長野県の諏訪湖では、冬の風物詩の御神渡りが 厳冬時期に出現することもあり、諏訪湖御神渡りの2024年予想時期や最新状況、過去の記録、アクセスや駐車場等気になりますよね。ここでは、諏訪湖御神渡りの原理や条件や言い伝え、御神渡りの過去の記録や場所、2024年の予想時期や現状、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
諏訪湖御神渡りの2024年予想時期や最新状況は?
2024年1月6日より、御神渡りの観察が正式にスタートしています。
御神渡り観察の見学ツアー(参加料1000円)が、1月の日曜日だけ行われました。
2024年1月8日。気温-2.8度。諏訪湖の岸辺にはしぶき氷が見られました。湖面は波打っている状態です。
気候の変化により、御神渡りが見られない年が多くなってきていて、前回出現した2018年の御神渡りに、地元では大いに盛り上がりました。
6年前の今日、皆既月食見に野辺山天文台へ。
— きっど (@TakakkkiiidddH) January 31, 2024
道中の諏訪湖に立ち寄ったら初めて御神渡りに遭遇できました。向こう岸まで小さいながらも繋がってました。 pic.twitter.com/fAbtyHx5mZ
2024年1月12日。観察開始から気温は氷点下を記録しており、この日の気温は-5.9度。氷は厚いところで2センチ程。岸辺から10センチくらいまで結氷が観察され、「寄せ氷り」となりました。
2024年1月15日。気温は0.9度。水温は2.6度で湖面は荒波の状態で凍ってはいません。
2024年1月17日。気温は-9.8度で、久しぶりの厳しい寒さとなりました。岸辺から30メートル程まで、約4ミリの氷が張っています。
2024年1月20日。気温は1.5度。一番寒い大寒ですが気温は下がらず、先日まで見られていたしぶき氷や湖の氷も解けてしまっています。
2024年1月25日。大寒から連続してプラスの気温でしたが、24日より氷点下で、本日気温は-5.6度。岸辺付近のみ波打ったように凍りました。
2024年1月26日。気温は-9.0度。ここ数日氷点下が続き、沖合300メートルまで薄氷が張りました。氷の厚さは5ミリ程です。
2024年1月30日。気温は-6.5度と氷点下は続いていますが、相変わらず部分的な薄氷の状態で、御神渡りのない明けの海となっています。
2024年2月1日。気温は4.0度。春を感じる陽気となりました。薄氷もなく湖面は波立っています。
諏訪湖では御神渡りどころか、氷すら貼ってなかった。水温が全然下がらないみたい。
— 伊穂明 (@an_ioaki) February 3, 2024
御神渡りは8年ほど発生してない。
神事を取り持つ八剱神社も大変ですね。 pic.twitter.com/uoVLj2yXCy
気温が-10度以上が3日以上でないと、御神渡りは難しいようです。
#諏訪湖 #イマソラ
— いろはに郁夫 (@lake_and) January 28, 2024
「御神渡り」今シーズンは無しでしょう🤔
閉された漁港と湖岸風景👀 pic.twitter.com/QgHRDQ8JWf
2024年2月4日。観測最終日となった本日の気温は-1.3度。諏訪湖は強風で高い波が見られています。
朝の諏訪湖。
— 八ヶ岳の飯炊き女 (@komugi1970) February 3, 2024
御神渡りは今年も無理そう。 pic.twitter.com/i3ipSX2Jmg
2024年の諏訪湖は、約1か月の観察期間のうち、氷が張った日も数日ありましたが、氷の上に乗れるほど厚く張ることは無く、「明けの海」ということで観察終了となりました。
おはようございます🌄朝の諏訪湖は御神渡りしている最中でした😇 pic.twitter.com/oFp01IgIAd
— ガックン🎸ロール (@gacknroll880k6r) January 29, 2023
2024年は「御神渡り」を見ることはできませんでしたが、諏訪湖に厚い氷が張り、御神渡りができていても、氷上に立ち入るのは非常に危険です。
諏訪湖に乗ってる人多いみたいだけど、落ちてもいいらしい。
— hikojunn (@hikojunn) January 23, 2022
4年前、前回の御神渡りの時、
朝日新聞デジタルの記者が撮影した
氷が突然割れる瞬間の映像。
突然割れるので注意! pic.twitter.com/xunCYp53Fa
氷の張った湖に落ちると、救助が困難で命の危険がありますので、御神渡りを観察するために氷上に立ち入るのは決して行わないでくださいね!
諏訪湖御神渡り2024の場所や過去の記録は?
御神渡りは、毎回同じような場所にできるといわれています。
場所は、諏訪湖の南東岸 舟渡川河口すわっこランド付近~北岸 承知川河口付近です。
諏訪湖の南東から北に2本、南西から東に1本の合計3本の「道」でせり上がることが多いようです。
最初にできた南北方面の氷脈を「一の御渡り」、その後、同方向にできた氷脈を「二の御渡り」と呼びます。
また、東岸から「一の御渡り」「二の御渡り」に直交するようにできた氷脈は「佐久の御渡り」と呼びます。
諏訪市にある八剱神社の宮司等が、御神渡りかどうかを認定する拝観式が行われ、その結果を「御神渡注進書」として当時の幕府、やがては宮内庁や気象庁へも報告し、それが現在も続いています。
その時、湖面の割れ目の状態を見て、その年の農作物、社会情勢、気候等を占います。
古くは朝廷や幕府に提出されていた御神渡りの記録は、出現しない年も含めて室町時代から現在まで、550年以上もの間続けられており、気候変動の記録としても貴重な資料となっています。
気象現象をこれほど長い期間、連続的に記録している例は世界的にも珍しく、その記録は科学雑誌「ネイチャー」などにも、”omiwatari”として取り上げられています。
御神渡りは、年により1月~2月の間に出現し、数日~数週間見られます
かつては「明けの海」は非常に珍しかったですが、最近は温暖化のせいで冬でも全面結氷する日が減りました。
1980年代後半ごろから、御神渡りの出現確率が顕著に減るようになり、それまでは4年に3回起きていた御神渡りが、1987年以降は4年に1回しか現れていないとのことです。
1990年以降に御神渡りが出現したのは、1991・1997・2003・2004・2006・2008・2012・2013・2018年です。
2021年と暖冬の2021~2019年は出現せず、2018年は2月1日に出現した後、長く見られ2月27日にほぼなくなりました。
2024年も、結氷は見られたものの、御神渡りにまではならず、「明けの海」となりました。
諏訪湖御神渡り2024の駐車場は?
駐車場
諏訪湖畔に、車でお越しの際は 、湖畔公園駐車場(諏訪市、下諏訪町) ・間欠泉センター駐車場(諏訪市)・赤砂崎公園駐車場(下諏訪町)等をご利用ください。
諏訪市湖畔公園
住所:長野県諏訪市湖岸通り2丁目2
間欠泉センター駐車場
住所; 長野県諏訪市湖岸通り2丁目7−21
赤砂崎公園駐車場
住所;長野県諏訪郡下諏訪町東赤砂10944
路上駐車・近隣への迷惑駐車は、行わいようにしてください。
諏訪湖御神渡り2024のアクセスは?
長野県のほぼ中央に位置する諏訪湖は、周囲約16kmの信州一大きな湖です。
住所: 長野県諏訪市
アクセス
電車・バスでのアクセス
JR上諏訪駅より、徒歩数十分またはバス・タクシー数分です。
車でのアクセス
中央道諏訪ICから約5km(約15分)です。
諏訪湖御神渡りの条件や原理は?言い伝えとは?
信州最大の湖の諏訪湖(長野県)は、毎年冬に全面結氷し、年により、その氷の厚さが10cm以上になり、零下10℃程度の冷え込みが数日続くと、湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がる「御神渡り(おみわたり)」が見られます。
諏訪湖独特の冬の自然現象で、冬の諏訪湖の風物詩です。
最強寒波で久々に最低気温が−10℃位まで下がる日が多くなりそう。寒いのは苦手だけど諏訪湖の御神渡りは見たい気持ちもある。前回は5年前。 pic.twitter.com/WZAELxxVWY
— hiro@23 (@mt_fuji85) January 23, 2023
御神渡りというのは、全面結氷した湖の氷が、昼夜の温度差によって膨張・収縮を繰り返し、一瞬にして氷に亀裂が入る、複雑なメカニズムで起きる自然現象です。
夜間に冷えて縮んだ氷に割れ目ができ、その割れ目に新しい氷が張り、日中気温が上がって氷が膨張すると、氷の薄い部分に力がかかり隆起します。
御神渡りを観てきました
— ☆恵里☆ (@Eriphoto828) February 11, 2018
2018.2.11 #諏訪湖#御神渡り#ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/oVfLRLKZD1
夜明けに大音響と共にせり上がるようにして裂け、朝になると湖を走る山脈のようになるのです。
せり上がりの高さは高ければ、人の背丈ほどにもなります。
御神渡りができる条件は、気温の低さのほかに雪が少ないこと、朝晩と日中の気温差が大きいこと、さらには湖の形が丸いことや、水深が浅いことなどがあります。
北海道の屈斜路湖などでも御神渡りを見る事ができますが、本州で本格的に見られるのは諏訪湖だけで、珍しい現象です。
諏訪湖の御神渡り【長野県】 pic.twitter.com/6QG8WFbg7W
— すきとおる景色画像 (@uyu33333333) January 28, 2023
諏訪湖で、何年かに一度、最高50cm~1mもの高さで、湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができる光景は神秘的です。
まるで神様が通った跡のように見えることから、 昔から神事としても重要な意味を持ってきました。
御神渡りは神事として、その形状をもとに、農作物の吉凶やその年の天候などが占われてきました。
その結果を諏訪大社に報告し、諏訪大社より宮内庁に事上げ、気象庁に報告が行われています。
八劔神社(やつるぎじんじゃ)では毎年、冬の期間に諏訪湖を観測しており、その記録は1443年から約600年分にも及びます。
氷の道には、諏訪大社上社の男神が、下社の女神のもとへと渡る恋の道であるというロマンチックな言い伝えがあります。
#御神渡り #諏訪湖 #2018.2.18 #東京カメラ部 #tokyocameraclub pic.twitter.com/F5pFXdcowA
— tsumizo (@tsumizo123) November 1, 2018
諏訪大社の上社と下社はこの御神渡りの起こりやすい両端近くに相対して鎮座していて、御神渡は上社の男神であるタケミナカタノカミ(建御名方神 )が、下社の女神であるヤサカトメノカミ(八坂刀売神)のもとへ会いに行く際に、諏訪湖を渡った足跡であると信仰されています。
御神渡りが起きない年は、「明けの海」と呼ばれます。
近年、暖冬から全面結氷する日が減り、御神渡りの確認できない年「明けの海」が増えています。
御神渡りは、3本の氷のすじを「一の御渡」「二の御渡」「佐久之御渡」と呼びます。
諏訪湖畔では、例年、2月上旬の金・土曜にふれアイスIN諏訪 アイスキャンドルという諏訪湖の氷を使ったイベントも行われています。
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まとめ:諏訪湖御神渡り2024の時期や場所は?記録や駐車場やアクセスは?
ここでは、諏訪湖の御神渡りの原理や条件や言い伝え、御神渡りの過去の記録や場所、2024年の予想時期や現状、アクセスや駐車場について紹介しました。
諏訪湖の神秘的な御神渡りを見に、ぜひ訪れてみてください!