大野寺のしだれ桜の2023年開花情報や見頃は?磨崖仏の弥勒菩薩像とは?
大野寺のしだれ桜

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奈良県宇陀市の大野寺は、桜の見頃時期に、小糸しだれ桜や紅しだれ桜が咲き誇り、しだれ桜ごしに見る弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)も美しいです。ここでは、大野寺のしだれ桜の見どころや撮影スポット、2023年開花情報や見頃、弥勒磨崖仏の歴史や背景、大野寺へのアクセスについてまとめました。

大野寺のしだれ桜の見どころや撮影スポットは?

大野寺の桜

大野寺は、宇陀川沿いにある、室生寺の末寺です。

奈良県宇陀市にある大野寺は、修験道の開祖とされる役行者が開き、天長元年(824年)弘法大師により、お堂が建立されたと伝えられています。

堂には、無実の娘を火あぶりの刑から救ったという伝説にちなみ、「身代わり地蔵」という呼び名で親しまれている「地蔵菩薩立像(重要文化財)」が安置されています。

大野寺の地蔵菩薩立像

大野寺の境内には、樹齢約300年にの「小糸しだれ桜(コイトシダレザクラ)」2本と、「紅しだれ桜(ベニシダレザクラ)」が10本あります。

毎年桜祭りが開かれ約3万人の人出があります。

早咲きの桜と遅咲きの桜が順に咲くため、長い期間花見を楽しめるのが特徴です。

コイトザクラは全国的にも珍しい品種で、県指定天然記念物です。

コイトザクラは、山門をはいってすぐ横と中程にあり、二本の樹勢、樹形ともに美しく、他のしだれ桜と共に境内を美しく彩ります。

大野寺のしだれ桜

このコイトザクラは、室生川の上流にある「西光寺」の城山之桜が親木だとされ、桜の種が、宇陀川から流れ着き芽吹いたと言われています。

糸のようにしだれた枝に花をたくさんつけていてとても奇麗です。

ライトアップは、例年日没~21:00頃まで実施されます。

大野寺の前からは、宇陀川の美しい流れと共に、対岸の岸壁に刻まれた高さ約14mの巨大な弥勒磨崖仏を眺めることができます。

大野寺の磨崖仏

やや下を見下ろした穏やかなお顔に、手足、衣紋の線も流麗で美しいです。

壮大で美しい弥勒仏が見下ろす川辺は、長く聖地として尊ばれてきました。

周囲には木々が生い茂り、苔むしています。

その風景の中に『大野寺の弥勒磨崖仏』は、悠然と時を刻んでいるのです。

大野寺のしだれ桜の2023年見頃時期や開花状況は?

大野寺のしだれ桜

大野寺のしだれ桜は、例年3月下旬から4月中旬に見頃を迎えます。

樹齢約300年ともいわれているシダレザクラが見事な枝ぶりに花を咲かせると、その他の桜も次々に咲き、多くの花見客で賑わいます。

もちろん、大野寺のしだれ桜の見頃時期は、その年の気候状況や天候により前後します。

2023年の大野寺の桜の開花状況につきましては、4月2日時点で満開となっています。

大野寺のアクセスや場所や拝観料は?

大野寺の磨崖仏

大野寺

住所: 奈良県宇陀市室生大野1680

拝観時間: 8:00~17:00(ライトアップ期間中は~21:00頃)

拝観料: 大人 ¥300 /子供 無料

アクセス

バスでのアクセス

近鉄室生口大野駅下車、徒歩5分です。

車でのアクセス

大阪・名古屋方面から
名阪国道(針IC)から、国道369号線、県道28号線、国道165号線を経由して大野寺へ向かいます。

または、 名阪国道(小倉IC)から、やまなみロードを通り国道165号線を経由して大野寺へ向かいます。

三重方面から:国道165号線にて大野寺へ向かいます。

桜井方面から:国道165号線にて大野寺へ向かいます。。
(大阪から約1時間、名張から約15分、桜井から約45分)

駐車場

無料(10台)

まとめ:大野寺のしだれ桜の2023年開花情報や見頃は?磨崖仏の弥勒菩薩像とは?

ここでは、大野寺のしだれ桜の見どころや撮影スポット、2023年開花情報や見頃、弥勒磨崖仏の歴史や背景、大野寺へのアクセスについてまとめました。

大野寺のしだれ桜と磨崖仏の弥勒菩薩像のコラボレーションの絶景をぜひお楽しみください!

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