賑わったことから、豊漁・豊作を願うお祭りとして、代々行われてきた神事が、寒中みそぎ祭りだそうです。
毎年業修者と呼ばれる4人の若者が、1月13日より佐女川神社にこもり、何度も冷水をかぶって鍛錬を行います。
昨晩は太鼓の音と行修者の声を遠くに聞きながら外での夜間作業。
— Naoyan (@iwa708) January 15, 2019
夜中は−10℃近い気温で、がっちり着込んで作業をしている自分達でも凍えているのに、裸にふんどし一丁で冷水を浴びている行修者の声を聞きながらの仕事は、いつもだらけている自分に気合を入れられた気がした。#木古内 #寒中みそぎ pic.twitter.com/ZotNThbbb0
15日になると厳寒の津軽海峡の中でご神体を潔(きよ)めて、行修者たちがみそぎ太鼓の勇壮な音色の中、厳寒の津軽海峡へと飛び込み、海中沐浴(みそぎ)を行い、1年の豊漁豊作などを祈願します。
寒中みそぎまつり本番の今日は津軽海峡の海に入りました。#寒中みそぎ #木古内 pic.twitter.com/JxNU4xSFey
— まみろん (@mamironmamie) January 15, 2017
多くの観客は、その勇姿に心を打たれます。
水しぶきを浴びた者には限りない幸せがおとずれるといいます。
期間中は、様々なイベントが行われ、寒中みそぎフェスティバルも開催して、町は大変な賑わいを見せます。
別当 玉依姫命(たまよりひめのみこと)は、 佐女川神社の主祭神で、ご利益は、海上安全・交通安全・縁結び・安産です。
また、稲荷 宇迦御魂神(うがのみたまのかみ) は、お稲荷様として知られて いる商工業・農業の神で、ご利益は、商売繁盛・子孫繁栄・五穀豊穣です。
木古内寒中みそぎ祭り2023のアクセスや駐車場は?

開催場所:佐女川神社
住所: 上磯郡木古内町木古内155-1
電車でのアクセス
JR 「木古内」駅下車 徒歩15分
車でのアクセス
道央自動車道「大沼公園」ICより約1時間
駐車場: 無料駐車場あり
まとめ:木古内寒中みそぎ祭り2023の日程・時間や場所は?屋台や花火やご利益は?
ここでは、木古内みそぎ祭り&寒中みそぎフェスティバル2023の日程や場所、時間やスケジュール、花火や屋台グルメ、中止・変更点、歴史やご利益、アクセスや駐車場について紹介しました。
北海道の冷たい海で行われる、木古内寒中みそぎ祭りの迫力を体感してください!