広島のおりづるタワーは、広島のニューシンボルと呼ばれています。おりづるタワーの噂の展望台、料金、カフェ、おりづるの壁など気になりますよね! 広島のおりづるタワー の展望台からの風景、入場料金、カフェ情報、おりづるの壁などを紹介します!
目次
広島のおりづるタワーとは?
青く美しい瀬戸内海に面し、海と山の絶景をふんだんに堪能できる「広島」。
その美しい広島の地に、1945年8月6日午前8時15分、人類史上最初の原子爆弾が炸裂しました。
広島県産業奨励館から南東約160メートル、高度約 600メートルのところです。
爆風の圧力は1平方メートルあたり35トン、風速は440メートルという凄まじい爆風と熱線、そして放射能の恐怖がこの地を襲い周辺の建物がすべて倒壊しました。
その中、爆風がほとんど上から垂直に働き、奇跡的に倒壊を免れたのがこの産業奨励館です。
戦後、旧産業奨励館の残骸は、頂上の円蓋、鉄骨の形から、いつしか市民から原爆ドームと呼ばれるようになりました。
原爆ドームの隣に、2016年9月「復興と未来」をテーマに、明るい夢や希望を世界に発信することを願う施設、「おりづるタワー」が広島の象徴としてオープンしました。
おりづるタワーからは、草木も生えないと言われた廃墟から、復興し成長した広島の街の表情と試練を乗り越えてきた「人の強さ」を見ることができます。
広島のおりづるタワーは、地上14階・地下2階、高さ51.5mのビルで、1階が物産館・カフェ、3~11階がオフィスで構成されています。
1おりづるタワーの2階が「おりづる広場」、そして13階に屋上展望台「ひろしまの丘」があります。
おりづるタワーには、「散歩坂」とよばれる螺旋状の階段とスロープが1階から屋上展望台までつながっていて、木に包まれた落ち着いた空間をゆっくりと散歩するように上り下りすることができます。
展望台「ひろしまの丘」は、杉や檜の木材を使用することであたたかみのある空間になっており、「広島のいまを一望できる唯一の舞台」といわれています。
広島のおりづるタワーの「おりづるの壁」とは?
広島のおりづるタワーの12階の「おりづる広場」では、子供から大人、外国の方々まで「折り鶴体験」ができるエリアがあります。
おりづるタワーのおりづる広場カウンターで、オリジナルのおりがみを購入し、折り鶴をつくっていきます。
おりづる投入料金(100円)は、広島市「原爆ドーム保存事業基金」に寄付され、平和への想いを繋ぐ活動に使われています。
折り鶴の折り方は、Webアプリで多言語対応の説明もしてくれますので、久々に折り紙を折る人も、海外の方も安心して楽しめます。
私が訪れた時も、多くの海外の方が、熱心に折り鶴を作成していました。
折り鶴が完成したら、いよいよ「おりづるの壁」屋内側の窓際へと移動します。
おりづるタワーの「おりづるの壁」は床がシースルーになっており、遥か下に飛び立った、多くの折り鶴を見ることができます。
透明のボックスから、自分で折ったつるを、平和への想いや祈りを込めながら飛び立たせました。
くるくるときれいに、おりづるタワーの「おりずるの壁」づたいに、まわるように落ちていきました。
世界中から広島に訪れた人の祈りをのせた折り鶴が積み重なり、おりづるタワーの「おりづるの壁」を形成していきます。
いつの日かその想いがつまった折り鶴が、おりづるタワーの「おりづるの壁」の全面を覆い尽くす日がくるのです。
広島のおりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」、カフェとは?
おりづるタワーの最上階の展望台「ひろしまの丘」からは、眼下に原爆ドームを望み、広島が背負った「過去」、そして広がる街並みから、再生や復興の「今」を感じ、そして「未来」につながる想いを感じるのです。
おりづるタワーの展望台から、広島の相生通り・相生橋と、高速船、そこを行き来する車、電車や行き交う人々、平和の灯、原爆死没者慰霊碑も見渡せます。
おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」の周囲は、風がそのまま通り抜けられるよう開放的な設計となっていて、メッシュで覆われた展望台で、心地よい風を実際に感じることができ、電車やクラクションなど街の音も直接感じることができます。
おりづるタワーのウッドデッキの展望スペース「ひろしまの丘」という名前の通り、緩やかな勾配スロープや階段が作られているので、気に入った場所に座って屋上から広島の景色をのんびりと眺めることができます。
おりづるタワーの展望台から、原爆ドームや平和記念公園の他、広島グリーンアリーナや広島城、広島バスセンターを出入りする高速バス・路線バスの列、天気の良い日には、遠くん広島湾に浮かぶ似島の安芸小富士、宮島の弥山、武田山も見ることができます。
日が落ちはじめ、広島の街がオレンジ色に染まっていきます。
日中地上からみた原爆ドームが、眼下に夕陽を浴び、そしてライトアップされ少しずつ美しく浮かびあがるのが、おりづるタワーの展望台から見ることができます。
おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」は、夕刻からライトアップが始まる、深いブルーが濃くなっていくこの時間が、最もおすすめする訪問時間帯です。
変わりゆく空の色のグラデーションがきれいな夕景のなかで、展望台「ひろしまの丘」のスペースで腰を掛け、風を感じ、心が落ち着いていきます。
おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」では、同フロアにある「握手カフェ-WIND SIDE-」でドリンクを買い、ゆっくり過ごすことができます。
おりづるタワー展望台「ひろしまの丘」は、展望台というよりは、昼間は「ルーフトップカフェ」、そして夜は「ルーフトップバー」のような空間です。
珈琲やビールをのみながら、おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」で心落ち着くひと時を過ごす贅沢な時間。
おりづるタワーの展望台やカフェは、当日に限り何度でも再入場が可能です。
ぜひ時間帯を変えて、展望台「ひろしまの丘」に訪れてみてください。
おりづるタワーを後にするときには、心に残る広島の風景を見つけることができるでしょう!
広島のおりづるタワーの展望台やカフェのイベントとは?
おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」では季節毎のイベントも楽しみの一つです。
今年の秋は、本を読みながら絶景を楽しむことができる「アキゾラブックテラス」が、おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」で開催されています。
おりづるタワーの展望台やカフェで、豆ひきからドリップまで、珈琲もゆっくりと堪能できます。
広島の蔦屋書店セレクトの本を片手に、秋の心地よい風を感じながら、ゆったりとた展望台でのカフェタイム!
昨年大好評だったクリアドームが今年もおりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」に登場します。
読書とおりづるタワーの展望台からの絶景を楽しむ、最高の秋の一日となるでしょう。
開催期間:2019 年10 月1 日(火)~2019 年11 月24 日(日)
おりづるタワーがはじめて実施する展望台コラボ企画。
広島のおりづるタワーのアクセス、営業時間、料金は?
住所: 広島県広島市中区大手町1-2-1
アクセス方法:
電車でお越しの方
広島駅から 約20分
広島電鉄(宮島線・江波線)に乗車。「原爆ドーム前駅」下車、徒歩すぐ
広島港から 約40分
広島電鉄・広島駅行き乗車、「本通駅」下車。
広島電鉄・横川駅行き乗車、「原爆ドーム前駅」下車、徒歩すぐ
宮島口駅から 約40分
JR山陽本線・広島駅行き乗車、「西広島駅」下車。
広島電鉄・広島駅行きに乗車後、「原爆ドーム前駅」下車、徒歩すぐ
空港からお越しの方
広島空港から約65分
リムジンバスにて約60分、「広島バスセンター」で下車。徒歩約5分
お車・タクシーでお越しの方
山陽道・広島ICから 約20分
広島IC〜祇園新道〜城南通り〜鯉城通り〜相生通り〜おりづるタワー
山陽道・広島東ICから 約35分
広島東IC〜温品通り〜県道70号線〜県道37号線〜おりづるタワー
山陽道・五日市ICから 約15分
五日市IC〜県道71号線〜広島高速4号線〜相生通り〜おりづるタワー
広島駅からタクシーで 約10分
営業時間:10:00~19:00
料金:
一般:大人1,700円 中高生900円 小学生700円 幼児(4歳以上)500円
団体(15名以上):大人1,500円 中高生800円 小学生600円 幼児(4歳以上)400円
障がい者手帳をお持ちの方:大人800円 中高生400円 小学生300円 幼児(4歳以上)200円
被爆者健康手帳をお持ちの方:無料
※おりづる投入料金100円
まとめ:おりづるタワーの広島を見渡す展望台!料金、カフェ、おりづるの壁!
広島のおりづるタワーは、広島の歴史や広島市民の想いが詰まった、他の場所にはない心に残るスポットです。
広島だけではなく、全国そして海外から、多くの観光客が広島への想いを胸におりづるタワーを訪れます。
おりづるタワーの展望台「ひろしまの丘」から、広島の街の今の息遣い、広島が背負い続ける過去、そして未来へのメッセージを見ることができます。
カフェで珈琲をテイクアウトし、おりづるタワーの展望台で、ゆっくりと暮れていく広島の街を眺め、風が妻たくなっていく変化を体感します。
原爆ドームや平和記念公園の観光とともに、ぜひ「おりづるタワー」の展望台「ひろしまの丘」やカフェ、「おりづるの壁」の折り鶴体験場所に訪れてみてください!