白米千枚田の見頃やアクセスや駐車場は?2022年田植えや稲刈りの日程は?
白米千枚田の夕日

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石川県輪島市の白米千枚田は、「能登の里山里海」の代表的な棚田で、日本の原風景を体感できる観光スポットです。ここでは、白米千枚田の見頃やおすすめの時間帯、2022年の田植えや稲刈りの日程、アクセスや駐車場について紹介します。

日本海に続く棚田の絶景「白米千枚田」とは?

白米千枚田

石川県輪島市の「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は、いくつもの水田が段上に連なり、日本海に向かう棚田は、日本国内はもちろん、海外からも多くの人が観光に訪れる人気スポットです。

世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田として、白米千枚田は年々注目を浴びています。

白米千枚田は、「日本の棚田百選」に指定され、2011年6月に日本で初の世界農業遺産に指定されていています。

白米千枚田

丘陵地に昔ながらの田んぼが並び、1つの水田は約18平方メートルと狭小で、約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開し、奥能登を代表する心癒される風景です。

白米千枚田

海岸が崖のように切り立った白米地区では、度々起こる地すべりの被害に悩まされていたそうです。

地すべりが起きやすい高い土手をなくすため、斜面を何段にも分けて、漏らすことなく利用し、これほど細かい“千枚田”ができあがりました。

日本の昔の和の文化に触れることができる「日本の原風景」とも呼ばれ、誰もが心癒される景観です。

「白米千枚田」では、今でも田植えから稲刈りまで、昔ながらの手法で稲作が行われていて、日本の古来からの農法の一つである「苗代田」を復活させた場所としてよく知られています。

昔ながらの稲作の様子を眺めることができ、普段接する機会が少なくなったと言われている農業について学ぶことができる、貴重な場所でもあります。

たくさんの数の水田がモザイクのような幾何学模様となり、海岸線まで続いていていく景色は、まさに絶景です。

白米千枚田

道の駅「千枚田ポケットパーク」には展望台があり、白米千枚田を一望可能。レストハウスでは千枚田のお米を使用したおにぎり、千枚田で収穫された貴重なお米、お土産などを購入できます。

白米千枚田を日々耕作管理している「田守(たもり)」が作る美味しいお米は、ふるさと納税の返礼品にもなっています。

白米千枚田の見頃やおすすめの時間帯は?

白米千枚田の夕暮れ

「白米千枚田」は、四季によって見える景色が異なり、四季折々それぞれの表情が魅力的です。

白米千枚田では毎年4月末頃から棚田に水が引かれはじめ、5月中旬ごろに田植えが始まります。

田んぼに水が張っている時期は、空が棚田に映され、棚田の水面に空模様が鏡のように映り、見事な光景となります。

白米千枚田

その時期は夕日が反射する棚田が絶景で、多くのカメラマンがその景色を写真におさめるべく訪れます。

夏には、稲が新緑に染まり、鮮やかな緑と日本海の青のコントラストが非常に美しいです。

旅には、今、大注目の、気軽に持ち歩ける小型・軽量ボディーの望遠鏡と一体になったカメラが便利です!

白米千枚田

夏のまぶしい太陽を浴びて成長する稲穂は、日ごとにすくすく大きくなり、少し間を置いただけでも見える風景が変化していきます。

夏のサンセットも情緒があります。

秋の収穫期には春先の田んぼの様子から打って変わり、黄金色の稲穂が棚田を彩り、金色の絨毯のように見えると大変人気の観光時期です。

白米千枚田

たわわに膨らんだ稲が風に揺られ、毎年9月の稲刈りの際には、千枚田結婚式が行われます。

「白米千枚田」では一般募集で選ばれた二組のカップルが実った金色の稲の中を行列し、皆の祝福を受け、稲刈りという初めての共同作業を行います。

10月以降は白米千枚田の景色は寂しくなりますが、冬には雪で白銀に染まる田んぼの風景が、厳しい日本海を背景に広がります。

白米千枚田

10月から翌年の春にかけては、でイルミネーションを見ることができます。

毎年10月〜3月の間(6ヶ月の間)、「あぜのきらめき」と称して、千枚田のライトアップが行われます。

白米千枚田のあぜひきらめ

「あぜひきらめき」は大変幻想的で、見ごたえ抜群であり、普段とは一味違った「白米千枚田」を楽しめることで大変話題となっています。

この絶景を作り上げるのが、棚田のふちに設置された25,000個のLED。昼間は太陽光で充電し、暗くなると自動的に光る仕組みになっているようです。

白米千枚田は、朝・昼・夜と時が移りゆくにつれて、景色が変化し、ずっと見ていても飽きることはありません。

おすすめの見頃の時間帯は、夕暮れ時で、日が傾いていくについて、夕日が水に反射して、海も棚田も一帯がオレンジ色に染まり幻想的です。

白米千枚田の2022年の田植えや稲刈りの日程は?

白米千枚田

白米千枚田では、春の田植えの時期には人が一本一本丁寧に稲を植える田植え、秋の稲穂の時期にはひと株ずつ刈り取る稲刈りがあります。

2021年は、5月9日に千枚田で田植えが行われました。

白米千枚田の田植え

密を避けるため、午前、午後に分けてオーナー、ボランティアが参加しました。

2022年の稲刈りの日程につきましては、後日更新します。

拠点となる道の駅「千枚田ポケットパーク」のアクセスや駐車場は?

白米千枚田

白米千枚田のすぐ近くに、道の駅「千枚田ポケットパーク」があります。

白米千枚田を訪れる際の拠点になります。

住所: 石川県輪島市白米町ハ部99-4

アクセス

電車・バスでのアクセス

七尾、和倉温泉から白米千枚田へ行く場合は、のと鉄道の利用がおすすめです。

穴水駅で下車し、北陸鉄道バスに乗り換えた後、輪島へ向かいます。

特急バスでのアクセス

JR金沢駅から輪島特急バスに乗り「輪島駅前」で下車し、北鉄奥能登バス「町野線」に乗り換えたあと、「白米千枚田」で下車します。

「あぜのきらめき」の時期は、臨時バスが運行されます。

車でのアクセス

金沢から、のと里山海道、国道経由で約2時間です。

和倉温泉から、のと里山海道、国道経由で約1時間15分です。

能登空港から、国道経由で約40分です。

のと里山空港ICで高速を降ります。

そこから輪島市内を経由し、40分程で千枚田ポケットパークに到着します。

金沢方面からのアクセスで使われる「のと里山海道」は、無料で走れる自動車専用道です。

能登半島の北海岸を通る国道249号線は、日本海を見ながら走ることができる絶景のドライブルートです。

駐車場:

道の駅「千枚田ポケットパーク」駐車場: 普通車49台、大型車5台、身障者用2台

道の駅から、階段を下って棚田の近くへ行くこともでき、棚田を一周するような遊歩道が作られています。

スロープを通って棚田へ向かうルートもあるので、車いすの方でも安心です。

まとめ:白米千枚田の見頃やアクセスや駐車場は?2022年田植えや稲刈りの日程は?

ここでは、白米千枚田の見頃やおすすめの時間帯、2022年の田植えや稲刈りの日程、アクセスや駐車場について紹介しました。

どこか懐かしく、心癒される棚田の風景を、ぜひご覧ください!

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