又兵衛桜2023見頃や開花状況は?ライトアップや見どころや撮影スポットは?
又兵衛桜

奈良県宇陀市の 又兵衛桜 について、2023年見頃時期や開花状況、2023年の又兵衛桜まつりやライトアップ情報、見どころや撮影スポット等気になりますよね。ここでは、又兵衛桜の桜の2023年見頃時期や開花状況、2023年の又兵衛桜まつりやライトアップ情報、見どころや撮影スポットについて紹介します。

又兵衛桜の2023年見頃時期や開花状況は?

西日があたる又兵衛桜
宇陀の又兵衛桜

又兵衛桜の見頃は、例年4月上旬~中旬です。

周りに植えられているのは桃の木なんですが、開花時期になると一斉に咲誇り、薄いピンクと濃いめのピンクのコントラストがとても美しいです。

2023年の桜前線の北上はとても早く、又兵衛桜は、4月3日現在散り始めているので、お花見をご予定の方は、お早目に訪れてみてくださいね。

又兵衛桜まつり2023やライトアップの開催は?

満開に咲く桜の木と桃の木
宇陀の又兵衛桜

春には、例年「又兵衛桜まつり」が開催されます。

開花に合わせて開催される桜まつりでは、特産品の販売が行われます。

例年の来場者数は約7万人以上となります。

住所: 奈良県宇陀市大宇陀本郷

TEL: 0745-82-2457(宇陀市観光協会/※平日)

料金: 無料(桜の近くに行くためには桜維持保護協力金100円が任意で必要)

2023年は、2023年4月上旬~中旬で予定していましたが、2023年の又兵衛桜まつりは、コロナウイルス感染症の影響を鑑み開催されません。

2023年の又兵衛桜のライトアップの実施はありません。

又兵衛桜へのアクセス情報は、以下の記事にまとめています。

又兵衛桜の見どころや撮影スポットは?

横から陽があたる又兵衛桜
宇陀の又兵衛桜

北向地蔵桜から暫く歩くと、樹齢300年とも言われる通称「瀧桜」と呼ばれる見事な枝垂れ桜が見えました。

NHK大河ドラマ「真田丸」にもでてきた大阪の夏の陣で活躍した戦国武将・後藤又兵衛の屋敷跡にあることから「又兵衛桜」の名でも親しまれています。

桃の花の鮮やかなピンクと山の新緑をバックに存在感抜群の又兵衛桜が見えた瞬間、自然と歩みが早くなります。

又兵衛桜周辺には、桃・木蓮・馬酔木(アセビ)・水仙・菜の花が同時に咲き誇り、主役を引き立てます。

石垣から滝のようにしだれる姿は圧巻で、枝ぶりも素晴らしく、夏の夜空を彩る大きな花火のようでもあり、心奪われ立ち尽くしてしまいます。

又兵衛桜の背後は山になっており、その山に抱かれるように又兵衛桜が美しい花を咲かせています。

又兵衛桜の後ろにはピンクの桃の花が咲き乱れており、桃と桜のコラボレーションを楽しむことができるのも又兵衛桜の特徴のひとつとなっています。

山を背にした桃の花と桜の花
宇陀の又兵衛桜

古武士の風格漂う又兵衛桜は、幹回り3m、高さ13mで大きく枝を拡げた美しい桜です。

「槍の又兵衛」の異名を持ち、大阪夏の陣で討ち死にしたのではないか、一方で実はひそかに、この地で、僧侶となって生き続けたなど数々の逸話を持ちます。

歴史の大きなうねりの中からこぼれ出て、再起を夢見て暮らした場所と言われています。

又兵衛の魂が乗り移っているかのような、迫力のある一本桜です。

又兵衛桜の前後は石垣になっており、まるで城跡に立っている桜のようです。

城壁に垂れ下がる桜の枝
宇陀の又兵衛桜

この老木の伝説が、訪れる人の心を捉えて離しません。たった一本の桜が、テレビドラマのオープニングで使われたことで有名になったこともあり、全国から約8万人の見物者を集めているといいます。

石垣から飛び出したように垂れる枝は、樹齢300年とは思えないほどの力強さです。

周りには小道が整備され、太い幹をぐるりと見て回る事が出来ます。そしてもう一つの見どころは「風になびく枝」です。

風になびく桜の枝
宇陀の又兵衛桜

その風になびく枝が、まるで風と共に何かを語っているようにも見えるのです。

段々の花畑と桜の花
宇陀の又兵衛桜

川の反対側には散策道があり、こちらから望む「又兵衛桜」は緑の山をバックに堂々とした佇まいです。

又兵衛の夢は夏の陣で散りましたが、人々は今にも動きそうな大迫力の滝桜に豪傑又兵衛を反映します。

巨桜の木と見上げる人
宇陀の又兵衛桜

夜明け撮影狙いの場合は、天の川撮影と重なると、夜中でも桜の前の駐車場が満車状態になります。

天の川撮影ブームで、天の川撮影の人もかなり多いです。

夜明け時から数百人規模の写真愛好家が並ぶので、このような場所で撮影したことが無い方は、その雰囲気に驚くと思います。

北向地蔵と桜
北向地蔵桜

又兵衛桜の駐車場から歩くと、まず目にするのが北向地蔵桜です。

桜の木の根元にある祠には北向地蔵尊が安置されていることから、北向地蔵桜と呼ばれているそうです。

古木の風情がありお地蔵さんの祠に寄り添うように立つ姿が、 まるで映画のセットのような雰囲気を醸し出している樹齢不明の古木です。

この懐かしい景色が、見る者の心に郷愁の念を思い起こさせるのです。

うねる桜の枝
北向地蔵桜

芳野(ほうの)川沿いの桜並木の散策もまた、魅力ある春の散策コースです。

川沿いに連なる桜並木

又兵衛桜から車で10分ほどのところの芳野(ほうの)川沿いには、500mにわたり、約100本の桜が植えられ、美しい桜の並木道となっています。

桜のトンネルを堪能しに、寄り道してみてはいかがでしょうか。宇陀の桜の世界に、存分に魅了されます。

青空と桜並木
宇陀の桜

まとめ:又兵衛桜2023見頃や開花状況は?ライトアップや見どころや撮影スポットは?

ここでは、又兵衛桜の桜の2023年見頃時期や開花状況、2023年の又兵衛桜まつりやライトアップ情報、見どころや撮影スポットについて紹介しました。

舞台に立つ孤高の一本桜は、これからも多くの人を魅了し続けるでしょう!

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