大雪山連峰の最高峰の旭岳では、初夏の開花・見頃時期になると、色とりどりの高山植物が咲き乱れ、特に裾合平(すそあいだいら)を彩るチングルマの大群落は見事です。ここでは、大雪山・旭岳のチングルマの見どころ、2023年見頃時期や開花状況、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
大雪山・旭岳の日本最大級のチングルマ大群落の絶景とは?
大雪山(大雪山連峰)は、北海道の中央部に位置する火山群の総称で、大雪山の主峰・旭岳は標高2,291mの北海道最高峰です。
旭岳は、アイヌ語で「カムイミンタラ」(神々の宿る庭)と呼ばれ、初夏になると様々な高山植物の花が咲き乱れる「高山植物の楽園」です。
" 大雪旭岳トレッキング "
— 石川 篤 / ATSUSHI ISHIKAWA@はらぺこ (@aishika3298) July 25, 2020
2020.7.25#北海道 #上川 #東川 #トレッキング #カムイミンタラ#大雪山国立公園 #旭岳 #旭岳ロープウェイ #キリトリセカイ #写真好きな人と繋がりたい#写真撮ってる人と繋がりたい#ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/kVkPvAhH9c
大雪山旭岳ロープウェイにより、標高1600mから登山することができます。
雄大なるカムイミンタラ🧚♂️#大雪山 #旭岳 pic.twitter.com/Byqt4RdgZB
— マッキー (@hFZ1vJELz57lmQg) September 22, 2021
7月の大雪山は、本州では見られない高山植物が開花します。
旭岳ロープウェイ・姿見駅からは、一周約1時間30分(1.7km)の見晴らしの良いハイキングコースがおすすめで、初心者でも気軽に回れるコースながら、道沿いの高山植物と旭岳の展望が堪能できます。
毎年多くの人が訪れ、初夏になると、キバナシャクナゲの群落やチングルマなどが散策の目を楽しませてくれます。
大雪山 旭岳の中腹にある「裾合平(すそあいだいら)」では、日本最大のチングルマ大群落で有名です。
噴火口の跡にできた姿見の池や夫婦池(すり鉢池と鏡池)に映る旭岳や、白い噴煙を上げる噴気孔が見られます。
7月上中旬になると、高山植物の女王・チングルマが姿見の池周辺を彩り、雪が残る旭岳のコントラストが見事です。
裾合平では、高山植物のチングルマの白い花が斜面を埋め尽くします。
チングルマの群生♪
— 知床ドリーム (@hayakawa0622) August 4, 2018
例年より遅く咲きました!#チングルマ #裾合平 #旭岳 #北海道 pic.twitter.com/wmwDSLEF4i
裾合平は、旭岳の北側斜面が緩やかに広がる台地にあり、標高は約1700メートルです。
チングルマは亜高山~高山の湿地やれき地に生える草状の落葉低木で、北海道の山では良く見られる代表的な高山植物です。
特に群落状になることも多く、大変見ごたえのある高山植物の代表種です。
満開のチングルマと旭岳。
— Masashi.Oyanagi (@masashi_o_1225) July 20, 2021
綺麗でした♪ 2021.7#旭岳 #裾合平 #東京カメラ部#loxia pic.twitter.com/ZPw0iGjx4a
草のように見えますが低木で、枝は地面を這って広がり、大きな群落になることもあります。
smc takumar 17mm f4で撮る裾合平のチングルマ🌼
— falconarrow_photography (@FalconarrowP) October 14, 2020
一番フルサイズで使ってみたいレンズ✨#takumar #smctakumar17mm #pentax #K5 #カスタムイメージ #ほのか #旭岳 #裾合平 #チングルマ pic.twitter.com/qHfDLAZYlq
チングルマの丈は10~20cmぐらい、花径は2~3cm、花弁は 5 枚あり、葉は羽状複葉(うじょうふくよう)と呼ばれる、鳥の羽のような形をしています。
花言葉は“可憐”です。
葉のふちには鋭い鋸歯(きょし)と呼ばれる細かい切れ込みがあり、やや光沢があり、愛らしい花が終わると一斉に綿毛(羽毛状になった雄しべ)が残り、これがチングルマの果実になります。
この果実の様子が、子どもが持つ風車に見えることから、稚児車(チゴグルマ)がチングルマと転じてつけられたそうです。
チングルマは秋には鮮やかな赤色に紅葉し、森林限界以上では草紅葉の主役になり、雪のような綿毛が相まって他とは一味違う美しさを見せてくれます。
チングルマは、一年で 3 度も楽しめる高山植物です。
高山の雪渓周辺に生えるチングルマの大群落を眺めながらの散策は、忘れることのない景観となるでしょう。
大雪山・旭岳のチングルマの2023年見頃時期や開花状況は?
大雪山・旭岳のチングルマの花の例年の見頃は、7月中旬~7月下旬になります。
裾合平のチングルマは乱れ咲でした🌷.*#旭岳 #裾合平 pic.twitter.com/OnyPh9ro4X
— ポストマン(RYOSUKE) (@sakurai_tamago) July 29, 2018
チングルマの花は数日しかもたず、裾合平が白く埋め尽くされるのは、1週間ほどです。
チングルマは、花の時期、果実の時期、紅葉の時期と、1年に3度楽しませてくれる高山植物で、多くのの登山者から愛されています。
北海道の大雪山系旭岳は全国で一番初めに紅葉が始まり、9月下旬の姿見の池周辺ではチングルマの葉が色づきます。
昨日いた大雪山が今日は冠雪しているそうです。今年の大雪山の紅葉は非常に遅く、ヒヤヒヤしました。#北海道#大雪山#裾合平#紅葉#写真好きな人と繋がりたい#KANI pic.twitter.com/CRIiQiuCID
— マニア (@takunc54) September 26, 2020
大雪山・旭岳のチングルマの2023年見頃や開花状況については、後日更新します。
大雪山・旭岳のアクセスや駐車場は?
東川町旭岳温泉 姿見駅
お問い合わせ: 0166-97-2153 (旭岳ビジタ-センタ-) 0166-68-9111(旭岳ロープウェー)
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 年末年始(12/31~1/5)
アクセス:
旭川中心部から旭岳温泉へは、車で約70分 です。
バス「いで湯号」(1430円)では、約1時間30分です。
旭岳温泉から姿見へのアクセスは、ロープウェイが一般的です。(岳ロープウェイ山麓駅⇔姿見駅 往復2900円)
旭岳ロープウェイは6月12日(土)より運行を再開しています。
[運行スケジュール]
2021年6月12日(土)から7月2日(金)まで:始発(上り) 9:00am 〜 最終(下り) 5:00pm
2021年7月3日(土)以降:始発(上り)6:30am 〜 最終(下り) 5:30pm
※ロープウェイ運行間隔は毎時00・20・40分の20分間隔です。
駐車場: あり 200台・無料
旭川から車で約1時間 / バス「いで湯号」 約1時間半/(空港からもあり)
まとめ:大雪山・旭岳のチングルマの2023年見頃や開花状況は?アクセスや駐車場は?
ここでは、大雪山・旭岳のチングルマの2023年見頃や開花状況、アクセスや駐車場について紹介しました。
大雪山・旭岳の雪渓とチングルマの白い絨毯のコラボレーションをぜひお楽しみください!