遠州三山風鈴まつり2023日程・時間や回り方は?限定御朱印やスイーツは?
遠州三山風鈴まつり

静岡県袋井市の遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)の風鈴まつり2023について、開催日程・時間や内容、限定御朱印、期間限定スイーツ、回り方、アクセスや駐車場等気になりますよね。ここでは、遠州三山風鈴まつりの日程・時間や内容、限定御朱印、期間限定スイーツ、回り方、アクセスや駐車場、魅力や見どころについて紹介します。

遠州三山風鈴まつり2023の開催日程・時間や内容は?限定御朱印は?

遠州三山風鈴まつり

静岡県袋井市では、2023年5月20日(土)〜8月31日(木)に「遠州三山風鈴まつり(可睡齋・油山寺・法多山)」が開催されます。

期間中は、例年「遠州三山風鈴まつり限定御朱印」が用意されています。

法多山

風鈴の展示

場所」本堂、大師堂、諸尊堂、水屋、だんご屋東広場

※夜間ライトアップ(18:00~21:00)はホタルまつり開催期間(5/27・28、6/3・4)に行われます。

願掛け風鈴  

本堂、大師堂に飾られた風鈴に願いを込めた短冊をかけます。

願い事をお書きいただいた短冊を本堂に奉納後、約一カ月風鈴にかけます。

期間: 2023年5月20日(土)~8月19日(土)

料金: 300円

法多山の名物は厄除けだんごですが、7月〜8月には「厄除氷」も用意されます。

法多山限定御朱印

風鈴とあじさいの朱印

法多山の初夏を彩るあじさいと風鈴の判を押した季節限定の御朱印

期間: 2023年5月20日~6月30日

場所: 本堂 祈祷受付窓口

時間: 8:30~16:30

料金: 300円

風鈴と青モミジの朱印

青々と枝葉を伸ばす色あざやかなモミジと風鈴の判を押した季節限定の御朱印。

期間: 2023年7月1日~8月31日 ※万灯祭の7/9・7/10を除く

場所: 本堂 祈祷受付窓口

時間: 8:30~16:30

料金: 300円

万灯祭限定朱印

葵の御紋と万灯祭限定の判を押した御朱印。

期間: 2023年7月9日・7月10日

場所: 本堂 祈祷受付窓口

時間: 8:30~21:00 (10日は7:30~21:00)

料金: 300円

限定朱印 hp用
法多山公式サイトより引用

可睡齋

赤富士風鈴拝観: 500円(水無月ぜんざい付き、限定100食、7月中旬~8月)

お絵描き風鈴: 500円(画材込み)

可睡齋では、禅宗の◯相(円相/えんそう=悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴的に表現したもの)にちなみ、「縁日風鈴」と名付けて、人生の良縁を風鈴に託します。

山門から本堂まで「風鈴の小道」に2000個の風鈴が吊るされ、さらに1000個の風鈴で「赤富士オブジェ」(拝観料が必要)を築いています。

7月〜8月には「赤富士オブジェ」拝観の人に「水無月ぜんざい」と冷茶(限定100食、7月中旬~8月)も用意されています。

可睡斎の御朱印

可睡斎では通常三 種類、期間限定「ひなまつり」「風鈴まつり」の御朱印があります。

萬松閣(総受付)へお越しください。

御朱印代: 300円

受付時間: 午前8時~午後5時

油山寺

三山の中で、もっとも落ち着いた「風鈴まつり」です。

油山寺では、冷やし緑茶甘酒やわらびもち茶店「一休庵」(土・日曜、祝日営業)に用意されます。

遠州三山風鈴まつり(可睡齋・油山寺・法多山)

開催日時: 2023年5月20日(土)〜8月31日(木)

所在地:  静岡県袋井市久能2915・村松1・豊沢2777

場所: 可睡齋・油山寺・法多山

遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)風鈴まつり2023の期間限定スイーツや回り方は?

可睡斎公式サイトより引用

期間限定スイーツは、遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)で異なる味わいです。

法多山では、門前入り口付近に、かつての食堂をリノベーションした木の温もりあふれる「門前ごりやくカフェ」があります。(毎週金・土・日・月のみ営業)

「氷室様の氷甘酒」が提供(1杯250円)されます。

夏季限定の商品ですが、季節によってカフェのメニューは少し変わるようですよ。

豆と焙煎にこだわったコーヒーも香り高いです。

法多山にある「だんご茶屋」にて「厄除氷」がいただけます。

遠州三山風鈴まつり

地元・袋井産の抹茶を使用したシロップがたっぷりかけられており、抹茶ならでは旨みやほろ苦さが味わえます。

「厄除氷」には、おだんごがトッピングされているのも嬉しいポイント!

可睡齋では、中庭の赤富士風鈴を拝観した方に、暑気払いと無病息災を願って冷たい「水無月ぜんざい」(限定100食、7月中旬~8月)も用意され、振舞われるそうです。

可睡齋の売店「洗心閣」では、和尚さんが炊いた自家製あんこがたっぷりとかかった豆乳の精進アイスが絶品です。

豆腐をベースにしたアイスと、丁寧に炊き上げられたあんこが組み合わせたオリジナルスイーツです。

フレーバーは、豆乳・黒ごま・抹茶の3種類です。

なお、油山寺では、一休庵の「冷やし緑茶甘酒」をお楽しみください。

「遠州三山」として親しまれている袋井市内の三古刹「法多山」「可睡斎」「油山寺」の回り方のモデルケースは以下の通りです。

可睡斎→油山寺→法多山の順に回るのがスムーズかと思われます。

JR袋井駅からタクシーで約12分で、可睡斎に到着します。

華やかな雰囲気の可睡斎で、「風鈴の小道」や「赤富士風鈴」を楽しんだら、タクシーで約6分で油山寺に到着です。

油山寺で、自然を感じながら、ゆっくり静かな風鈴を楽しみましょう。

その後、タクシーで約15分、法多山に移動しましょう!

5本1セット(五体を表す)の厄除だんごをお土産に、タクシーで約10分でJR袋井駅に戻ることができます。

各寺の文化財を観賞しながら、御朱印を集めるご利益めぐりの旅へ出かけましょう。

遠州三山風鈴まつり2023の場所やアクセスは?駐車場は?

遠州三山風鈴まつり

法多山

住所:静岡県袋井市豊沢2777

電話番号:0538-43-3601

アクセス:

JR袋井駅からバスで15分

東名高速道路「掛川」I.Cから約15分

※ホタルまつりの夜間にライトアップ(18:00~21:00)あり

駐車場: あり(有料)

油山寺

住所:静岡県袋井市村松1番地

電話番号:0538-42-3633

アクセス:

JR袋井駅から車で15分

東名高速道路「袋井」I.Cから約13分

駐車場: あり(無料)

可睡齋

住所:静岡県袋井市久能2915-1

電話番号:0538-42-2121

アクセス:

電車・バスでのアクセス

JR袋井駅より秋葉バスサービス可睡の杜線で約15分、「可睡」バス停下車

車でのアクセス

東名袋井I.Cより約5分

東名掛川I.Cより約30分

新東名森掛川I.Cより約20分

駐車場: 50台(無料)、350台(有料)

遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)風鈴まつり2023の魅力や見どころは?

可睡斎公式サイトより引用

静岡県西部に位置する袋井市は、江戸時代には、東西から行き交う人々の宿場所として賑わい、江戸(東京)と京(京都)を結ぶ東海道のちょうど中心にあります。

また、三つの寺院「遠州三山」を巡るのが人気です。

遠州三山とは、「法多山(はったさん)」「油山寺(ゆさんじ)」「可睡斎(かすいさい)」と、いずれも千年余の歴史を誇る寺院です。

最近では、遠州三山の御朱印を趣味で集める人が増えて、全国から参拝客が後を絶ちません。

寺院のうちの一つ「法多山尊永寺」は、厄除観音としても有名です。

境内で売られている厄除だんごは、徳川家定・第十三代将軍のころから名物です。

遠州三山 風鈴まつり

遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)では、2017年から例年8月31日まで「遠州三山 風鈴まつり」が開催されています。

遠州三山風鈴まつり

昔から厄除け・魔除けのために風鐸(ふうたく)という風鈴の由来となったものが吊り下げられいて、風鈴まつりは、日本の伝統的な寺院文化を後世に伝えていく意味も込められているそうです。

趣の違う風鈴を飾り付けて参拝者を出迎え、フォトジェニックな風景が評判を呼び、毎年多くの人々が涼を求めて訪れます。

三山めぐって音の違いを楽しんでください!

なお、夏期には袋井市内のカフェや食堂、お茶屋さんなどで、スイーツも味わえます。

期間中は、三山で風鈴の音が響き渡るだけでなく、市内各所で期間中のみ限定販売される夏のスイーツ(甘味)を楽しむことができますよ。

マスクメロンお茶など、特産品を活かしたアイスやパフェやかき氷等のスイーツはどれも絶品!

更に期間中、各寺院では「風鈴まつり限定御朱印」も登場します。

「法多山」

法多山は、奈良時代の僧・行基によりに創建され、厄除観音として地域の人々に愛されていました。

本堂両翼の左右の回廊に、整然と吊るされた絵付け風鈴から、鉄琴の和音のようにカランコロンとどこか懐かしい風鈴の音色が聴こえます。

遠州三山風鈴まつり
遠州三山風鈴まつり

回廊に設けられた竹製の格子に吊るされた風鈴には、ホタル、花火、金魚、朝顔等の鮮やかなイラスト!

まさに日本の夏を象徴する絵柄満載です。

鮮やかな風鈴が並ぶ景観は、SNS映え必至! 

回廊にはベンチもあるので、のんびりと休みながら鑑賞することも可能です。

風鈴の設置場所は年々増え、団子茶屋や手水舎の東側に建つ諸尊堂周辺などにも飾られています。

法多山では、風鈴に吊るされた木の短冊に願いごとを記入して奉納することもできる、願掛け風鈴の販売も行われます。

短冊に願いを書いて本堂に奉納すると、1ヶ月間風鈴に掛けてくれますよ!

願掛け風鈴 有料・1枚200円 場所:本堂

また、日が暮れる頃にはライトアップも行われ、照明に照らされた風鈴からは、昼間とは異なる風情が感じられます。ライトアップは、ホタルまつりの開催期間に行われます。

ライトアップ 

 期間:2023年5月27日、28日、6月3日、4日

 場所:本堂・諸尊堂・だんご屋東広場 

 時間:18:00~21:00

「油山寺」

JR袋井駅から北へ約7キロの静かな山間に、飛鳥時代から続く油山寺があります。

奈良時代には孝謙天皇の眼病を治したことから「目の霊山」とも呼ばれていました。

油山寺は、ゆっくりとした時の流れを楽しめる雰囲気が魅力の寺院で、自然の中に溶け込むように飾られた風鈴を眺めることができます。

東日本大震災の復興祈願が込められ、2019年からは参道へも飾られるようになったそうです。

参道の風鈴は、福島県で作られたガラス製と磁器製とで合計で100個余りです。

方丈や吉祥菴(無料休憩所)などのお堂の軒下に吊るされた南部風鈴は、全部で50個ほどだそうです。

静けさの中に響くのは透き通った風鈴の音色を聴きながら、様々な絵柄なの風鈴をどをお楽しみください。

「可睡齋」

室町時代に開山され徳川家康ともゆかりの深い可睡斎では、山門から本堂にかけて、江戸風鈴が並ぶ「風鈴の小道」が作られます。

可睡斎の境内では、約2,000個の色とりどりの江戸風鈴が吊るされ、涼しげな音色に心洗われます。

江戸風鈴は、丸いフォルムがキュートで、ギザギザした縁にガラスの管が当たり、涼しげな音色を奏でます。

赤、黄、ピンク、水色等20色の風鈴は華やかです。

坐禅堂や受付がある萬松閣へと分かれる石畳上にも伸びています。

さらに、枯山水の大庭園には、毎年少しずつ趣向を変える約1,000個の「赤富士風鈴」があります。

裾野の緩やかなカーブまで表現するために用いられたのは、魔除けの意味を持つとされる真っ赤な風鈴が1,000個!

見応えがありますよ♪

赤富士風鈴拝観 料金:500円(水無月ぜんざい付き・限定100食)

また、自分で絵付けができる「お絵描き風鈴」の体験もできますよ!

「お絵描き風鈴」体験は、画材込みで500円です。

陶器で作られた白い風鈴に好きなイラストを自由に描くことができるので参拝の記念にも、お土産には最適ですよ!

イベント期間中、各寺院では例年「風鈴まつり限定御朱印」が用意されています。

法多山・可睡斎・油山寺の御朱印をすべて集めたら、数量限定でご利益グッズ(水引きバンド)のプレゼントもあるそうです。

五色の水引バンドは、ご朱印帳につけるなどいろいろな使い方ができますよ♪

遠州三山に数えられる法多山・可睡斎・油山寺では、それぞれに趣向を凝らした風鈴の飾り付けを楽しみましょう!

まとめ:遠州三山風鈴まつり2023日程・時間や回り方は?限定御朱印やスイーツは?

ここでは、遠州三山風鈴まつりの日程・時間や内容、限定御朱印、期間限定スイーツ、回り方、アクセスや駐車場、魅力や見どころについて紹介しました。

涼やかな風鈴の音色をきいて、暑気を吹き飛ばしましょう!

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