
東京都台東区の浅草神社の三社祭2023について、開催日程やスケジュール、屋台・露店の出店、見どころや神輿渡御ルート、アクセスや交通規制等気になりますよね。ここでは、浅草三社祭2023の日程やスケジュール、屋台・露店の出店、魅力や見どころ、神輿ルート、場所やアクセス、交通規制、神輿の歴史について紹介します。
目次
浅草三社祭2023の開催日程やスケジュールは?

2023年の三社祭は、5月19日(金)、20日(土)、21日(日)の3日間で開催されることが決定しました。
令和元年の三社祭 (雷門前)
— 三十坪の秘密基地 (@30tsubo) April 18, 2022
今年の三社祭の行事日程が発表されましたが、今後変更する可能性もあるそうです。
浅草神社・三社祭サイト↓https://t.co/t3gmbuSlHE#浅草 #雷門 #三社祭 #神輿 #写真 pic.twitter.com/tFZwzoJcUa
浅草浅草寺 三社祭日程:2023年5月19日(金)~21日(日)
幻想的な三社祭前夜 pic.twitter.com/pINXEHnV5V
— 四葉 (@76Stratocaster) May 17, 2023
2023年5月18日(木)
19:00 本社神輿並びに各町子供神輿神霊入れの儀 場所:浅草神社社殿・神輿庫
2023年5月19日(金)
13:00 大行列
順路:浅草組合前から西廻り(馬道通り経由)で浅草神社へ
隊列:お囃子・金棒・鳶頭木遣り・総代・町会役員・びんざさら・芸者衆・白鷺・屋台
14:20 神事びんざさら舞 場所:拝殿・神楽殿
15:30 各町神輿御霊入れの儀
2023年5月20日(土)
10:00 例大祭式典
12:00 町内神輿連合渡御
16:00 巫女舞奉奏:神楽殿
2023年5月21日(日)
6:30 宮出し 警備の都合上「氏子宮出し」のみ
宮出し終了後より 本社神輿各町移御(台車による各町巡行)
本社神輿3基が各町内を渡御します。
14:00 巫女舞奉奏(神楽殿)
15:00 奉納舞踊(神楽殿)
16:00 太鼓奉演(境内)
20:00 宮入り
宮入り後 本社神輿御霊返しの儀
2023年の三社祭は、5月21日の氏子宮出しのみになること以外、変更は無くほぼ例年通り開催されます。
わっしょい!わっしょい!の声に釣られて🏃♀️…見つけました!先週末は神田明神、上野界隈でお祭りでしたね。皆の楽しそうな担ぎ姿がとても印象的でした。久しぶりですものねー。今週末は浅草三社祭。神輿の経路や位置情報も公開されているので、ぜひ行って見たいです👏 pic.twitter.com/yv07oHrujy
— 税理士法人ASHA (@ashatax2018) May 18, 2023
浅草三社祭2023の屋台・露店の出店は?場所や営業時間は?

浅草三社祭では、浅草寺境内や周辺付近に、例年多くの屋台・露店が並びます。
多彩なフード満載で、たいへんな賑わいです!
2022年は、新型コロナの影響により、規模を縮小して開催されていますが、2023年は例年通り、多くの屋台・露店が出店されることが期待されます。
屋台・露店の主な場所は、仲見世通り〜浅草寺神社のメイン通りですが、その他のスポットでも、多くの屋台を見ることができますよ!
仲見世通り〜浅草寺神社
浅草寺西側の西参道商店街
五重塔前
宝蔵門周辺
影向堂前
2023年の屋台・露店のスポットについて、公式サイトでは場所の記載等ないですが、上記のスポットを参考にしてみてください!
三社祭の屋台・露店の営業時間は、もちろんお店ごとに異なりますが、朝9時頃スタートして、20時頃閉店するお店が多いです。
三社祭の最終日(日曜日)は、早く店を閉めるお店もありますので、ご注意ください。
三社祭の屋台では、焼きそば、お好み焼き、焼き鳥、おでん、イカ焼き、じゃがバター、牛焼き等屋台定番グルメが勢ぞろいします!
その他、串もんじゃや甘辛いしょう油風味のこんなやくしょう油焼きもファンが多いです!
また、スイーツ類も充実していて、わたあめ、かき氷、チョコバナナ、りんご飴、ベビーカステラ、電球ソーダ等選り取り見取りです。
そして、ヨーヨーすくい、金魚やスーパーボウルすくい等、縁日の雰囲気満載です。
もちろん、お土産には、やげん堀の七味唐辛子もお忘れなく!
浅草と言えば、老舗甘味処の「梅園本店」のどら焼きが有名です。
どら焼きの皮とソフトクリームの組み合わせが斬新な「どらソフト」も人気♪
浅草梅園どらソフト
— みんな💚 (@37min_na37) May 14, 2023
しっかりめのクリーム
皮うんま! pic.twitter.com/RIt5iSgDBe
また、しっとり優しい味の「舟和」の芋ようかんも外せません!
芋ようかんやあんこ玉、とっても美味しいけど、三社祭で持ち歩くにはちょっと重いですね、、、
オンラインでも購入可能ですよ♪
浅草三社祭2023の魅力や見どころは?大行列や神輿渡御ルートは?

三社祭(さんじゃまつり)は、東京都台東区の浅草神社で毎年5月に行われ、初夏の風物詩で、浅草が一体となって盛り上がります。
\三社祭・生中継のお知らせ/
— J:COM|東京エリア (@tokyo_jcom) May 16, 2023
『継承する浅草の魂 令和5年 浅草神社例大祭 三社祭』 4年ぶりに本格開催!
放送日程:【町内神輿連合渡御】5月20日(土) 12時00分~【本社神輿 宮入り】 5月21日(日) 18時30分~
進行:井上沙織 ゲスト:いとうせいこう ※21日のみ
詳細はhttps://t.co/2xTUlfABeD pic.twitter.com/RZJrF7Gmyl
三社祭は浅草神社を中心に、5月の第3土曜日を基点とした金・土・日曜日に行われ、開催期間中の3日間で、約180万人が浅草の町を訪れます。

浅草神社では、浅草寺の創設に携わった檜前浜成(ひのくまはまなり)と武成(たけなり)の兄弟、そして彼らの知人、土師真中知(はじのあたいなかとも)の3人を祀っています(諸説あり)。
そのため、浅草神社は三社様(3つの神社)と呼ばれ、ここで行われるまつりは三社祭と呼ばれるようになったそうです。

正式名称は、浅草神社例大祭と言います。
“火事と喧嘩は江戸の華”というように、東京っ子の血が騒ぎ出す季節に、江戸のいなせな男衆の晴れ舞台「三社祭」が力強く華やかに開催されます。

江戸風情の残る下町浅草が1年でもっとも活気付くと云われます。
浅草三社祭は、100基以上の町内神輿(みこし)と3基の本社神輿担がれ、江戸っ子らしい威勢の良さが見ものです。
2年前の5/18。3年前の5/19。4年前の5/20。
— 浅草花やしき【公式】 (@hanayashiki1853) May 18, 2021
こんな日がいつか戻ってくることを、心から願うばかり。#花やしき #三社祭 pic.twitter.com/wVdsINrrjQ
三社祭の初日に行われるのは、お囃子屋台(おはやしやたい)をはじめ鳶頭木遣り(かしらきやり)や浅草の各舞、また芸妓連の手古舞や組踊り等で編成された「大行列」です。
「大行列」と呼ばれる時代衣装を着た人々の行列が町を練り歩き、浅草の町に祭礼の始まりを告げます。
行列は、浅草寺近くの東京浅草組合(料亭や芸妓の組合)を出発し、浅草寺の雷門や仲見世通り、浅草六区と呼ばれる娯楽街を通り、浅草神社に到着します。
また、五穀豊穣や悪霊退散を願う「神事びんざさら舞」が神社内で披露されます。
田植え行事が芸能化されたもので、現在は東京都の無形民俗文化財に指定されています。
紅白の紙を散らして籾撒き(もみまき)に見立て、編木(さらさ)という楽器で音を奏でることで願いを込めます。
三社祭2日目には、「例大祭式典」が斎行され、「町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)」が行われます。
全部で44ヶ町ある氏子(うじこ)町の約100基の神輿が浅草神社の境内に集合し、1基ずつお祓い(おはらい)を受けて各町会へと繰り出すのです。
「オイサ、オイサ」「オリャ」「ソイヤ」「ワッショイ!」と掛け声をあげながら、担ぎ手たちがお神輿を元気よく担ぎ、担ぎ手たちが神輿を上下左右に揺りうごかします。
これが「魂振り(たまふり)」で、古来、日本のまつりでは魂振りをすることで、豊作や大漁、さらには病気を払うことにつながると信じられていたそうです。
三社祭の魂振りはとくに激しいので有名で、祭りは熱気に包まれます!
三社祭最終日の3日目には、浅草神社の本社神輿である「一之宮」、「二之宮」、「三之宮」の3基の神輿が町内に繰り出します。
町内神輿よりも大きいのが特徴です。
早朝には神社境内から担ぎ出される「宮出し」が行われ、浅草神社の境内から担ぎ出された本社神輿が、日中は氏子各町を3方面に分かれ渡御します。
一度につき約100人ずつが交代で神輿を担ぎ、担ぎ手と観衆の熱気により浅草一帯が最高の盛り上がりを見せます。
日没の18:00〜19:00頃、浅草神社の境内に戻る「宮入り」を迎えて三社祭が終わります。
また、3日目の雷門通りから馬道通りは「おまつり広場」と呼ばれ、2日目に活躍した町内神輿がいくつかやってきますので、町内神輿と神社のお神輿の両方を見ることができますよ!
三社祭は、浅草の町が祭り一色に染まり、浅草神社で各神事が行われるだけでなく、境内や神楽殿において様々な舞踊が披露されます。
2023年5月21日(日)に行われる、各町の神輿渡御のルートは、以下の通りです・
一之宮の西部町会のルートは、三社祭公式サイトの一之宮:西部町会になります。
二之宮の西部町会のルートは、三社祭公式サイトの二之宮:南部町会になります。
三の宮の西部町会のルートは、三社祭公式サイトの三之宮:東部町会になります。
【三社祭】
— マルベル堂店長 (@smart800) May 19, 2019
スカイツリーと御神輿!!!#浅草 #三社祭 pic.twitter.com/w8KCZDcqWK
浅草三社祭2023のアクセス・行き方は?交通規制は?

三社祭の会場となるのは、浅草神社とその周辺です。
住所(浅草神社): 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
電話番号(浅草神社): 03-3844-1575
浅草神社は浅草寺の隣で、最寄駅は東京メトロと都営浅草線の浅草駅です。
三社祭のときには、電車や駅周辺が混むため、早めに出かけることをおすすめします。
また、2023年5月21日(日)は、交通規制がありますのでご注意ください。
雷門通り・・・8:00~19:00
馬道通り・・・11:00~17:00
お神輿が車道を通るときには、その車線が制限されますが、通行止めにはならないそうです。
アクセス:
銀座線「浅草駅」から徒歩約7分です。
都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩約7分です。

浅草三社祭2023の神輿の歴史は?

現在、三社祭で使用される浅草神社の本社神輿は3基です。
祭礼の際には、一之宮には土師真中知(はじのあたいなかとも)、二之宮には檜前浜成(ひのくまはまなり)、三之宮には檜前武成(ひのくまたけなり)の御神霊をそれぞれ移して渡御します。
ちなみに、神輿は「1基」「2基」と数えます。
戦前の浅草神社にあった本社神輿は、徳川家光によって寄付された3基とそれらを保存するために新調した3基、さらに氏子町会から寄付された1基の合計7基ありましたが、いずれの神輿も戦火により焼失してしまいました。
現在の本社神輿は、一之宮と二之宮が1950年、三之宮が1953年に氏子により奉納されたものだそうです。
また戦前に氏子町会から寄付された神輿は、元々は町神輿。あまりの重さから町会で担ぐ人がいなくなり、浅草神社へ奉納されたそうです。
いずれも胴が細く、屋根の四隅にある蕨手(わらびで)が大きい近代的な造りで、一之宮の頭には鳳凰(ほうおう)、二之宮と三之宮には擬宝珠(ぎぼし)が飾られています。
まとめ:三社祭2023の日程・スケジュールや屋台は?神輿ルートや交通規制は?
ここでは、浅草三社祭2023の日程やスケジュール、屋台・露店の出店、魅力や見どころ、神輿ルート、場所やアクセス、交通規制、神輿の歴史について紹介しました。
浅草の街が一気に盛り上がる三社祭にぜひ注目ください!