
奈良県高取町の壷阪寺の桜大仏について、桜の2023年見頃時期や開花状況、夜桜ライトアップ日程や時間、見どころや撮影スポット等気になりますよね。ここでは、桜の2023年見頃時期や開花状況、夜桜ライトアップ日程や時間、見どころや撮影スポット、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
壷阪寺の桜の2023年見頃時期や開花状況は?

壷阪寺の桜の例年の見頃は、例年3月下旬~4月上旬になります。
桜大仏!
— アケッチ (@b6RjUFqIpzOaMUW) April 2, 2023
奈良の壷阪寺です pic.twitter.com/vRatjh7JtQ
3月下旬頃から、桜大仏は満開の桜に包まれます。
もちろん、壷阪寺の桜の開花状況は、その年の気候状況や天候により前後します。
2023年4月3日現在、壷阪寺の桜は散り始めの桜吹雪です。
桜に囲まれた大仏様を見られるのはあとわずか。
お急ぎくださいね!
令和5年4月3日朝7時の開花状況です。散り始めています。 #桜 #cherryblossoms #tsubosakadera #temple #japan #奈良 #nara #日本遺産 #千年巡礼 pic.twitter.com/3VqI9LlbAK
— 壷阪寺 tsubosakadera (@tsubosaka1300) April 2, 2023
壷阪寺へのアクセスや駐車場情報は、以下の記事をご参照くださいね!
壷阪寺夜桜ライトアップ2023の開催日程や点灯時間は?

陽が落ち、夕闇にせまる頃、壺阪寺では今年初めてとなる夜桜拝観が行われました。

幽玄の光に包まれ、堂塔伽藍や大石仏群の数々が闇夜に浮き上がります。

日中の春の暖かな空気が、ひんやりと凛とした空気に変わりました。
本日は、花曇りのお天気ですが、桜は満開見頃です。
— 壷阪寺 tsubosakadera (@tsubosaka1300) March 30, 2023
写真は昨夜のライトアップの様子です。
夜桜ライトアップ夜間拝観は4月9日迄。毎日20時迄。 pic.twitter.com/GfBPQpZLgQ
静まり返った、崇高な世界です。なんとも言えない風情の中、夜の散歩を楽しむことができました。

壷阪寺では桜が終われば、山吹が開花し、5月の連休にはつつじが見頃になるといいます。
季節により表情を変える 壷阪寺を思い浮かべながら、桜大仏に見送られ、幻想空間を後にしました。

壷阪寺夜桜ライトアップ2023
開催日程: 2023年3月25日(土)~2023年4月9日(日)
点灯時間: 18:00~20:00
ここでしか見れない、幻想的な世界を楽しめる、ライトアップされた桜大仏はSNS等でも注目され、近年は参拝者も増えています。

※桜の開花状況により、日程が変更になる場合もあります。
境内の堂塔伽藍や大石像仏を覆いつくすように咲く桜は、昼間とは違う幻想的な夜桜の風景です!


壷阪寺の桜大仏や見どころや撮影スポットは?

高取町は、古代より飛鳥から吉野や紀伊に通じる道の途上にあたり、重要な場所として発展してきました。
山の中には、五百羅漢と呼ばれる多数の仏像が、大きな石に刻まれており、信仰の場でもありました。
歴史の宝庫、高取町に壷阪寺があります。
壺阪山駅で下車し、タクシーで約10分の山道を登ります。

壷阪寺の創建は大宝3年(703年)で、清少納言の『枕草子』のなかで「寺は壺坂。笠置(かさぎ)。法輪(ほうりん)」と綴られているように、平安時代には多くの貴族の尊崇(そんすう)を受けたお寺でした。
今では、眼病封じの寺として有名なお寺で、盲目の夫・澤市とその妻・お里の夫婦愛を描いた人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台でもあります。

壺阪寺では平成15年の開基1300年を記念し、境内に約200本のソメイヨシノなどを植樹されました。

境内の桜は満開で、平成19年(2007)に開眼した大釈迦如来石像周辺に植えられた桜が咲き誇り、鎮座する大仏様を包んでいました。
桜浄土🌸#壷阪寺 #写真で奏でる私の世界#カンナラリウム #サクラリウム #桜 #桜2021 #東京カメラ部#eosr6 #キヤノン党でほめあいたい pic.twitter.com/sHyhKC4CGZ
— 奥藤葉 神奈 (@kannararium) March 29, 2021
見事な「桜大仏」です。

台座もふくめると、その像高は15メートルにおよびます。

壺阪寺では、インド渡来の巨大大仏が点在しています。
敷地内にはエキゾチックなインド風石像が溢れ、日本にいるとは思えないほどインドテイストを感じます。
お釈迦様の誕生から涅槃に入られるまでを描かれた、巨大な仏伝図レリーフもありました。

本体の彫刻はインドの石工たちの技術とセンスを、ありのまま伝えるために、一切の修正を加えないまま組み立てられています。
これぞまさに、リアルな仏教伝来といえます。

背後には、国の重要文化財に指定されている三重塔や禮堂(れいどう)、本堂に当たる八角円堂などが、桜に浮かぶ光景も楽しめました。

インドと日本、近代と前近代の建造物が何の違和感もなく共存しているのは、壷阪寺ならではの特色であるといえるでしょう。

境内には、巨大な天竺渡来大観音石像が桜と山の緑を背景に孤立しています。

壷阪寺は、昭和39年(1964年)からインドで、ハンセン病患者の救済活動をおこなっており、その活動が取り持つ縁で、そこから大観音石像が招来されたのです。
像高は約20メートルにもなります。
大観音石像は3億年前の古石で、のべ7万人ものインドの石工職人が携わり造られました。もちろんこのままインドから運ぶことができないため、66個に分割し、この地でパズルのように組み立てられました。
全重量1200トンの圧巻のお姿を拝すると、壷阪寺の慈善活動に対して、インドの人々がいかに深く感謝をしてきたかがうかがえます。

そして大観音像の視線の先には、同じくインドにおける国際交流・石彫事業の一環として製作された、全長8mの釈迦涅槃像が横たわっています。
壷阪寺の国際慈善活動は、大観音石像の招来以降も継続して展開されています。


まとめ:壷阪寺桜大仏2023見頃や開花状況は?ライトアップや見どころや撮影スポットは?
ここでは、桜の2023年見頃時期や開花状況、夜桜ライトアップ日程や時間、見どころや撮影スポット、アクセスや駐車場について紹介しました。
ぜひご参考にしていただき、幻想的な壷阪寺の春の風景を堪能してみてください!