2022年のお盆時期、佐世保精霊流し・万灯篭流しが行われますが、開催場所や時間、交通規制等事前チェック必要ですね。ここでは、佐世保精霊流し・万燈籠流しの特長や見どころ、2022年開催場所や時間、交通規制について紹介します。
目次
佐世保精霊流し・万燈籠流しの特長や見どころは?
日本のお盆の行事や風習は?
「佐世保精霊流し・万燈籠流し」は、例年長崎県の佐世保市で8月15日のお盆に行われる行事です。
精霊流し(佐世保)#精霊流し #佐世保 pic.twitter.com/S7HygL35vb
— こーき (@koki__67) August 16, 2016
「灯籠流し」と聞くと、例えば8月6日の原爆の日に広島で平和への願いを込めて行われる「とうろう流し」をわたしは思い浮かべるのですが、こちらは初盆を迎えた家族が故人を偲んで行われる仏教の行事になります。
亡くなって初めて迎えるお盆を「新盆」や「初盆」と言います。
故人やその家族にとっては、一度きりの大切なお盆ですよね。
亡くなった寂しさや想いがまだ強く馳せるということもあり、この初めてのお盆には思い入れが強いという方は多いはず。
普通のお盆とは違い、宗派や地域によって異なりますが、初盆のお迎え「迎え盆」には故人の霊が家に迷わず戻ってこられるよう白い盆提灯を飾ったりします。
安芸地方では、墓地に色鮮やかな盆灯籠を建てるところも。
県外の方が初めてその景色を見たとき、「七夕かと思った」という言葉が印象的でした。
それだけ、同じお盆でも各地域で風習が異なるのは面白いですよね。
反対に故人の霊を送る「送り盆」では、麻幹(おがら)を炊いたりするのが一般的かと思いますが、独特なのが「大文字焼き」。
京都の大文字焼きは特に有名で、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
さて今回ご紹介するのは、お盆の迎える行事ではなく、お盆の送る行事になります。
それでは簡単に、「佐世保精霊流し・万灯籠流し」についてご紹介しますね。
佐世保精霊流しの特長や見どころは?
「精霊流し(しょうろうながし)」では、初盆を迎える家族が提灯や造花などで精霊船を飾り、その船に故人の霊を乗せて終着地まで運びます。
初盆を迎えた故人の霊を船に乗せて西方浄土へ送り出す長崎の夏の伝統行事「精霊流し」が8月15日(火曜日)に佐世保市内各所で行われました。当日の様子を動画にまとめておりますので、ぜひご覧ください。#佐世保 #sasebo #精霊流し pic.twitter.com/qyF9WFdkDM
— 佐世保市役所 (@sasebocityhall) August 16, 2017
大小様々な大きさ、そして故人の趣味など各家で装飾が違うため、その姿はとても華やかで、お祭りの「山車(だし)」を思わせるとも言われています。
あちらの世界へ、お見送り。#精霊流し #初盆 #帰省 #佐世保 https://t.co/DneDHvBTbM pic.twitter.com/AobuusRzOp
— コピーライター✎土田 (@mitsuiroism) August 15, 2018
大きさ、彩りが様々な各家の精霊船は、爆竹や鐘の音を鳴らせ、掛け声をかけながら賑やかに市内の道路を引いて運ばれていきます。
毎年恒例の#精霊流し
— カーツウェル (@PPkFoookqjWQ6zr) August 15, 2020
見て来ました😃🤗#佐世保#お盆#爆竹#花火 pic.twitter.com/1Nf4mFBewt
爆竹というのが、中国の文化が色強く残る長崎らしいですよね。
長崎では墓地で花火をあげるというほど、賑やかなのが定番のようです。
大きく激しい音が鳴り響くのが爆竹の特徴。
古来、中国では爆竹を鳴らすことは魔除けになるとされており、その風習がこの地域にも伝わっているという説があります。
爆竹を鳴らすことで、鐘楼船が通る道路を清め、故人の霊が安心して通れるようにする心配りでもあるのでしょうね。
毎年恒例の#精霊流し
— カーツウェル (@PPkFoookqjWQ6zr) August 15, 2020
見て来ました😃🤗#佐世保#お盆#爆竹#花火 pic.twitter.com/1Nf4mFBewt
佐世保万燈籠流しの特長や見どころは?
「万燈籠流し」では、灯籠にメッセージを書いて川に流し故人の霊を見送ります。
灯籠流し見にいってきた👀👋#佐世保 #精霊流し #灯籠 #カメラ初心者 #カメラ女子 #ファインダー越しの私の世界 #canon #canoneoskissx8i pic.twitter.com/GRsD4rDQR8
— シ オ リ (@tmams27) August 15, 2017
沢山の人の想いを乗せた灯籠の光が佐世保川を彩り、幻想的な姿を見せてくれます。
先ほどの精霊流しとは反対に、とても静かな時間になります。
「光」「幻想的」といえば、「スカイランタン」。
テレビやSNSなどで目にしたことがある方も多いかもしれませんね。
タイの「コムローイ」やディズニー映画「塔の上のラプンツェル」でも名シーンで有名です。
和紙でできた無数のランタンが、一斉に放たれて空に浮かぶ姿はなんとも幻想的ですよね。
しかし、この「万燈籠流し」は舞台は川。
水面に灯籠の光がゆらゆらと映る光景は、とても幻想的だと思います。
こんな素敵な送り方で見送ってあげられるなんて、素敵ですよね。
わたしも、今年のお盆は大切にご先祖様をお迎えして送ってあげたいなあと感じます。
賑やか・きらびやかな精霊流しの特徴から分かるように、この行事は一般の観客の方も一緒に故人を賑やかに送るのが伝統。
多くの観客が集まる行事ではありますが、故人へ「ありがとう」を込めて想いを灯篭に綴る姿を目にするとやはり大切な追悼行事ですよね。
彩られた精霊船や佐世保川に流れる幻想的な景色を楽しみつつ、見物客として観に行く方もぜひ一緒に「ありがとう」と送ってあげてくださいね。
佐世保精霊流し・万燈籠流し2022の開催日程・時間や場所は?
それでは、開催日時や会場についてご紹介しますね。
開催日時 2020年8月15日(月)夕刻~
開催場所 ※精霊流し会場と万灯籠流しの会場は異なるので注意!
[精霊流し中央会場]名切りグラウンド(長崎県佐世保市宮地町2)
アクセス:
JR佐世保駅からバスに乗り、鳥瀬町バス停下車 徒歩3分
松浦鉄道中佐世保駅下車 徒歩7分
※中央会場以外でも、地区によって異なる場所で開催されます。詳しくは佐世保市ホームページをご確認ください。
佐世保市HP https://www.city.sasebo.lg.jp/kankyo/kansei/shourou.html
[万燈籠流し]アルバカーキ橋付近(長崎県佐世保市平瀬町)
アクセス:松浦鉄道佐世保中央駅下車 徒歩6分
佐世保精霊流し2022の交通規制は?
鐘楼船を引いて道路を練り歩くということで、当日の道路状況にも注意が必要です。
長崎県警の予定では、当日は17時から精霊流し終了まで交通規制を行うようです。
長崎県警HP https://www.police.pref.nagasaki.jp/police/nagasaki/01oshirase/koutsuu-kisei/
ホームページでは、各地区会場の詳しい交通規制の時間帯や道路地図が案内されています。
付近の駐車場では車の出し入れができなくなることもあるようなので、車で行かれる方は事前にチェックしてくださいね。
できるだけ車で行きたい!という方にとっては、出来るだけ便利な場所で、安く停められる駐車場を探したいですよね!
イベント開始の時間がせまっているのに、渋滞や混雑で、なかなか駐車場がみつからない!
せっかく駐車場をみつけたのに、既に満車で停められない!
なんていうこと、よくありますよね。
みんな考えることは一緒、、、、なんて落ち込んだり、イライラしたりしないように、あらかじめ、近くの駐車場を予約しておく方法があります。
もう満車、満車で、うろうろ駐車場を探さなくても良いように、予約で確実に駐車しちゃいましょう。
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まとめ:佐世保精霊流し・万燈籠流し2022の場所や時間は? 交通規制は?
ここでは、佐世保精霊流し・万灯籠流しの特長や見どころ、2022年開催場所や時間、交通規制について紹介しました。
長崎県佐世保のお盆時期の風物詩「精霊流し・万燈籠流し」。
精霊船を作り提灯や花で飾り、故人を送る、光と音の美しくゆかしい行事を体感してみませんか。