青森県の恐山大祭2023夏秋について、開催期間(スケジュール)や時間、混雑状況や回避法、イタコの口寄せ、アクセスや駐車場気になりますよね。ここでは、恐山大祭2023夏秋の期間(スケジュール)や時間、混雑状況や回避法、イタコの口寄せ、アクセスや駐車場、山主上山式等の内容や歴史・由来について紹介します。
目次
恐山大祭2023夏秋の開催期間(スケジュール)・時間や場所は?
恐山大祭(おそれざんたいさい)は、もともとは春、夏、秋と3回行われていたそうですが、現在は夏と秋の2つをあわせて例大祭といいます。
大祭典が毎年7月20日~24日、秋祭典は毎年10月第2週の三連休に開催されます。
夏の恐山大祭には、全国各地から大勢の参詣者が訪れます。
夏の大祭では上山式という僧侶や信者が同行するかご行列、大般若祈祷、大施餓鬼法要、そして有名なイタコの口寄せなどが行われます。
【恐山大祭】
— 🍣 (@nyantokonyan_2) July 4, 2023
2023年7月20日(木)~24日(月)6時~18時
亡くなった者の供養と、イタコの口寄せを聞きに全国から多くの人が訪れています。
霊場恐山(青森県むつ市)
入山料500円#青森 #恐山 #イタコの口寄せ #恐山大祭https://t.co/CE3H7x20cY pic.twitter.com/dDBVDLtShT
夏の恐山大祭は毎年7月20日~24日、秋詣りは、毎年10月の「スポーツの日」が最終日となる3日間(土・日・月)です。
上山式は22日、22日から24日に大般若法要、そして期間中全ての日に大施餓鬼法要が行われるのが毎年の予定です。
大祭典(夏の恐山大祭)開催日:2023年7月20日(木)~ 7月24日(月)
秋祭典(秋の恐山大祭)開催日:2023年10月7日(土)~10月9日(月)
開催時間:6:00~ 18:00
入山料:大人500円/人、小学・中学生200円/人
開催場所 霊場恐山
住所:青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
主催者・運営の電話番号:0175-22-1111
恐山大祭2023夏秋の混雑状況や回避法は?
恐山は、通常霊場として少し寂しげな光景が広がりますが、夏と秋の大祭の時には、全国から多くくの人々が訪れます。
日本三大霊場 恐山
— HIYOKO (@75_hiyoko) June 21, 2023
旅立った家族に想いを馳せる
お花と風ぐるま💐
一番眺めのいい場所に🙏
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多くの人が訪れますが、恐山に続く県道4号線が渋滞したり、駐車場が満車となったりすることはほとんどないでしょう。
また、境内に入れないほど混雑することもありません。
ただし、イタコの口寄せはかなり人気で、一人に要する時間も長いこともあり、長蛇の列となることも多いです。
口寄せの時間や対話の時間がかかる上に「複数とお話したい」という方も多く、順番待ちに時間がかかります。
イタコ 二人しかいないから渋滞中。#恐山 #恐山大祭 #むつ #ポケモンGO #霊場恐山 #水子供養 #イタコ #イタコの口寄せ pic.twitter.com/3TdBpPG8Yt
— いっチー垢 (@ichiiymanila) July 20, 2019
特に、週末中はかなり混雑するでしょう。
平日であれば多少は緩和も予想できるので、混雑を避けたい方は、可能な限り平日に訪れることをおすすめします。
また、例大祭の7月22日10時から行われる山主上山式の行列時は、30分ほど道路が通行止めとなりますのでご注意ください。
恐山大祭のイタコの口寄せとは?
恐山は日本三大霊山のひとつであり、霊場として人の死後の霊魂がここに常駐すると言われている場所です。
恐山といえば、イタコの口寄せが有名ですが、この大祭の期間中も体験することができます。
「イタコの口寄せ」とは、死者の霊を呼び起こし、故人と現実に逢ってでもいるのかのように対話できることをいいます。
恐山大祭の期間中は,各地から集まってきたイタコが本堂の周辺に小屋がけしています。
イタコの皆さんが集まり、有名な恐山の「イタコの口寄せ」が行われるのが、夏と秋の例大祭の時です。
青森県むつ市·恐山。
— にいがたさくら@小話する人 (@monkey_across) September 12, 2022
荒涼とした風景に硫黄の匂いが立ち込め、死者の霊が集まるとされる日本三大霊場の一つ。昭和30年代には、イタコによる口寄せで有名になった霊験あらたかな場所。
だが明治時代の恐山一帯は、硫黄を採掘する鉱山町でもあったのだ。
ちなみに、鉱山町なので遊郭もあったそうだ。 pic.twitter.com/AO494KBtQi
全国各地から大勢の参詣者が訪れ、集まった人たちはイタコに頼み、故人の霊を降ろす口寄せをしてもらい,涙とともに死霊と対面するのです。
津軽弁で語られる死者の思いを聞かせてくれるのは貴重な体験になります。
ちなみに口寄せ1回の料金は、5,000円が目安となっていますが、変動する可能性もありますので、少し余裕をもって用意する必要があるでしょう。
当日必ず確認をしてみてください。
恐山大祭2023夏秋のアクセスは?
恐山大祭のアクセス
電車・バスでのアクセス
JR大湊線下北駅よりバス約45分で、バス停:恐山下車、徒歩すぐです。
むつバスターミナルよりバス約35分です。
車でのアクセス
八戸道八戸ICから国道338号・279号経由2時間30分です。
恐山大祭2023夏秋の駐車場は?
無料駐車場 あり
収容台数:300台
恐山大祭の歴史や内容は?
本州の北端、下北半島の中央にある日本屈指の霊場「恐山」は、比叡山、高野山とともに日本三大霊山に数えられています。
霊峰、恐山 pic.twitter.com/UApEAN0cYy
— ポチョ (@goka_potyomukin) July 17, 2023
昔から「大祭の日に地蔵を祈れば、亡くなった人の苦難を救う。」と伝えられていて、秋詣りとともに、多くの人々でにぎわいます。
昔は村落単位で恐山の大祭に訪れ、境内のお堂で寝泊まりをしていたそうです。
この大祭の日に地蔵に祈れば、亡くなった人たちの供養になるといわれています。
恐山は独特の雰囲気がありますよね
— 西方 (@masa_seihou) July 16, 2023
人が少ないと風と風車の音だけが聞こえる… pic.twitter.com/Eqvd57TfQ7
例大祭では、通常6:30、11:00、14:00の3回のみ行われている法要・祈祷の他に、大施餓鬼法要(だいせがきえほうよう)や家内安全、無病息災を祈願する大般若祈祷(だいはんにゃきとうえ)が行われます。
7月22日~24日は大般若祈祷、7月20日~24日は大施餓鬼法要が行われ、東日本大震災をはじめとした災害等で亡くなった方々への供養も行われているそうです
そして例大祭のハイライトとなっているのが、7月22日10:00から行われる山主上山式(さんしゅじょうざんしき)です。
太鼓橋から菩提寺総門までの間、この山の持ち主が籠に乗って、僧侶たちの誘導で恐山の総門まで向かいます。
三途の川から菩提寺総門まで詠歌をお唱えしながら、山主の乗った籠行列が進みます。
山主は、総門で籠を降り、参道を歩いて地蔵殿へと向かい、亡くなった者への供養が行われます。
というわけで、本日は恐山大祭の中日
— ずっと下北半島推し (@Qekasamai) July 22, 2018
僧侶だけでなく信者も参加する山主上山式は、恐山大祭の大切な儀式
日曜日にあたるのは珍しいらしくいつもより人が多いように思いました。#恐山大祭 pic.twitter.com/mbRU3PM95c
また、7月24日には,僧侶たちが勤行をし,亡者の供養のため賽河原やもろもろの地獄めぐりがあります。
まとめ:恐山大祭2023夏秋の期間・時間や混雑は?イタコの口寄せやアクセス・駐車場は?
ここでは、恐山大祭2023夏秋の期間(スケジュール)や時間、混雑状況や回避法、イタコの口寄せ、アクセスや駐車場、山主上山式等の内容や歴史・由来について紹介しました。
死後の霊魂が常駐するといわれる恐山で、イタコの口寄せを体験してみませんか。