なまはげ柴灯まつり2023の日程・時間や観覧方法は?アクセスや駐車場は?
なまはげ紫灯まつり

秋田県男鹿市真山神社のなまはげ柴灯まつり2023について、日程・時間や場所、内容や観覧方法、アクセスや駐車場等気になりますよね。ここでは、なまはげ柴灯まつり2023の日程・時間や場所、内容や観覧方法、アクセス(バス・なまはげ柴灯まつり号)や駐車場等、歴史や見どころについて紹介します。

なまはげ柴灯まつり2023の日程・時間や場所は?

なまはげ柴灯まつり

「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、「横手かまくら」、「弘前城雪燈籠まつり」、「八戸えんぶり」、「いわて雪まつり」とともに、東北の冬を彩る「みちのく五大雪まつり」のひとつです。

● なまはげ柴灯まつり2023

開催日:2023年2月10日(金)~12日(日)

開催時間:18時~20時30分

入場協賛金/お一人1,000円 (高校生以下無料)

開催場所:男鹿真山神社

住所:秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97

主催者・運営:なまはげ柴灯まつり実行委員会事務局 (0185-24-9220

なまはげ柴灯まつり公式サイトより引用

なまはげ柴灯まつり2023の内容や観覧方法は?

なまはげ柴灯まつり

2023年の第60回なまはげ柴灯まつりでは、以下のイベントが予定されています。

◎ イベントスケジュール

18:00 鎮釜祭・湯の舞(広場入口)
18:20 なまはげ入魂(参道入口)
18:35 なまはげ行事再現(神楽殿)
18:55 なまはげ踊り(柴灯火前)
19:05 なまはげ太鼓(神楽殿)
19:25 なまはげ下山・献餅(けんぺい)(広場)
20:00 里のなまはげ乱入(神楽殿・広場)

今年は「お神酒」の振る舞いは実施しません

真山神社境内の広場に焚かれる柴灯火の明りのもと、古い伝統的な湯立て神事である「鎮釜祭」と、男鹿地方独特の祓い神楽を奉納する「湯の舞」でまつりは始まります。

そして、ナマハゲに扮する若者が神職にお祓いを受けた面を授かり、ナマハゲへと化し山へ戻る「なまはげ入魂」が行われます。

神楽殿では男鹿市各地で大晦日に行われる伝統行事「男鹿のナマハゲ」の再現や、お面や衣装が異なる男鹿各地のナマハゲの登場する「里のなまはげ」、また郷土芸能として定着した、勇壮な「なまはげ太鼓」の演奏が繰り広げられます。

柴灯火の前では秋田出身の現代舞踏家・故石井漠氏の振り付けと、子息の作曲家・石井歓氏の曲による「なまはげ踊り」も迫力満点です。

まつりの終盤、松明をかざしたナマハゲが雪山から降りてくる姿は幻想的です。

下山したナマハゲが観客であふれる境内を練り歩き、まつりはクライマックスを迎えます。

柴灯火で焼かれた護摩餅を神官からナマハゲに捧げられ、ナマハゲは山深くの神のもとへと帰っていきます。

なまはげ柴灯まつり2023の観覧方法ですが、2023年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、観覧は事前申込制になります。

◎申込受付期間は、2023年2月9日正午までとなっていますので、予定されている方は、申込をお忘れなく!!

なまはげ柴灯まつりの公式サイトの事前申込フォームで申し込むか、なまはげ柴灯まつり実行委員会宛に専用の申込用紙をFAXまたは郵送する形となります。

第60回を記念して、来場者には先着順で60回記念品(各日数量限定)がもらえるみたい。

他にも、60歳の方(昭和38年生まれ)の方は入場無料になるようですよ!

2月8日現在、「2月11日(土)」の観覧は、申込人数が定員に達した為、受付終了となっています。

なまはげ柴灯まつり2023のアクセス(バス・なまはげ柴灯まつり号)は?

なまはげ柴灯まつり2023のアクセスです。

公共交通機関

◎秋田駅から会場まで

JR男鹿線→臨時有料バスを利用して約2時間。

◎男鹿駅・男鹿温泉郷から会場まで

臨時有料バス(お一人様1,000円で当日限り全線何度でも乗車可能/高校生以下無料)が運行します

会場近くを通る通常の路線バスはないので、臨時有料バスもしくはタクシーを利用しましょう

<快速「なまはげ柴灯まつり号」>

JR東日本秋田支社より、快速「なまはげ柴灯まつり号」が走りますよ!

運転日:2023年2月11日(土・祝)、12日(日)

運転区間:秋田(14:44発)~男鹿(15:35着)  

     男鹿(21:59発)~秋田(22:49着)の往復。

HB-E300系2両「リゾートあすなろ」編成で運転。全車指定席。

車でのアクセス

カーナビご利用の場合「なまはげ館」(男鹿市北浦真山)を目的地に設定して向かいましょう。

会場周辺に無料の臨時駐車場があります。

※駐車場は15:00から利用可能

なまはげ柴灯まつり2023の駐車場は?

なまはげ柴灯まつりでは、無料の臨時駐車場が用意されています。

臨時駐車場

P1 なまはげ館大駐車場 約150台

P2 第1駐車場となり 約80台

P3 旧鳥居よこ 約30台

P4 なまはげオートキャンプ場 約200台

P5 男鹿温泉結いの宿別邸つばき駐車場 約150台

P4とP5からは会場までの無料シャトルバスが出ます。

(P4は20分間隔、P5は30分間隔)

道の駅「おが」と男鹿温泉交流会館五風前から、会場までの臨時有料バスも出ます

※ 駐車台数に限りがあるので、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。

なまはげ柴灯まつり2023の歴史や見どころは?

なまはげ柴灯まつり

なまはげ柴灯(せど)まつりは、秋田県男鹿市(おがし)北浦の真山(しんざん)神社で行なわれる、男鹿の冬を代表する冬祭り。

昭和39年に始まり毎年2月の第二土曜を含む金・土・日の3日間開催されます。

昭和49年、豪雪のため真山神社の除雪が追い付かず、星辻神社での開催となったことがあるようですが中止になったことは一度もないのです。

なまはげ柴灯まつりは、900年以上前から毎年1月3日に真山神社で行われている神事「柴灯祭(さいとうさい)」と民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事です。

真山神社境内に焚き上げられた柴灯火のもとで繰り広げられる、勇壮で迫力あるナマハゲの乱舞は見る人を魅了します。

ナマハゲは、わらで編んで作った「ケラミノ」をまとっていますが、ナマハゲから落ちた「わら」は、拾って頭に巻くと頭が良くなったり、病気をしないなどのご利益があると言われていますよ。

男鹿のナマハゲ

泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー

ナマハゲを見たことがなくても、このセリフは多くの方が聞いたことがあるのではないでしょうか。

大晦日の晩、それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮して、そのような言葉を大声で叫びながら地域の家々を巡ります。

ここの家の嫁は早起きするがー

私はこの言葉に、ドキッとします…

子どもだけでなく嫁さんにも、怠けていないか確認するとは。

鬼は、怠け者には容赦ないようで。秋田から遠く離れているけれども、もし、私の家にナマハゲが来ることになったら、私はナマハゲに連れて行かれてしまいそうです!(ドキドキ…)

話は少し逸れましたが…

男鹿の人々にとってナマハゲは怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす年の節目にやってくる来訪神(らいほうしん)

そう、ナマハゲは子どもを脅すこわい鬼のような存在に思われがちですが、まさかの神様だったのです。

ナマハゲは、バンバンバン!! と家中の戸や壁を叩いて家の中の悪霊を祓い、無病息災や家内安全、豊作・豊漁・吉事を願い、家々を巡ってくれていたのです。

出刃包丁を必ず持っていて振り回すもんだから、ナマハゲは、恐ろしい以外の何物でもないように思うけれど!

実は、手にしている包丁は「火斑(ひだこ)を剥ぐ」ためのもの

火斑とは、炉端にかじりついていると手足にできる赤いまだら模様のことを言い、火斑を方言でナモミと言います。

そのナモミを剥ぎ取り、怠け者を戒めるために包丁を持っているのだとか。

包丁は包丁でも、ナマハゲは、悪を善に導こうとしているのですよね !?

ナマハゲを迎える家では昔から伝わる作法により料理や酒を準備して、客人のようにナマハゲを丁重にもてなすのです。

これが、「男鹿のナマハゲ」。

約85の町内で、こちらは 12月31日の大晦日に行われています。

1978年「男鹿のナマハゲ」として国重要無形民俗文化財に指定

さらに2018年に、ユネスコ無形文化遺産に登録されました

知れば知るほど、おもしろい「ナマハゲ」。

本当の「ナマハゲ」を知ると、「なまはげ柴灯まつり」がよりいっそう楽しめますよ。

まとめ:なまはげ柴灯まつり2023の日程・時間や観覧方法は?アクセスや駐車場は? 

ここでは、なまはげ柴灯まつり2023の日程・時間や場所、内容や観覧方法、アクセス(バス・なまはげ柴灯まつり号)や駐車場等、歴史や見どころについて紹介しました。

なまはげ柴灯まつり2023で、幽玄の世界を体感してみてください!

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