城南宮梅2023の見頃時期や開花状況は?駐車場やアクセスは?
城南宮の梅と椿

京都の城南宮の梅について、2023年見頃時期や開花状況、「しだれ梅と椿まつり2023」の期間・時間や場所、アクセスや駐車場等気になりますよね。ここでは、城南宮の梅の2023年年見頃時期や開花状況、アクセスや駐車場しだれ梅と椿まつり2023の開催期間・時間や場所、料金、魅力や見どころ、御朱印や梅の花守りについて紹介します。

城南宮のしだれ梅や椿の2023年見頃時期や開花状況は?

城南宮のしだれ梅と椿

城南宮のしだれ梅の見頃は、例年2月下旬~3月中旬頃で、椿の見頃は 年12月頃~3月下旬頃です。

咲き始めの梅は、花びらの色が濃くてとても綺麗で、満開時期のシャワーのように地面に向かって梅の花が降り注ぐ様も圧巻です。

城南宮と椿の競演は、例年2月下旬頃から見ることができます。

城南宮のしだれ梅や椿の見頃時期は、その年の気候状況や天候により前後します。

2023年2月10日現在、椿は既に見頃を迎えており、しだれ梅もちらほらと開花してきています。

2023年の城南宮のしだれ梅と椿の競演の見頃時期は、例年同様2月下旬~3月中旬頃になるでしょう。

城南宮梅2023のアクセスは?

アクセス

城南宮の最寄駅は「竹田」駅(京都市営地下鉄/近鉄)です。

京都市地下鉄「竹田駅」下車後、徒歩15分

阪急「大宮駅」より市バス18系統に乗車、城南宮道下車後徒歩5分です。

城南宮梅2023の駐車場は?

駐車場

無料駐車場あり

(正月や行事期間)自動車 200台、大型バス 4台

(上記を除く平日)自動車 160台、大型バス 20台

大型バスは、国道1号線側のバス専用駐車場になります。

城南宮「しだれ梅と椿まつり」2023の開催期間・時間や場所は?料金は?

城南宮のしだれ梅

神苑内にある城南離宮遺構の築山と伝わる「春の山」では、しだれ梅と椿が見頃の時期に合わせて、例年「しだれ梅と椿まつり」が開催されます。

期間中には、梅の花を冠にさした巫女が、梅の枝を手に持ち神楽を舞う「梅が枝神楽」が行われたり、梅の花守り(初穂料1000円)が授与され、植木市などもあります。

また、参道で販売される「椿餅」もこの期間だけの楽しみです。

地元の和菓子店・松甫堂(しょうふどう)が白玉椿を模して作る道明寺餅で、桜餅のような粒つぶとした食感です。

2023年の 城南宮しだれ梅と椿まつりの開催日程は以下の通りです。

城南宮しだれ梅と椿まつり2023 日程・時間や場所

日程: 2023年2月18日(土)~3月22日(水)

参拝時間: 境内自由、神苑 9:00~16:30(受付終了16:00) 

場所:城南宮 境内

住所: 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7

電話: 075-623-0846

料金: 

大人(中学生以上)800円・小学生500円・「障がい者手帳」提示の方400円(神苑拝観料) ※境内は無料

平日の10:00、土曜日・日曜日・祝日の10:00・15:00から梅の花を冠に差し、手に梅の枝を持った巫女が神楽殿の表舞台で梅ヶ枝神楽を舞います。

室町の庭と桃山の庭の間に建てられた茶席・楽水軒で、菓子・抹茶(有料)を楽しむこともできます。

新型コロナウイルスの影響あるい梅と椿の開花状況により、日程が変更される場合があります。

城南宮梅2023の魅力や見どころは?

城南宮のしだれ梅と椿

都市伏見区にある方除の大社・ 城南宮(じょうなんぐう)は、平安遷都(794年)の時に創建され、平安京の南を守護する神社として朝廷から重んじられてきました。

城南宮

城南宮は、幕末には、鳥羽・伏見の戦いの戦場になるなど度々歴史の表舞台に立ってきました。

毎年春と秋に、城南宮の神苑では、平安貴族の優雅な宴を再現した「曲水の宴」が開かれます。

現在では、城南宮は、方除(ほうよけ)、車のお祓(はら)いなど、交通安全の神として信仰を集めておりますが、早春のしだれ梅が有名で、城南宮の神苑は、3月になると、梅だけでなく椿も見ごろを迎えます。

梅は、まだ芽もつぼみも眠る冬枯れの景色が広がる中、いち早く春の訪れを伝えてくれます。

早春の時期には、約150本もの「しだれ梅」が神苑を彩り、まるでシャワーのように花の咲いた枝を垂れるしだれ梅の光景は圧巻です。

城南宮のしだれ梅

梅が咲き誇る神苑の一帯は、甘く柔らかな梅の香りが漂います。

曲水の宴が行われる、回遊式になっている神苑では、しだれ梅、椿、桜、藤、躑躅、青もみじ、秋の七草や紅葉など、一年を通して「源氏物語」に登場する約80種もの草花が四季折々の表情を見せます。

城南の宮では、梅林のある「春の山」をはじめ、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭などと名付けられた、趣向の全く異なる 5つのゾーンを楽しむことができます。

「昭和の小堀遠州」と称えられた、中根金作が手がけ、「修行の場としての庭ではなく、参拝者の癒やしや休息の場としての庭を」と作庭されました。

様々な花が咲く神苑のなかでも、人気があるのが“春の山”と呼ばれるエリアでしょう!

神苑・楽水苑(らくすいえん)入口から「春の山」では、約150本の薄紅色や紅白のしだれ梅が植えられています。

城南宮のしだれ梅と椿

寒さに耐えて花を咲かせるしだれ梅は、芽吹きを伝えるはじまりの花です。

なだらかな丘の上にしだれ梅の花の咲いた枝が降り注ぎ、花の散る惜梅(せきばい)の時期には花びらが地面一面を覆います。

「探梅(たんばい)」、「観梅(かんばい) 」、「惜梅(せきばい) 」と移り行くしだれ梅の景色を楽しむことができます。

「梅が香を 桜の花に匂はせて 柳の枝に 咲かせてしがな 」 中原致時 (なかはらのむねとき) が詠んだ和歌にあるように、”梅の香りを 桜の花につけて 柳の枝に咲かせた花”、それが平安貴族の「理想の花」だったそうです。

その平安貴族の理想を具体化すると、城南宮のしだれ梅のようになるだろうと言われています。

城南宮の神苑に梅の木が植えられてから、2023年で24年目になりますが、梅の木は荘厳な状態に育っています。

メジロも梅の木にとまり、緑色の羽と梅の花の鮮やかなコントラストに目を奪われます。

城南宮のしだれ梅

例年、3月上旬には150本ほどのしだれ梅が色鮮やかに咲き誇りますが、 満開の時季だけではなく、梅の散り際もまた美しいです。

城南宮のしだれ梅

さらに、平安の庭には、約50種・約300本の椿も色を添えます。

12月から咲き始める中輪白色の「初嵐(はつあらし)」、ピンク椀咲き大輪の「曙(あけぼの)」、愛らしい真紅の藪椿「城南椿」などが艶やかに咲き誇り、また苔の上に落ちた”落ち椿”の景色も風情があります。

冬から春にかけて、枝垂れ梅と椿のコラボレーションを楽しむことができます。

城南宮のしだれ梅と椿

梅と椿が咲き誇る様も見事ですが、落ち行く花びらの絨毯もまた情緒があり、季節とともに景色が移ろい、時期を変えて何度も足を運びたくなる場所が、城南の宮です。

椿と言えば花がまるごと落ちる姿が印象的ですが、京都の城南宮といえばこのふたつの組み合わせの風景が有名です。

苔(こけ)の上にぽとりと落ちた「落ち椿」としだれ梅の共演を見られるのは、例年2月下旬〜3月中旬まです。

また、神苑・桃山の庭にある茶室・楽水軒では、抹茶がいただけます。

まとめ:城南宮梅2023の見頃時期や開花状況は?駐車場やアクセスは?

ここでは、城南宮の梅の魅力や見どころや種類、2023年の 「しだれ梅と椿まつり」の開催期間や内容、御朱印や梅の花守り、2023年の見頃時期や開花状況、アクセスや駐車場について紹介しました。

京都随一といわれるしだれ梅と椿の競演をぜひお楽しみください!

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