東寺の桜の2023年ライトアップや見頃や開花状況は?撮影スポットや混雑は?
東寺(京都)の桜

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JR京都駅近い、世界遺産の東寺は、桜の見頃・開花時期には、五重塔と不二桜のコラボレーションが見事になり、例年夜桜ライトアップも行われ混雑します。ここでは、東寺(京都)の桜の魅力や撮影スポットや見どころ、2023年ライトアップ情報、2023年見頃時期や開花状況、桜シーズンの混雑状況、アクセスや駐車場について紹介します。

世界文化遺産・国宝「東寺」の京都の桜の魅力や見どころは?2023年ライトアップは?

桜と五重塔
東寺(京都)の桜のライトアップ

旅の最初のインパクトをとるか、旅の最後の余韻をとるか、その好みは人によって分かれるでしょう。

京都に来たことを実感し、京都を離れることを名残おしく思うのが、古都・京都の玄関口にある「東寺」です。

特に、春の一夜はひときわうつくしい。

ライトアップされた新緑と桜

東寺は正しくは教王護国寺と言い、平安京への遷都が行われた2年後の延暦15年(796年)に、都を守護する為に羅城門をはさんで東西に建設された寺の一つです。

真言密教を広めていた弘法大使・空海が、弘仁14年(823)に嵯峨天皇から東寺を賜り、寺名を「教王護国寺」として真言密教の根本道場とし、今に至っています。

東寺は密教美術の宝庫といわれ多くの国宝、重要文化財を所蔵しています。建物では、金堂、五重塔、大師堂、蓮華門(れんげもん)が国宝に指定され、平成6年(1994)に世界文化遺産に登録されました。

世界遺産に指定されている寺院・東寺の境内にはソメイヨシノや河津桜など、約200本の桜が咲き誇ります。

歴史的建造物

中でも、五重塔を背にして咲く一本の大きな紅しだれ桜が圧巻です。

東寺(京都)の桜

「不二桜」と呼ばれる桜で、弘法大師の「不二の教え」にちなみ名付けられました。

樹齢120年を超え、長い間ずっとこの場所にあるように思えますが、元々は岩手県盛岡市で育ちで、秋田県・三重県を経て、平成18年(2006)に東寺へ移植されました。

弘法大師の帰朝1200年を記念して、ここ東寺に移植されました。

弘法大師の「不二の教え」(「仏」と「人」、「光」と「影」、「生」と「死」など、それらは別々のものではなく、一つの両面である、との仏教の教え)から、「不二桜」と命名されています。

国宝・五重塔を背に咲き誇る姿は、京都らしい春を感じさせてくれます。

東寺(京都)の桜

不二桜の高さが13メートルもあり、55mの五重塔とのコラボレーションは、多くの人々を魅了します。

他にもソメイヨシノが多くあるので、歴史的建造物とあわせて色んな角度から楽しむことができます。

東寺(京都)の桜

東寺の夜桜ライトアップの撮影スポットは、闇夜に輝く不二桜でしょう!

ライトアップされた不二桜
東寺(京都)の桜のライトアップ

成18年にこの東寺に寄贈されました。意外と近年に移植された桜であるため、桜の穴場スポットとして紹介される理由になっているとも言えます。

ブルーアワーに浮き上がる五重塔と不二桜は、絶好の撮影スポットになります!

闇に浮かぶ桜と五重塔
東寺(京都)の桜のライトアップ

巨大なシダレザクラを前に、五重塔が脇役の様に感じてしまうのではないかと思う方もいますが、そこはさすがの東寺のシンボル。

桜の下から見上げる五重塔
東寺(京都)の桜のライトアップ

東寺の五重塔は、高さ約55メートル、現存する木造の塔としては国内最高の高さを誇り、不二桜に負けないほどの迫力と気品が漂います。

桜と五重塔と新緑
東寺(京都)の桜のライトアップ

東寺の五重塔は落雷などで過去4度にもわたり消失していますが、そのたびに多くの先人が奔走し、再建されてきました。現在のものは寛永21年(1644年)に再建された5代目で、創建当時とほぼ同じ位置に建っているそうです。

初層の内部には四天柱に曼陀羅諸尊が描かれ、その中心には大日如来が安置されています。京都の町の様々なところから見ることができますが、足元間近で見上げるとこれぞ世界遺産!と唸ってしまうでしょう。

ライトアップされた桜と五重塔と新緑
東寺(京都)の桜のライトアップ

東寺・金堂は、外見上は2階建てのように見えますが、一重裳階(もこし=軒下にあるひさし的なもの)付き、つまり屋根のように見える部分は裳階というわけです。

東寺(京都)の桜

建築様式は和様と大仏様(天竺様)の併用となっています。

屋根の中央の切り上げは、東大寺大仏殿や平等院鳳凰堂にも見られるスタイルです。

東寺の金堂
東寺(京都)の桜のライトアップ

内部には薬師如来を中心に日光・月光菩薩、十二神将像といった仏像が安置されています。

ライトアップされた東寺の金堂

金堂の北部には重要文化財の指定を受ける講堂があり、朱色の柱が特徴的です。

内部には大日如来を中心に合計21尊の仏像を安置し、立体曼荼羅と呼ばれる密教の世界が表現されています。

桜に包まれた東寺の金堂
東寺(京都)の桜のライトアップ

瓢箪池に映る桜と五重塔の幻想模様も撮影スポットの一つです。

池に映る桜と五重塔

講堂と金堂の東側には、瓢箪池を中心とした池泉回遊式庭園が広がっているのも、東寺の大きな魅力の一つでしょう。

五重塔と桜が、池に反射する光景が幻想的な空間を作り出します。

池に映る桜と五重塔

通称東寺庭園ともよばれる池のあるこのお庭は品種が多く、3月中旬の河津桜からはじまり、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜と長くお花見ができます。

また、桜だけではなく、その後はツツジや牡丹、花菖蒲など、次々と花のリレーが続き、訪れる度に新たな景色を見つけることができるでしょう。

東寺の瓢箪池と五重塔

東寺桜ライトアップ2023

ライトアップ期間: 2023年3月18日(土曜日)~4月16日(日曜日)18:30~21:30

ライトアップ時間: 18:30~21:30に行われます。(受付21:00終了)

なお、新型コロナウイルスの影響により、変更・中止の可能性もあります。

東寺の桜の2022年見頃時期や開花状況は?

東寺(京都)の桜

東寺の桜の例年の見頃は、4月上旬~下旬になります。

東寺では、2月下旬の河津桜から4月中頃まで広い境内全体で多くの桜を鑑賞できることから、桜の開花期間は長いです。

もちろん、東寺の桜の見頃は、その年の気候状況や天候により前後します。

2023年の東寺の桜の開花状況は、温暖な気候のため、2023年3月30日現在、見頃を迎えています!

東寺のライトアップ時の混雑状況は?

東寺(京都)の桜のライトアップ

東寺の桜ライトアップの人気は年々増すばかりです。

日の入り後の空が濃い青色に染まる美しいブルーアワーの時間帯の桜を見たいなら、ライトアップ時の入り口である大宮通沿いの東側の門を目指し、ライトアップの開始30分前には並ぶようにしましょう。

あるいは入場待ちが落ち着く20時前後に来場すれば、比較的ゆっくり見ることができます。

東寺の夜間拝観は、この東門からのみの入場となり、拝観料もこちらで支払います(交番とバス停の間)。

バスで来られる方で、「東寺東門前」以外のバス停で降りた場合は東寺沿いにぐるりと回ることになるので、注意が必要です。

(※東寺のライトアップ等の催しにつきましては、新型コロナ感染症の防止の観点から 変更や中止の可能性があります。詳しくは東寺のホームページなどでお確かめください。)

東寺の桜のアクセスは?

東寺(京都)の桜

所在地: 〒601-8473  京都府京都市南区九条町1

営業期間: 8:00~17:00 16:30受付終了

電話番号: 075-691-3325

アクセス

電車でのアクセス

「京都駅」八条口より徒歩15分です。

「東寺駅」より徒歩10分です。

車でのアクセス

京都南ICより国道1号線を北へ約3.5kmです。

東寺の桜の駐車場は?

駐車場

駐車料金

大型バス 2,000円/2時間
(※新春特別拝観中は特別料金)

自家用車、タクシー 600円/2時間
2時間以降は1時間ごとに300円
(※新春特別拝観中は特別料金)

バイク 200円/2時間
2時間以降は1時間ごとに100円

まとめ:東寺の桜の2023年ライトアップや見頃や開花状況は?撮影スポットや混雑は?

ここでは、東寺(京都)の桜の魅力や撮影スポットや見どころ、2023年ライトアップ情報、2023年見頃時期や開花状況、桜シーズンの混雑状況、アクセスや駐車場について紹介しました。

ぜひ参考にしてください!

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