積丹のウニは、うにの産地が多い北海道の中でも抜群の美味しさです。ここでは、積丹のウニの旬や時期、2023年の解禁日、積丹のウニの種類や美味しい理由、積丹のウニの直売所や通販・お取り寄せ・ふるさと納税について紹介します。
目次
積丹半島のウニが美味しい理由は?
北海道には美味しいグルメがたくさんありますが、そんな北海道のグルメの中でも人気が高い食材が「ウニ」です。
積丹半島は小樽市から西にある、日本海に突き出した半島で、エメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く海は「積丹ブルー」と称され、北海道でも有数の景勝地です。
積丹半島は、道内で唯一無二の「海中国定公園」に指定されています。
積丹半島の地形は火山地帯に囲まれ岩盤で形成されており、岬が多いのが特徴で、特に積丹岬、神威(かむい)岬、黄金岬は「積丹半島三大岬」と呼ばれ、人気スポットになっています。
そして、積丹は北海道内でも唯一無二のうにの聖地で、遠方からそのウニを求めて多くの人が訪れます。
透明度が高い積丹の海では、ウニ漁が盛んで、無添加の生うにを使った絶品のうに丼を提供するお店がたくさんあります。
ヤバい旨い‼️#純の店#積丹うに丼#積丹美国産 pic.twitter.com/z3lbn9HNFT
— 食事処 純の店 (@5goopQLydb0FIdL) June 6, 2019
降り注ぐ雨は積丹半島の地形が岩盤で形成されていることにより、淀むことなく川を通り、海に流れ出します。
透明度の高い奇麗な水のおかげで、太陽の光が海中に漂う昆布や海草まで届き、光合成が促進されるのです。
そして、上質な昆布を食するウニは最高品質な、美味しいウニに育ちます。
雑味が少なく、優しく繊細な昆布のうま味が、積丹のうにの味に凝縮されるのです。
積丹のウニの種類は?
「うにの聖地」とされる積丹ですが、獲れるうにの種類は2種類あり、「赤うに」「白うに」と呼ばれています。
「赤うに」とは「バフンウニ」を意味し、「白うに」は「ムラサキうに」をさします。
「バフンウニ」は、棘が短く緑色~茶色をした殻で、殻の直径は5cmほどの大きさです。
うにの身の色は、オレンジに近い濃い色をしており、この色から「赤うに」と呼ばれています。
一般に生息域は、東北地方~九州まで幅広く比較的広域に生息していますが、その中でも最高品質とされるのが「エゾバフンウニ」です。
味に深みがあり、濃厚な甘みと旨味、独特の香りがあり、非常に貴重なウニです。
「ムラサキウニ」は、北海道や東北などの寒冷地に生息するうにで、殻の棘が長く、紫色寄りの黒色であることから「ムラサキウニ」と呼ばれています。
殻の直径は6cm前後になり、身は白色に近い淡い黄色をしていることから、「白うに」と呼ばれています。
バフンウニと比べて味は濃厚ではないですが、淡泊で上品な甘みでクリーミーです。
価格はバフンウニの方が、ムラサキウニに比べて、漁獲量も少なく、高価格です。
しかし、「エゾバフンウニ」が1番美味しいと一般的にいわれますが、味の好みは人それぞれなので、すっきりしたムラサキウニを好む人も多くいます。
ちなみに、積丹で収穫されるうにの80%はムラサキウニで、バフンウニは希少で高級になっています。
積丹のウニが獲られる時期は?2023年の解禁日は?
美味しい積丹のウニは、一年中食べられるわけではなく、限られた時期にだけ食べることができます。
北海道各地でウニの解禁時期は異なり、例えば道南の函館では9月~11月、道東の知床や羅臼で1月~6月、襟裳では1月~5月など、解禁時期に幅があります。
例年積丹で行われるウニ漁の解禁時期は、6月1日~8月末までです。
産卵期のうには味が落ちるので、うにが最も美味しい時期は産卵期の2ヶ月程の前だとされています。
積丹の海では秋に産卵するので、7月~8月初めがウニの旬とされています。
また、積丹半島でも美国産の昆布が品質が高く、その昆布をエサとする、美国産のウニは、積丹沖で獲れる最も高品質のうにといわれています。
積丹のうに漁は4つの海域あり、積丹古平沖・美国(びくに)沖・日司沖・余別(よべつ)沖があります。
その海域別にうに漁解禁日が設定されています。
また、それぞれうに漁は、お盆、お祭り、時化の日がお休みとなり、積丹古平沖、積丹美国沖は、毎週土曜日がお休みとなります。
積丹のウニは6~8月が漁期ですが、ウニが産卵期を迎える秋になると味は落ちていきますので、漁期終盤の8月中旬~下旬より、7月に獲れるウニをおすすめします。
2021年の積丹のウニ漁の解禁時期は、日司沖は2021年6月10日~2021年8月31日、積丹余別沖は6月中旬からウニ漁期になり、美国・古平沖の解禁時期は2021年6月1日~2021年8月31日でした。
2023年もほぼ同時期に解禁となると思いますが、正式な情報を入手次第更新します!
積丹のウニの直売は?
夏に積丹を訪れると、多くのお店で新鮮なうに丼を食べることができますが、自宅でゆっくりうに丼を食べたい方も多いと思います。
新鮮な積丹のウニが直売されているのが、東しゃこたん漁協の直売所です。
直売所で、生うに(塩水うに)を購入することができ、価格も適正で、何より鮮度抜群です!
行ける人は行った方がいいな。
— YAYOI (@ihavenorules_y) August 31, 2019
うまいんだ積丹のウニ。 https://t.co/xg7CdcwdtF
なお、時化が続いたりして漁ができないと、ウニの入荷が無いこともあります。
価格は、その年によっても違いますし、同じ年でも時期により異なります。
やはり赤ウニの入荷は少なく、白ウニに比べて高価です。
積丹まで車で移動して、ウニが購入できないという事態を避けるためには、東しゃこたん漁協のツイッターから情報を得るか、電話で入荷状況を確認することをおすすめします。
販売量も多くない日もありますので、私は東しゃこたん漁協直売所に行く前に電話して、予約してから訪れるようにしています。
東しゃこたん漁業協同組合生産部直売所
住所: 北海道古平郡古平町港町437-2
電話: 0135-42-2518
営業時間: 8:30~17:00
定休日: [1月~3月] 水曜日 [4月~12月] 無休
積丹のウニの通販・お取り寄せは?
「北海道うにを自宅で美味しく食べたい!」と思われている方は多いですが、誰もが積丹まで食べに行ったり、購入しに行くことはできません。
その中で、美味しい積丹のウニを食べるには、ふるさと納税や通販があります。
大満足のバフンウニ・ムラサキウニなどの期間限定・数量限定の紅白セットなどのふるさと納税の2021年予約受付等も行っていますので、ご覧になってみてください!
最高品質のうにを使って、自宅で紅白うに丼などの贅沢を堪能してみてください!
本当に至福の経験になります。
まとめ:積丹のウニの時期や2023年解禁日は?通販・お取り寄せや直売は?
ここでは、積丹のウニの旬や時期、2023年の解禁日、積丹のウニの種類や美味しい理由、積丹のウニの直売所や通販・お取り寄せ・ふるさと納税について紹介しました。
ぜひ積丹のウニを現地で、そして自宅で思う存分楽しんでください!