彩夏のラベンダー畑とウェディング

富良野のラベンダーは、もはや北海道の夏の風物詩!北海道富良野のラベンダーの見頃の時期や、おすすめのラベンダー畑を紹介します。また、ラベンダーの効用や使用方法、オススメの鑑賞の時間帯も。ラベンダー色に染まる富良野の町を、満喫してください!

ラベンダーの花言葉や効用は?

ラベンダーは、カナリア諸島~地中海沿岸、インドにかけて分布する南ヨーロッパ原産のシソ科の高さ約60cmになる小低木です。

リラクゼーションに使用されるポピュラーなハーブで、ローマ時代、入浴のときの香水として用いられたため、ラテン語のLAVO「洗う」という意味の学名がつきました。

花から蒸留して得られたラベンダー油は、香水や化粧品、石鹸の香料に用いることができ、また薬用として神経痛やリウマチなどにも効果があると言われています。ラベンダーの香りには、精神を和らげる効果があり、中でも体のリズムを整える作用があります。睡眠や体のリズムを整える香りは、心身をリラックスさせてくれます。

ラベンダーには、様々な花言葉があります。

「あなたを待っています」「繊細」「清潔」「優美」「許しあう愛」「期待」「幸せが来る」「疑い」「不信」「沈黙」。

「あなたを待っています」という花言葉は、ラベンダーという少女が少年に恋をしましたが告白することができず、少年を待ち続け一輪の花になってしまった伝説からきているそうです。

富良野のラベンダー畑の中で、風に吹かれ、香りに包まれ、心身共にリラックス&リフレッシュしましょう。

ラベンダーの用途や使い方は?

ラベンダーの魅力は、観賞から香りまで色々なものに使うことができ、ポプリやアロマオイル・ハーブティー・スキンケアなど、ありとあらゆるものに活躍する万能ハーブです。

リフレッシュしたいとき、いらいらしたとき、不安なとき、眠れないときにアロマポットに2、3滴落とすと効果抜群です。また、マグカップなどにお湯をはり、2、3滴落としても、十分に香りを楽しむことができます。

30ccのスプレー容器に無水エタノール5ccを入れ、ラベンダーオイルを、2、3滴加えてよく混ぜ、精製水を25cc加えてハーブスプレーを作ることもできます。お部屋や体に吹きかけ、リフレッシュすることもできます。

また、お風呂でも、入浴するときバスタブの湯に3、5滴落とすと、眠れないとき、不安なとき、いらいらしたときに効果があるでしょう。

洗面器にお湯をはり2、3滴おとしてタオルをひたし、温湿布(発熱時、やけどなど)として使用したり、洗面器に冷水を入れ、2、3滴垂らし冷湿布として使用することも可能です。ホルモンバランスの不調、皮膚の不調、痛み、いらいらしたとき、不安なとき、眠れないなどの症状にも有効でしょう。

富良野のラベンダー畑をめぐる旅

富良野でラベンダーを楽しみたい!という旅行者は多いですが、「ふらの」と言っても、富良野市・中富良野町・上富良野町と隣接する3つの街があり、ラベンダー園も多数あります。富良野の凄いところは、「花人街道」とも言われている国道237号線沿い(富良野~中富良野~上富良野)に集中してファームがあるので、それぞれの特徴と共に楽しむ贅沢な過ごし方ができます。

富良野のラベンダーは、もともと化粧品や香水の香料抽出のために昭和27年(1952)から栽培されました。昭和45年頃には、ラベンダーの栽培面積が230ヘクタール(東京ドーム49個分)に達するなど、最盛期を迎えます。

しかし輸入香料が台頭しはじめると、ほとんどのラベンダー畑が姿を消すなど、急激に衰退しました。その後、富良野エリアのラベンダー畑が国鉄のカレンダーで紹介されたことにより、多くの見物客が訪れるようになったそうです。それをきっかけにラベンダー園が再び増え始め、現在は北海道を代表する観光地となっています。

ほとんどのラベンダー畑が入園無料で、ラベンダーの花摘みができる畑もあります。

富良野のラベンダーの見頃の時期は?

富良野エリアでラベンダーが見られる時期は、一般に6月下旬ごろ~8月中旬ごろまでで、例年の見頃は7月中旬~下旬です。

この期間の土・日・祝日は、かなりの混雑で人ごみの中での鑑賞になりますし、車の渋滞は1~2時間は覚悟しなければいけません。とくに富良野でラベンダー畑と言えばファーム冨田ですが、とにかく混んでいるので、ピーク期には駐車場待ちの大渋滞になります。

例年のラベンダー開花状況を見てみると、6月下旬に早咲きラベンダーのつぼみが色づき始め、7月上旬に早咲きが開花・遅咲きのつぼみが色づき始めています。

品種は、4つあり、最も早く咲く「濃紫早咲(のうしはやざき)」は6月下旬から7月中旬までが見ごろで、名前の通り濃い紫色をしています。「ようてい」は7月上旬から下旬までが見ごろで、比較的赤っぽい色が特徴です。富良野で一番作付面積が広い「おかむらさき」の見ごろは7月中旬から8月上旬ごろまで、「はなもいわ」は7月下旬から8月上旬までが見ごろとなります。

富良野のラベンダーが見ごろとなるのは、7月中旬~下旬です。気候状態にも左右されますが、7月中に旅行の予定をたてておけば、まったく見られないということは無いでしょう。

多くのファームではルピナス、ポピー、ビール麦、サルビア、ひまわり、コスモスなど、ラベンダー以外の花や植物を植えられており、6月から9月中旬頃まで美しい花々を楽しむことができます。

ラベンダー鑑賞のおすすめの時間帯

富良野のラベンダーのおすすめの場所は?

「ファーム富田」ラベンダーの聖地

富良野と言えばラベンダーというイメージを、誰もが思い浮かべるまでしたのは、「ファーム富田」でしょう。ファーム富田は、かつて富良野地方で衰退しかけたラベンダー栽培を復活させ、ラベンダーを観光資源として確立した先駆者です。今や世界中から観光客がやってくるラベンダーの聖地です。

アクセスは、JR中富良野駅から車で約5分程、最寄りの旭川空港から、車で50分程かかります。電車では臨時のノロッコ号がでており、停車駅はJRラベンダー畑駅です。ここからは徒歩8分程で着きます。

ファーム富田は、今では言わずと知れた存在になっていますが、ここまで来るには人並みならぬ努力がありました。

昭和33年にラベンダーの植栽を始めて、香水を作ることを考えましたが、初めに植えた10a(=1,000平方メートル)ものラベンダー栽培は、苦難の連続だったといいます。ようやく香水作りに成功するも、合成香料の流行によって、ラベンダーオイルの売上も途絶えてしまったのです。窮地に陥った時期もありましたが、斜面を彩るラベンダーの美しさが国鉄(現JR)のカレンダーで紹介されてから注目されるようになりました。

ラベンダーの栽培は難しく、日の光を十分に浴びないと伸びていきません。土作りや刈り込みも重要です。過湿に弱く、風通しの良い広い土地も必要です。しかし、富良野は気候や土地に恵まれて、良質なラベンダーを育てる環境に向いていました。

ここでは、7月中旬から下旬に見頃となる遅咲きの「おかむらさき」を中心に、7月上旬から中旬に見頃を迎える早咲きの「濃紫早咲(のうしはやざき)」や「ようてい」などさまざまな品種が育てられています。遅咲きの品種が多めとはいえ、7月は上旬から下旬にかけて園内さまざまな場所で薄紫色に染まる風景を楽しめます。

ラベンダーが有名になるキッカケとなったのが、トラディショナルラベンダー畑です。畑の上まで登ると、丘一面に広がるラベンダーの向こうに、富良野盆地の田園風景や十勝岳連峰が望める絶景が待っており、すばらしい風景にため息が漏れます。

「彩りの畑」はラベンダーだけではなく、他の花々もライン状に植えられているので、見頃の時期になると、カラフルな花々の彩りを存分に楽しむことができます。撮影スポットとしても、とても人気がありおすすめの場所です。

紫一色に染まる畑、様々な花との競演が美しいコントラストを生む畑と、印象に残る見どころが満載です。発祥の地だけに今でも根強い人気があり、国内外から多くの観光客が訪れていました。

「ハイランド富良野」温泉から眺めるラベンダーのうみ

富良野の町の北西5kmの距離にラベンダーの森があります。16.7ヘクタールの広大な森の中にあるのが、宿泊施設「ハイランド富良野」があります。

富良野では数少ない温泉を備えたレジャー施設で、そのハイランド富良野の前の庭に広がるのが「ラベンダーのうみ」です。この「ラベンダーのうみ」は3ヘクタール程度のラベンダー畑で、まるでラベンダーの漂う海のように見える事から、「ラベンダーのうみ」と呼ばれています。

風呂からは、ラベンダー畑を一望でき、温泉に入りながらラベンダー鑑賞も楽しむことが出来ます。紫のカーペットが広がり、癒しの入浴タイムを楽しむことができます。

また、隣接の「ラベンダーの森」の3つの遊歩道では、森の中で野鳥の声を聞きながら森林浴を楽しんだり、心地よい香り漂うラベンダー畑を楽しんだりと気分に合わせて散策をすることが出来ます。

彩香の里」ラベンダー畑でウェディング

ラベンダーを中心に、数々のイベント等で話題を呼んでいる「彩香の里」です。丘一面に広がるラベンダー畑には、「濃紫早咲3号」、「おかむらさき」を中心に「ようてい」、「はなもいわ」、「おかむらさき白」、「なりさわ」、「濃紫ピンク」、「ラバンジン」の8種類のラベンダーを栽培しています。

メディアからも注目を浴び、映画「60歳のラブレター」などのロケ地やCMにも使われています。また、期間限定のラベンダーウェディングも開催されています。2017年には、メイクアップルームが新設され、ラベンダー畑でのウエディング撮影が可能になっています。訪れた日も、今年の秋にご結婚されるお二人が、輝く白の衣装とラベンダーの紫の素敵なコントラストで、富良野の夏の風景に溶け込んでいました。

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