北海道の野菜は、とびきり美味しい!
北海道は、美味しい食材の宝庫です。特に、夏の北海道は、旬の野菜がたくさん出回る時期になりました。野菜は旬の時期に食べてこそ、より美味しさを実感でき、栄養もたくさん摂ることが出来ます。北海道の野菜の美味しさは、昼夜の寒暖差と日本最長の日照時間から生まれます。昼夜の気温差が激しいほど野菜の糖度は高まり、日中、光合成によって糖分を溜めた野菜は甘みを蓄えたまま育ちやすいのです。
そんな北海道の旬の野菜の美味しさを存分に味わうことができる場所、という訳で、この時期、特に人気になるのが、野菜を中心にしたビュッフェです。自然環境に恵まれた北海道。札幌でも街の中心から車で30分~2時間程度のアクセスで、周囲を大自然に囲まれた贅沢なロケーションで食事を楽しむことが出来る場所がたくさんあります。
どこのビュッフェも、料理の種類は多種多彩。野菜本来の味をダイレクトに味わうことができる豊富な種類の生野菜だけでなく、前菜から主食、デザート、ドリンクに至るまで、目にも美味しい豊富な品数が並びます。また、それぞれのテーマや特色を明確に出したレストランが多く、野菜を中心にしたおばあちゃんやお母さんの手料理を思い出す家庭料理、イタリアンやフレンチをベースにした洗練された洋風の料理等々、その日の気分、好みに合わせて選択肢はたくさんあります。また朝採野菜の直売所を併設している場合も多く、驚くほど手頃な値段で旬の野菜を購入もできます。
限られた季節だけに味わえる、本当の「旬」の野菜。栄養価の高い、味の濃い、みずみずしい、そんな野菜を存分に味わうことのできる野菜料理中心のビュッフェへ。美しい緑に囲まれて、心身ともに清々しく、リフレッシュできること請け合いです。それでは、特におすすめの4店を紹介します!
くるるの杜 農村レストラン
札幌の隣町、日本ハムファイターズのボールパークの建設も決まった北広島市にあるのが、約17ヘクタールの敷地を有する「くるるの杜」です。ここは、体験農場や地産地消を実現した農村レストランなどを通して、食糧基地・北海道の”農”を生産から消費まで一体的に体験できる、ホクレン直営の「食と農のふれあい広場」です。ホクレン農業協同組合連合会が経営しているだけあって、野菜が絶品です。北海道各地からの旬野菜のサラダ、パスタやリゾット、揚げたての天ぷら、ラーメン、うどん、野菜を使用した様々な総菜と魅力的料理が並びます。コーンかき揚げは甘く香ばしく、唯一の肉料理の知床鶏唐揚げは、ジューシーで唐揚げ専門店もびっくりです。
ドリンク類は、食酢飲料の他、黒豆茶や番茶、コーヒーならばカプチーノ他、数種類あります。ご飯も五穀米、玄米、混ぜご飯、白米とバラエティに飛び、パンも数種類あります。デザートもアイス3種、ミニケーキ、プリン、ときにはレストラン横の自家農場のイチゴが出たり、幸せな気分になります。小さな子ども連れのファミリーも多く、ますます人気が高まっており、特に週末は一時間以上待つことになります。その際は、施設内にある「農畜産物直売所」にて買い物を楽しめます。生産者の思いの詰まった新鮮な野菜が毎朝並び、産地のこだわりや新品種、おいしい食べ方などの情報も発信しています。野菜以外にも、肉や卵、北海道中のJAから集めた他では手に入りにくい加工品の品揃えも豊富です。さらに北海道の種類豊富な地酒やチーズがたくさん揃うのも「くるるの杜」ならではの魅力です。帰りは、北広島にある温泉でゆっくりしたり、三井アウトレットでショッピングしたり、札幌からのすてきなショートトリップを楽しむことができます。
営業時間
農畜産物直売所 10:00~17:00
農村レストラン ブッフェランチ 11:00~15:30
もりのかふぇ 10:00~16:00
ランチ料金 (税込)
大人 1,800円
シルバー(70歳以上) 1,600円
小学生 1,000円
幼児(4歳以上) 600円
幼児(3歳以下) 無料
TEL: 011-377-8886
ごちそうキッチン 畑のはる
札幌芸術の森の中にあるビュッフエレストランです。最初は、ランチタイムでも空いており、環境、料理ともすばらしいので、すばらしいなと思っていましたが、噂が広がったようで、週末を中心にたくさんの人で賑わっています。芸術の森というすばらしいロケーションともあり、大きな窓から緑豊か他樹々やアート作品を見ながらのランチは格別です。北海道の旬の野菜を使った、お母さんやおばあちゃんが作るような昔ながらの家庭料理がコンセプトであり、食べていてほっと和みます。産地がしっかりと書かれた野菜を使ったサラダやてんぷら、豆がゴロゴロ入っているカレーライスや肉じゃが、それから温泉卵、オムレツ、茶わん蒸しも卵の旨さが口の中で広がります。煮物、おひたし、てんぷら、卵とじなど、まさにお惣菜で、みんな素朴でおいしい。
お揚の炊き込みご飯の小さなおにぎりや黒米のお稲荷さん、讃岐うどん、パンもありました。飲み物はコーヒーや紅茶、ハーブティー、野菜ジュース3種類。牛乳もありました。デザートはミニケーキに大学芋、パンナコッタ、ヨーグルト等に、軽くてコクのある豆乳のアイスクリーム!
ここの一番のお気に入りは、サラダのドレッシングの種類です。自家製の玉ねぎやニンジンのソースや様々な種類の酢を使用したドレッシングは、新鮮な野菜をより引き立てます。また、キッズスペースもあり、ブロックやぬいぐるみ、木の電車などのおもちゃもあり、温かい配慮がされています。子連れの場合は、空いていたらキッズスペース近くの席を案内されていました。3歳以下は、ビュッフェの代金も無料なっていました。食後、芸術の森の美術館で、絵画鑑賞などをして、優雅な時間を過ごすことができます。
営業時間
ビュッフェ 11:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
デザートタイム(夏季限定) 15:00~17:00(ラストオーダー 16:30)
ランチ料金(税込)
大人(中学生以上) 1,870円
シルバー(65歳以上) 1,650円
小人(小学生以上) 990円
幼児(3歳以上) 550円
3歳以下 無料
住所: 北海道札幌市南区芸術の森2-75
TEL: 011-215-1778
バンケイ カフェ テラス ベルクヒュッテ
ばんけいスキー場の山小屋風のセンターロッジ二階にある「ベルグヒュッテ」。夏は、長沼産の野菜がメインのビュッフェ会場になります。窓からは、スキー場斜面を利用したパークゴルフ場や、ばんけいの山々を眺めることができ、札幌市にいることを忘れてしまいます。ここのビュッフェは、特に女性客に大人気です。フレッシュバジル、ズッキーニ、トマト、ナスのミルフィーユ仕立て、野菜のココット料理、トルティーヤラップサンド等、多国籍の料理がおしゃれにつくられており、他のビュッフェ料理と一線を画します。パスタやオムレツ料理、野菜スープのレベルも非常に高いです。新鮮で、味が深い長沼野菜を色々な料理に変身されており、料理の勉強にもなります。
どちらかというと、パーティ料理のようなかんじもあり、気分が自然と高揚します。サイフォンコーヒーも香り豊かで癒されます。ハニーナッツをかけたアイスにコーヒーが良く合います。一階では、「ban.K森のやさい屋さん」で販売している長沼産朝採り新鮮野菜が販売されており、家でも昼食べた料理を挑戦してみようと強いモチベーションにかられます。満腹になったお腹の解消に、深い緑に包まれた抜群のロケーションで、パークゴルフをプレイするのもいいでしょう。
営業時間
ビュッフェ 11:00~15:00(14:00最終受付)
ランチ料金
大人 1500円
小学生 900円
4歳以上 600円
3歳以下 無料
住所: 札幌市中央区盤渓410 さっぽろ盤渓スキー場内
TEL: 011-641-0071
プラティーヴォ
札幌から2時間弱のドライブで、ニセコにある敷地いっぱいに広がる緑の中、シックな外装がぐっと引き立つ「PRATIVO(プラティーヴォ)」に到着です。大きな窓から、どーんと鎮座している羊蹄山が、天気が良ければ、どの席でも楽しむことができます。人気のランチは、「野菜ビュッフェ&メイン料理」です。お肉料理やお魚料理、パスタなどのメインディッシュを1皿選択し、 地元でとれた野菜を利用したサラダやマリネなどの総菜が食べ放題になります。汁物、スープ類はなく。メインの料理とグラタン以外はすべて冷たい料理ですが、ニセコ近郊でとれた野菜はとてつもなく美味しいです。アスパラ、トマト、ズッキーニ、トウモロコシ、カボチャと、強力なニセコ野菜がリレーのようにつながります。またメイン料理は、量は少なめですが、味はフレンチやイタリアンの専門店クラスです。
隣接の「ミルク工房」でも販売されている、「お乳カステラ」や「プリン」、人気の「高橋牧場 飲むヨーグルト」もビュッフェメニューに含まれています。 飲むヨーグルトは、「ご当地ヨーグルトグランプリ」でも金賞を受賞している実力派の一品です。敷地内には、「ミルク工房」以外に、2016年12月にオープンしたピザショップ「マンドリアーノ」もあります。こちらのピッツァも自家製チーズの風味いっぱいでレベルが高いです。食後は、ラフティングを楽しむもよし、ゴルフ、パークゴルフ、サイクリング、テニスとアウトドアスポーツのニセコで思う存分体を動かすことができます。
営業時間
11:00~15:00 (L.O) 16:00 close
土日祝 10:30~
ランチ料金
大人 1,650円
6歳~12歳 800円
3歳~5歳 400円
住所:北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1
TEL: 0136-55-8852