「KOUGEI EXPO IN IWATE」が岩手県で開催されます。最大規模の伝統工芸のイベントになります。岩手県の南部鉄器など地元伝統工芸から全国の伝統工芸まで一同に会します。昨年福岡県で行われた「KOUGEI EXPO」、今年は岩手県を舞台に益々盛り上げるでしょう!
「KOUGEI EXPO 」岩手に伝統工芸品の祭典!
釜石でのラグビーワールドカップ開催に三陸鉄道の復活と、2019年は、岩手から全国へ大きな出来事が発信されています。
その岩手にて、もう一つのビックイベント、「KOUGEI EXPO IN IWATE」が開催されます。
岩手は、東北の中でも、手しごとや伝統工芸がさかんな県で、多くの観光客が訪れています。
岩手の工芸品といえば南部鉄器が有名ですが、その他岩谷堂箪笥・浄法寺塗・秀衡塗などの伝統工芸があります。
2019年11月3日より、岩手の伝統工芸と全国の伝統的工芸が一堂に会する「KOUGEI EXPO 」を、岩手産業文化センター(アピオ)を会場に開催されます。
「KOUGEI EXPO」とは、伝統的工芸品月間国民会議全国大会のことで、昨年は福岡県で開催されました。
「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」は、経済産業省が伝統的工芸に対する国民の理解とその一層の普及を目指し、毎年11月を伝統的工芸月間と定め、1984(昭和59)年から全国各地で開いています。
KOUGEI EXPO には、毎年 伝統工芸に興味がある 5万人~10万人の来場されます!
岩手でのKOUGEI EXPOの開催は、19年ぶり2回目となります。
昨年、福岡で行われた「KOUGEI EXPO」を訪れましたが、伝統工芸と現代クリエーターとのコラボレーション、地元の大学生が伝統工芸を演出するなど、非常に活気のあるイベントでした。
「KOUGEI EXPO 」岩手は、魅力のイベント満載!
岩手で開催される「KOUGEI EXPO 」では、どのような伝統工芸の企画があるのでしょうか。
展示販売
全国から集まった37産地・団体による伝統的工芸や、県内で長い間親しまれてきた郷土工芸品や、国産漆生産量の7割を占める岩手の漆に焦点を当てた伝統工芸品の展示販売もあります
全国の伝統的工芸の職人と直接対話し、その伝統工芸品の背景や過程なども聞くことができます。
製作実演・製作体験
29産地の伝統工芸の職人による、精巧な技を直接見ることのできる製作実演や製作体験もあります。
福岡でも博多人形の職人による、伝統工芸品の製作の実演がされていましたが、様々な興味深い話も聴くことができ、実際に博多人形ができる製作実演の過程を見ることができ楽しかったのが思い出されます。
岩手の「KOUGEI EXPO」では、信楽焼/ロクロ成形、真壁石燈籠/石燈籠の製作、小千谷縮/機織り、山鹿灯籠/金灯籠作り、波佐見焼/下絵付け、輪島塗/蒔絵などの伝統工芸品の製作実演があります。
また、職人の手ほどきによる伝統工芸品の製作体験もあります。
京真田紐/箱結び体験、越前和紙/和紙(墨流し体験)、越前和紙/和紙(墨流し体験)、京友禅/ハンカチ(色挿し体験)、博多人形/干支・動物・童人形(絵付け体験)、九谷焼/お皿(上絵付け体験)、大内塗/漆の絵付けなど全国の伝統工芸品の製作体験があります。
ワークショップ
県内の若手の伝統工芸品の職人の作品展や、岩手県内の伝統工芸品と大手企業などとのコラボレーションにより生み出されたオリジナリティあふれる伝統工芸の作品の展示、製作体験を通じて工芸品を身近に感じることができるワークショップもあります。
カフェ
南部鉄瓶で沸かしたお湯で入れたコーヒーを漆器のカップで飲むことができるカフェなど、伝統的工芸品が日常の中にある雰囲気を感じることができます!
「いわての“ごっつぉ”フェスタ」
屋外展示場では、岩手の海と大地の恵みを堪能できる食のイベントを同時開催されます。
「KOUGEI EXPO in Iwate」岩手県滝沢市の開催概要は?
日時:11/3(日)~5(火) 午前10時~午後5時(5日は午後4時終了)
場所:岩手産業文化センター アピオ
主な内容:
・ 全国の伝統的工芸品の職人との対話を楽しむことができる展示販売
・職人の手ほどきによる製作体験
・職人の精巧な技を直接見ることのできる製作実演
期間中は、盛岡駅からアピオまで無料シャトルバスが運行されます。