神の子池の水中の木

北海道清里町にある「神の子池」は、衝撃的な青さ、透明なきれいな水で、大人気の穴場スポットです。そのブルーで透明な水の秘密、アクセス含め、一緒に寄りたい「裏摩周展望台」も紹介します。

清里町の宝「神の子池」

北海道清里町は、斜里川や摩周湖など恵まれた環境により、水のきれいな町として有名です。

「さくらの滝」で生命のドラマを見た後に訪れたのは、阿寒摩周国立公園内に位置し、標高280mの原生林に囲まれた場所で、周囲220メートル、深さ5メートルの小さな池「神の子池」です。

神の子池の看板を右折し、砂利道を2キロほど林道を進み駐車場に車を停めました。

未舗装道路を数分歩くと、そこに美しいコバルトブルー色の池、「神の子池」が現れました。

当初は観光地化していないため、ガイドブックなどには載っておらず、知る人ぞ知るスポットでしたが、注目され始めてから多くの観光客が訪れます。

駐車場も整備され、神の子池から近くにあり便利です。

「神の子池」はなぜ青いのか?

神の子池

「神の子池」の水は、摩周湖から流れてきた地下水が湧き出しているものです。

摩周湖は川とつながっていませんが、雪解け水が摩周湖に流れ込んでも水位が変わりません。これは、地下でつながっている周辺の湖に伏流水を湧き出させているからです。

中でも神の子池は、1日に1万2000トンもの伏流水が出ています。

摩周湖と言えば、日本で最も透明度の高い湖です。

ちなみに、世界ではバイカル湖についで2番目に高い透明度を誇っています。そんな摩周湖はアイヌ語でカムイトー(「神の湖」の意)と呼ばれています。

その湖の水が地下を通ってこの池に湧き出ていることから「神の子」の名がついたと言われています。

「神の子池」が神秘的なブルーに輝いている理由については、実は未だにはっきりとわかっていません。

一説には、池の底に沈んでいる石灰や水酸化銅が影響しているのではないかと言われています。しかもブルーの部分は池全体の一部部分だけです。

理屈や科学的な根拠は抜きに、神様の仕業と考えるのもロマンチックで良いかもしれません。

神秘的な青さが魅力なのですが、その青さも季節によって微妙に変わってくるようです。また、差し込む日差しの角度によっても神秘的にその青さが変化します。

透明度抜群の「神の子池」

天然の湧水でできた池は透明度が高く澄み渡っているため、水面に映る木々が鏡に写るように見えます。

魚影もたくさん見えます。

この魚は、オショロコマという渓流魚で日本では北海道にしておらず、池の色と朱色の斑点をもつ魚の色合いを見て楽しめます。

池に沈んでいる倒木もはっきりと見え、まるでガラスを通して見ているかのようです。

その姿がなんとも神秘的です!

通常、木は水に長時間触れている環境だと腐ってしまいそうなものですが、「神の子池」に沈んでいる木は腐ることがないそうです。

神の子池は水温が年間を通して8℃と低く、よほど綺麗な水だということがわかります。

パワースポットの「神の子池」

前述しましたが、神の子池は摩周湖の近くに位置しています。

風水では、偉大な摩周湖のような山に囲まれ、エネルギーを秘めた場所は非常に強力なパワースポットとされており、神の子池はまさにそれにあたるのです。

実際に池を見れば、神々しいまでのブルーを見ることができますから、心が洗われるような気分にきっとなるでしょう。

神の子池は、北海道のアイヌ民族が盛えていた頃から崇拝の対象となっていたと言われています。

体に溜まってしまった不浄なものや、負の感情を浄化し、池を見る人の心を曇りのない澄んだものにしてくれるでしょう。

完全に自然のものだからこそ生まれるパワースポットとしての神秘的な雰囲気やオーラを感じとり、リラックスしてみてください。

冬にスノーシューで1時間ほど歩いて、「神の子池」に行くと、冬の深い藍色になる池が望めます。

ただし、除雪はされていないので、防寒と林道に注意が必要です。

春夏秋冬、季節や時間により、微妙に変化する「神の子池」は、太陽があたる時間帯がやはりおすすめでしょう。

一緒に立ち寄りたい「裏摩周展望台」

「神の子池」のすぐ近くに、裏摩周展望台があります。

メジャーなビュースポットの第一・第三展望台とは反対の場所にあり、観光客も少ないので摩周湖独特の静けさを堪能できます。

摩周湖は、周囲約20kmにも及ぶ切り立った断崖に囲まれ、外からの影響を受けにくく注ぎ込む川もない……あらゆるものを拒むような神秘的な佇まいは見る者を引き付けます。

空の色、朝日の色、樹々や鳥を映す日もある「地球を映す鏡」と言われています。

摩周岳を左手に、カムイシュ島を右手に眺めることができます。

「霧の摩周湖」と言われるほど、霧の溜まりやすいカルデラ壁に囲まれた形状をしている摩周湖ですが、第一・第三展望台と比べて比較的霧の発生が少なく、その湖面を見られる可能性が高いのも、裏摩周展望台の魅力です。

神の子池を訪れたら、ぜひ「裏摩周展望台」、「さくらの滝」もお寄りください!

「神の子池」、「裏摩周展望台」へのアクセス

神の子池

住所:         北海道斜里郡清里町字清泉

アクセス:

車やバイクでのアクセスが便利です。    

JR 釧路本線緑駅から車で約30分、札幌中心部あら約5時間40分(道央自動車道 比布JCT経由)、清里町緑駅から車で20分(清里町緑駅より中標津方面に約10km進み、神の子池の看板を右折。山道を約2km上る。)

道道1115号(道道摩周湖斜里線)から「ハトイ林道」へ入って約2km、未舗装のダートコースを神の子池まで進みます。

駐車場:       20台

駐車場:       20台

裏摩周展望台

住所:         北海道斜里郡清里町国有林内

アクセス:     JR 釧網本線緑駅から車で40分、飛行機 釧路空港から車で約2時間

駐車場:       無料/15台

営業期間:     4月下旬~11月上旬(冬期通行止め)

定休日:       期間中無休

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