神恵内の勝栄寿司の海鮮丼

西積丹の人口1000人に満たない小さな神恵内村。

そこに、道内のみならず、全国にファンを持つ寿司店があります。

その店が、知る人ぞ知る西積丹の名店「勝栄鮨」です。

週末や季節によっては行列必至の寿司屋です。

数名分のカウンターと座敷で計24席という小さな店に、多くの人が押し寄せる理由はなんでしょうか。

朝早く店を訪れ、まず店頭の名簿に名前を書きます。

そして、午前11時に開店すると、名簿順に次々と店内に人が入ります。

8月中旬、平日の午前9時30分頃到着し、なんとかギリギリ一巡目で店内に入ることができました。

店主の佐藤和則さんと奥さまが元気いっぱいの声で迎えてくれました。

メニューとにらめっこして、何をオーダーするか迷います。

相方は生ちらし上(2500円)、私はおまかせ12貫(3200円)にしました。

その他、特上9貫2500円、上9貫2200円、生ちらし並2000円、うに丼3500円等がありました。

まずは、生ちらしが運ばれました、そのネタの多さに驚きです。

まさに、そこには、神恵内の新鮮な海の幸がてんこもりです。

旬のウニはもちろん、マグロの赤身、中トロと贅沢な刺身が惜しげもなく詰め込まれていました。

こんなに、豪華な生ちらしをこの価格でとは、驚きです。

そして、お待ちかねのおまかせ寿司の到着です。

美しい握りで、見ているだけで惚れ惚れします。

まずは、白身のヒラメからいただきましたが、弾力ある触感で、新鮮です。

淡泊な味の中に、甘味、旨味があり、あわせたシャリの酢加減もばっちりです。

目を見張る点の一つは、これぞ北海道!というような貝のネタでしょう。

こんなに充実した貝類は、なかなかお目にかかりません。

コリコリとした触感と磯の香りが漂うアワビやツブ、ゆでる必要のない新鮮なホッキ、そして極めつけはホタテでしょう。

厚いホタテの刺身で。その規格外のサイズに驚き、口に入れてみると新鮮なホタテだけが持つ繊維状の断面からエキスが滲みでます。

オホーツク海側ではなく、日本海側でこれほどのホタテが出てくるとは感動です!

イカ、ハマチ、そして圧倒的に旨いタコ、ボタンエビと、あまりにバラエティに富んだネタのオンパレードです。

マグロの中トロは、口に入れた瞬間にとろけます。

寿司店にとって、マグロのレベルの高さは命綱だと思いますが、これほどまでのレベルとは驚嘆の連続です。

そして、この時期ならではの神恵内のウニ!

決まった漁師から仕入れている極上のムラサキウニは、最高の味です。

他地域のウニは一切使わず、神恵内産がないときは食べられないというこだわりぶりです。

ネタの目利きや腕の確かさに脱帽です。

ウニの時期が終了すると、イクラに変わるようですが、それも楽しみですね。

勝栄鮨には、F1レースの2017年ワールドチャンピオン、ルイスハミルトンも訪れたそうですが、納得の味です。

そして、あまりにも安い!

神恵内は、アイヌ語の「カムイナイ」(神の沢)が由来だといいます。

まさしく、勝栄鮨の鮨は、神の恵みかと思うような至高の寿司でした!

住所:神恵内村大字神恵内636-5 

電話:0135・76・5841 

時間:11:00〜ネタがなくなり次第閉店

休み:月曜(祝日の場は営業) 

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