
ニセコのハロウィンは、ニセコ駅前やニセコの道の駅を中心に街中がかぼちゃ!で埋め尽くされます。数もすごいが、大きさもすごい!子供の仮装パーティーも大人の仮装パーティーも大盛り上がりです!さすが国際豊かなニセコのハロウィンです。
目次
ニセコの町にハロウィンのシーズン到来!街がかぼちゃで埋め尽くされる。

羊蹄山のふもとニセコ町は、秋になると街中にかぼちゃが置かれ、ハロウィンの雰囲気に装飾され、本格的な仮装パーティーなどハロウィンイベントも開催されます。
秋のニセコの街を車で走ると、街が紅葉とかぼちゃでオレンジ色に染まるのがわかります。
たくさんのかぼちゃがニセコ駅前、道の駅、街路、はたまた個人の家まで街中におかれます。

どこか海外に来たのかと思ってしまいます。
その数は、2000~3000個!にもなるといいます。
ハロウィンは、もとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事ですが、そういう意味でも多くの農作物を栽培するニセコ町にぴったりのイベントですよね!
なんとニセコでは、2008年から、ハロウィンになると、かぼちゃを並べて飾る取り組みが行われていたそうです。
現在、ニセコでは、カボチャ農家・岩崎ファームなど町内2農家が、ハロウィンカボチャを生産・提供されているそうです。
収穫体験や町内に運び込んだりするのは、町民をはじめとするボランティアの手で行われているそうです。
カボチャで街を賑やかに!ハロウィン気分を高める道内随一の町となっています。
ハロウィンといえばかばちゃだけど、なぜかぼちゃ?

ところで、ハロウィンといえば、かぼちゃですが、なぜ「かぼちゃ」なのでしょう?
ハロウィンのシンボルがカボチャになった理由と由来には、ケルト人の伝承物語が深く関係しています。
元々のハロウィンは、ヨーロッパのケルト民族の収穫祭が起源とされています。
古代ケルト人の習わしでは、11月1日が新しい年の始まりで、10月31日はその前夜となります。
大晦日である10月31日は収穫祭で、秋の収穫を祝うお祭りですが、ケルト人にとっては、この日は死者の魂が戻ってくる日でもありました。
このとき、日本のお盆と違うのは、親しかった人の魂だけではなく、悪霊たちも一緒にやってくると考えられていた点です。
その頃のケルト人はこの収穫祭に「かぶ」を使っていたそうです。
ヨーロッパからアメリカに移民した人たちにより、かぶは珍しい野菜だったので、10月にたくさん穫れるかぼちゃで代用したそうです。
アメリカで拡がったハロウィンのカボチャは、キリスト教の拡がりと共に世界に知られるようになりました。
もちろん、アメリカからハロウィンが伝わった日本も、ハロウィンといえばかぼちゃ、というシンボル的なものになったわけです。
ハロウィンにやってくる悪霊対策に使うのがカボチャの提灯です。

うろつく悪霊から子どもや、作物・家畜などを守るために、カボチャを怖い顔にくりぬいて火を灯せば、悪霊を追い払う魔除けなると考えたのです。
この魔除けとして飾るようになったカボチャの提灯が、やがてハロウィンのシンボルのようになっていたのです。
ニセコ駅前は楽しいハロウィン色!どでかいかばちゃが鎮座!

ニセコ駅前はハロウィン色にあふれ、大小様々なかぼちゃで彩られています。
数えきれないほどのカボチャが山のように積まれたり、駅入り口に階段に置かれていたりと、駅前を華やかに彩ります。

レトロなニセコ駅舎の雰囲気が、これまたハロウィンのカボチャと調和しています。
毎年そのデザインは変わり、今年はどうなるんだろうと楽しみです。
2017年のニセコ駅前のハロウィンの装飾は、オレンジの牛のオブジェが登場!

二体の人形が可愛く座り、かぼちゃと一緒に華やかに飾り付けられていました。

印象的だったのは、目の錯覚を利用して、コンクリート上に書かれたビル街がまるで、建っているように見え、その屋上にかぼちゃがおいてあるように見えるアイデアでした。

これは、インパクトが大きく今でも印象に残っています。
2019年は、はたしてどのような感じでしょうか!
2018年は、天候のせいで実りが悪く、大きさも量も例年に比べて小さかったようですが、2019年はかぼちゃの数がすごい!そしてかぼちゃがでかい!!

これは大迫力ですね。
牛のオブジェは白黒でシックですが、これはこれで斬新です。
これらのかぼちゃのひとつひとつに、ニセコ町民の想いを感じます。
犬を連れた多くの旅行客が、犬がかぼちゃに埋まるような記念写真をとっていました。

駅だけではなく、駅前にあるニセコ駅前温泉綺羅乃湯のまわりにも、道路沿いにも、オレンジのカボチャが無数に置かれています。
ときどき落書きされているカボチャを見ます。
ニセコのイベント情報によると、このコンテストは駅周辺にあるカボチャに自由に絵を書いて、あとは連絡先を書いておけばよいという催しだそうです。
今年のインパクト一番は、「NISEKO HAPPY HALLOWEEN 2019」と書かれたニセコ駅前温泉綺羅乃湯の出迎え!

一気にハロウィン気分が盛り上がります。
8月末から9月初めにかけてカボチャの収穫と運び込みが始まり、展示は10月末までです。
ハロウィンかぼちゃは食べられませんが、それまでの間、飾るだけでなく落書きなどイベント用としても使われています。
11月初めになると、町内に飾られたカボチャをトラックで回収・堆肥として、リサイクルされるそうです。
ニセコ道の駅のハロウィン気分!かぼちゃを愛でて、かばちゃを味わう!

ニセコ道の駅でも、たくさんのハロウィンにちなんだカボチャの飾りを見ることができます。
それにしても、大きなかぼちゃがゴロゴロしています。

揚げ芋や豚汁を食べながら、ハロウィンかぼちゃを眺めて幸せ気分上昇!

そして、この時期はニセコの美味しいものがいっぱい!
かぼちゃを含め、たんまりニセコの野菜を買いました!

ニセコ町産かぼちゃを使ったパンやお菓子も町内では生産されています。
ニセコ産カボチャを使ったクッキーや、奥土農場では、かぼちゃを窯焼きし生地に練り込んだかぼちゃパンを製造(いずれも道の駅でも販売)もしています。

ニセコの秋は、紅葉とカボチャ三昧ですね!
子どもが主役!ニセコハロウィン、仮装パーティー!

札幌で行われるハロウィンイベントは10月末が多いですが、ニセコは10月上旬からはじまります。
多くのインターナショナルハイスクールの生徒さんも参加しているので、ニセコらしく国際色豊かなイベントとなっています。
本格的な仮装をしている子供が参加する仮装コンテスト、ニセコのおいしいもの満載のフードコート、そして温泉入浴券などがあたる大抽選会!
楽しいイベント満載です。
2019年は、10月5日に、かぼちゃあふれるニセコ駅近くの「ニセコ中央倉庫群」で行われました。
大人が主役、ニセコでハロウィーン仮装パーティー!

ニセコハロウィンは終了しましたが、ニセコのハロウィンシーズンはまだ終わりません!次は、大人向けのハロウィン仮装パーティーがあります。
北海道で本物のハロウィーンパーティーを味わえるイベントで、仮装大賞者には、豪華賞品の数々、恐怖のハロウィーンパーティー、パーティー終了まで続くスペシャルハッピーアワー価格のフードやドリンクメニュー、そしてニセコのDJによる生演奏があるそうです。
これは楽しそうですね!
ニセコハロウィーンパーティー
開催日:2019年10月26日(土)
開催時間:午後4:00-24:00
開催場所:Hyatt House Niseko 1F テンポラダ
参加費:無料
詳しくは、ニセコプロモーションボードまで。
ハロウィンで盛り上がるニセコのおすすめのランチは?
グラウビュンデン

サンドウィッチとスィーツの名店です。
パンはフランスパン・ソフトフランスパン・ライ麦パン・ベーグルの4種からチョイスすることができ、サンドウィッチの具材の質と新鮮さに驚きます。
卵、野菜、肉類、それぞれの野菜の味がダイレクトに口いっぱいに広がります。
ボリューム満点です!
グラウビュンデン
住所:北海道虻田郡倶知安町字山田 132-26
電話:0136-23-3371
営業時間:通常8時 ~19時(LO.18時30分)
クリスマス期間中(12/23~25)10時~19時(LO.18時30分)
定休日:木曜
ニセコカリー小屋

熱々の鉄鍋で味わう、老舗スープカレーと熟成珈琲の店です。数量限定、昼のみの営業ですが、スパイスの香り、野菜の旨さ、そしてじゃこ天やコロッケなどの名物トッピングと、全国にファンを持ちます。カリー小屋の旗がたなびいていたら、営業中です。自家焙煎熟成珈琲の持ち帰りもできます。
ニセコカリー小屋
住所:虻田郡倶知安町ニセコ高原ヒラフ山田74
電話:0136-23-3688
営業時間:11:30~15:00頃 売り切れ次第閉店
定休日:不定休
デルソーレ

全国的にみても、最高峰のピッツァではないでしょうか。
生地のもっちり感、水牛のモッツアレラなどチーズの美味しさ、野菜の新鮮さ、そしてトマトソースなども本当に美味しいです。遠くからでも食べにくる価値のある絶品のピッツァです。ランチのみの営業ですが、ぜひ食べてみてください。
デルソーレ
住所:北海道虻田郡ニセコ町ニセコ483- 1 ポテト共和国内
電話:0136-58-3535
営業時間:[金~火]11:30~15:30 (L.O.15:00)
定休日:日曜、月曜、祝日
(営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。)