埼玉県行田市の田んぼアートは、ギネス世界記録にも認定されるほど巨大で、歴代デザインもすばらしく、2022年のアオアシも見事です。ここでは、行田市の田んぼアートの魅力やギネス記録、歴代デザイン、2022年のテーマ「アオアシ」の見頃時期、蓮の里の展望台の場所やアクセスや駐車場などについて紹介します。
目次
行田市の田んぼアートの魅力やギネス記録とは?
田んぼアートとは、田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を絵の具代わりに使って、巨大な絵や文字を作り出すプロジェクトやその作品のことを言います。
お盆休みで帰って来ていた息子が帰るので送りがてら埼玉県行田市の田んぼアート❗見てきたよ~😄
— あこ (@sakura1020314) August 16, 2019
すごい迫力❗
ラグビー日本代表がんばれー👊😆🎵🏈#行田市田んぼアート#ラグビー日本代表 pic.twitter.com/TkpNZpQe1n
1993年(平成5年)に、青森県南津軽郡田舎館村で村おこし(地域活性化事業の1つ)として田舎館村の村役場の裏手にある田んぼで田んぼアートが開始されました。
いろいろな品種があり楽しめますよ
— 良(りょう)いつまでも好奇心旺盛 (@nagulumi1994) July 4, 2017
そのあと展望台にのぼり今年の田んぼアートの確認に、まだはやいのでこれから楽しみです(^。^)#行田市田んぼアート pic.twitter.com/LaHhwkrKnr
その後2010年以降になるとこれが、青森など日本全国に広まりました。
埼玉県北部に位置する行田市は、県内有数のお米の生産地として、2008年に初めて田んぼアートに取り組みました。
最初の年の田んぼアートは、行田市のシンボルである古代蓮を描いたもので、田んぼの1区画を利用した、幅50mにも満たない小ぶりなものでした。
大きな変化が訪れたのは、行田市の忍城を舞台とした小説で映画化もされた、和田竜氏作『のぼうの城』をモチーフにした2010年からです。
埼玉県行田市の田んぼアートは、2011年に面積日本一になったとき、次は世界一を目指そうと、ギネス認定を目指した田んぼアートづくりという新たな挑戦が始まりました。
田んぼアートのギネス記録は、自然に生えた稲だけで 田んぼアートの色を表現しないといけないというルールがありました。
農家の方々と共に、稲の栽培や苗の特徴の調査等を行い、ボランティアや田植え体験の参加者、総勢813人の力で記録更新に挑みました。
「田んぼアート」のギネスワールドレコーズの基準は、「2種以上の稲を使い、面積1万5,000平方メートル以上の水田に、全体の60パーセント以上を使って絵を描き出す」というものです。
2012年は基準未達の判断で申請見送り、2013年は黄色の色彩用に使った稲の一部に生育不良が発生し、「アートとして未完成」として承認されませんでした。
2014年には、過去最高の8品種を使って、これまでで最高の壮大な田んぼアートを完成させたものの、一部に地面が見えるなど基準に達しないとの判断で、挑戦は断念しました。
挑戦を続けること5年。
2015年には、「未来へつなぐ古(いにしえ)の軌跡」と題した、古代蓮、子供たち、宇宙から見た地球、そしてはやぶさ2までもを取り入れた複雑な図柄の田んぼアートを完成させました。
ついに、世界最大の田んぼアートとして、見事、ギネス世界記録の認定を受けたのです!
行田市の田んぼアートは、毎年6月に、約2万8,000平方メートルの水田にのべ1,000名ほどの市内外のボランティアが集まり、公募などで決まったデザインに基づき、苗を植えていきます。
ちなみに、2017年にTBSドラマ『陸王』を記念して製作された #陸王田んぼアート の場所ですが、今年は普通の田んぼに戻っておりました。
— ときいも©️ (@tokiimochan) August 13, 2018
しかしこの役所広司さんは見事だったなぁ…#陸王 #池井戸潤 #役所広司 #行田 #田んぼアート #古代蓮の里 pic.twitter.com/1hZcGCtJuD
埼玉県で生まれた品種である「彩のかがやき」をはじめ、「ゆきあそび」「あかねあそび」「むらさき905」など多くの品種を使い分けて作ります。
田んぼアートの図柄は年々複雑化しています。
すっかり地元の行事として定着した田んぼアートのための田植えには、市内の中高生の学生ボランティアや、市外からの希望者など、年々増加する参加希望者がワンチームとなってつくりあげるのです。
行田市の田んぼアートの歴代デザイン(ドラクエなど)は?
2016年は、ドラゴンクエスト30周年とのコラボ企画として、第一作目のパッケージ図柄をつくりました。
これを見たとき設計、育て方、植えるの大変だっただろうなーって思った。
— このアカウントは使いません。 (@sugio3706) July 29, 2016
それと綺麗だった✨#行田市田んぼアート pic.twitter.com/6wDpu27aKF
2017年のテーマは「イナダヒメノミコトとスサノオノミコト」で古代の世界を描きました。
2018年は、「ペルー大使館」からの後援と「山形大学ナスカ研究所」の協力を得て、ナスカの地上絵のうち、代表的な「ハチドリ」と「コンドル」を取り入れた「大いなる翼とナスカの地上絵」をテーマとしてつくられました。
今日は行田市の古代蓮の里となりにある「田んぼアート」を見学してきました。
— ときいも©️ (@tokiimochan) August 13, 2018
あまりに大きすぎてコンデジのレンズ(28ミリ)では全景が収まらないほど。
ぜひ実際に訪れて大きさを実感していただきたいです!(๑•̀ㅂ•́)و✧#行田 #田んぼアート #大いなる翼とナスカの地上絵 #古代蓮の里 pic.twitter.com/quGxATZX3C
ラグビーワールドカップで盛り上がった2019年は、「ラグビー日本代表応援田んぼアート supported byリポビタンD」!
田んぼアート
— 黒柴ちび🍀 (@96shiba_chibi) July 13, 2019
見に行ってきました( ˶˙ᵕ˙˶ )
#行田市田んぼアート
#ラグビーワールドカップ pic.twitter.com/1LpgfalCa5
2020年は、残念ながら、コロナ禍の影響により、田んぼアートの作成は中止となりました。
2021年は、『田んぼに甦るジャポニスム~浮世絵と歌舞伎~』がテーマです。
2021年 #田んぼアートin行田 は4種類の稲を使って描かれています🖼️
— ときいも©️ (@tokiimochan) July 23, 2021
白い部分(ゆきあそび)の元気がないように感じたので地上に下りて再確認🧐
他の品種より少し成長が遅い上、葉が細いため「粗」に見えているようですネ…🤔#古代蓮の里 #行田市田んぼアート pic.twitter.com/qZSIWiEpC7
ジャポニスムで絵画の巨匠たちに多大な影響を与えた「浮世絵」と「歌舞伎」を描くことで、日本の「田んぼ×文化芸術」という新しいジャポニスムを起こすことを目指しました。
6月中旬に、コロナ禍を考慮し、例年より参加人数を少なくして田植えが実施されました。
いまの田んぼアート。とっても鮮やかで圧倒されちゃう。
— 行田ろくでなしキャラズ隊 (@not6caras) July 23, 2021
見頃までは、もう少しな感じもありつつ、薄い色の稲は暑さに弱いので白色とのコントラストは今がピークかも。#田んぼアート#行田市田んぼアート#日本博https://t.co/EAKef6fsYa pic.twitter.com/Pksbz54fBY
長く続くコロナ禍で、皆が元気を失っているときに、見事な田んぼアートが、人々を元気づけました!
2021「田んぼアート」in行田#行田 #田んぼアート pic.twitter.com/9VVkwT7hxS
— ひでまさ Hidemasa (@Hi_DesignFocus) August 24, 2021
行田市の田んぼアートの2022年のテーマ「アオアシ」とは?
2022年の図柄は、日本の代表的な文化であり、国際的にも人気が高い「アニメ」、「マンガ」に着目されました。
その中で、最近注目を浴びている人気サッカーアニメ『アオアシ』とコラボレーションすることとになったのです。
主要キャラクター「青井葦人(あおいあしと)」「福田達也(ふくだたつや)」「一条花(いちじょうはな)」の3人が見事に描かれています!
ついに、#田んぼアート が見頃を迎えました❗️
— (一社)行田おもてなし観光局【公式】 (@gyoda_kankou) July 27, 2022
地上50mの展望台タワーから見る巨大なアートはまさに圧巻‼️
ぜひ、実際に足を運んでご覧いただきたい♪
例年8月末頃まで見頃です🌾
©️小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会#ギネス #アオアシ #古代蓮の里 #古代蓮 #行田市 #サッカー #青井葦人 pic.twitter.com/MAlL1uzO0A
行田市の花である古代蓮もあしらわれていますよ!
行田市の田んぼアート2022のアオアシの見頃時期は?
行田市の田んぼアートの見頃は、7月中旬~10月中旬です。
2022年年6月11日(土曜日)、12日(日曜日)の2日間で、田植えイベントが実施されました。
2022年7月25日現在、田んぼアート見ごろを迎え、鮮やかに田んぼアートは浮き上がっています!
古代蓮の里展望タワーより、まだまだ10月中旬まで鑑賞することができます。
行田市の田んぼアートの展望台のアクセスや駐車場は?
古代蓮の里展望タワー
ちなみに #陸王田んぼアート(役所広司さん)が描かれた田んぼは通常どおりの作付け
— ときいも©️ (@tokiimochan) August 16, 2020
古代蓮会館展望室も例年では考えられないほどの静けさです😌
プロの行田マニアを自負する方はぜひ✋
2020年「田んぼアート in 行田」https://t.co/k6ct5mf771#行田 #古代蓮の里 #行田市田んぼアート #古代蓮会館 pic.twitter.com/ylhPqQZCi5
住所:〒361-0024 埼玉県行田市大字小針2375番地1
電話:048-559-0770
入場料:大人(高校生以上) 400円 小・中学生 200円
営業時間:9:00 ~ 16:30 ※受付16:00まで
休業日:月曜日(祝日は営業)、祝日の翌日(土日は営業)、年末年始
行田市の田んぼアートのアクセスは?
車でのアクセス
東北自動車道 羽生インターチェンジ 約12キロ 約25分
加須・栗橋インターチェンジ 約14キロ 約30分
関越自動車道 東松山インターチェンジ 約18キロ 約40分
花園インターチェンジ 約32キロ 約60分
圏央道 白岡菖蒲インターチェンジ 約18キロ 約35分
電車でのアクセス
JR高崎線 行田駅 東口から行田市市内循環バス
・観光拠点循環コース 古代蓮の里で下車
・南大通り線コース工業団地ゆき 長野工業団地で下車 徒歩約23分(約1.8km)
JR高崎線 吹上駅 北口からタクシー【約8km】
秩父鉄道 行田市駅 南口から行田市市内循環バス
・東循環コース右回り 古代蓮の里で下車
・南口からタクシー【約5km】
行田市の田んぼアートの駐車場は?
駐車場:普通車 490台 大型バス 8台分
駐車場料金:花蓮開花時期の6月中旬から8月上旬まで有料 ※それ以外の時期は無料
【有料期間中の料金】
普通自動車(10人乗り以下):1台あたり1日 500円
中型自動車・大型自動車:1台あたり1日 1500円
まとめ:行田田んぼアート2022のアオアシの見頃は?歴代デザインやギネス記録とは?
ここでは、行田市の田んぼアートの魅力やギネス記録、歴代デザイン、2022年のテーマ「アオアシ」の見頃時期、蓮の里の展望台の場所やアクセスや駐車場などについて紹介しました。
2020年は行田市の田んぼアートは、新型コロナの影響で中止になりましたが、2022年は2021年に引き続き、すばらしい田んぼアートが眺めることができますので、ぜひ訪ねてみてください!