ソメスサドルのバッグを実際に使ってみて、その高いクオリティに驚きます。北海道の砂川ファクトリーを訪問することにより明らかになったポイントや雰囲気、どこで購入できるかを含めて紹介します。
目次
ソメスサドルがバックが丈夫な理由!
日本で唯一の馬具メーカーである、北海道の砂川にある「Somes Saddle(ソメスサドル)」!
競馬や乗馬はもちろん、牧場で使われる馬具、馬車に使われる馬車具など、国内のあらゆる馬事関係者を支えるために、さまざまな馬具を作り続けているのです。
フランス語の「sommet」(頂点)と英語の「saddle」(鞍)から、トップを目指す熱い気持ちが込められ、「ソメスサドル」とネーミングされたとのことです。もともと、ソメスサドルは、人と馬をつなぎ、騎手の安全や命を守る馬具を作成しています。
馬とともに開拓の歴史を歩んできた北海道の砂川の地で、1964年創業してから半世紀以上が経ちました。北海道開拓を支えた農耕馬の馬具職人を道内から募り、当初は馬具の輸出を目的にスタートを切ったそうです。
ソメスサドルの馬具は、国内だけではなく世界から信頼を集め、武豊騎手をはじめ、ミルコ・デムーロ騎手など、多くの海外の一流騎手にも長く愛用されています。人の命を預かる鞍は、「安心・安全」を最優先するため、素材の選択と手作業に妥協が許されません。
その馬具の高い革加工の技術を応用し、馬具メーカーからバッグブランドへと成長させ、上質な風合いと機能的なデザインを持つバッグや財布は幅広い世代に支持されています。
企画、製造、販売、リペアまで手がけ、砂川ファクリー&ショールームを含む、現在全国に8店舗を展開し、ユーザーから高い評判を得ています。
日本の革製品の代表ブランドとして成長し、国産ハンドメイドならではの品質の高さと、馬具づくりで培った技術をいかしています。その背景と品質の高さから、フランスで馬具メーカーとして創業し、世界を席巻しているエルメス社を思い浮かべる人も多く、ソメスサドルは「日本のエルメス」とも称されています。
その名がより広く知られることになったのは、2 0 0 8年に開催された北海道洞爺湖サミットです。このとき各国首脳に贈られ、話題となったのがソメスサドルのダレスバッグでした。
ソメスサドルのバッグが丈夫な理由!砂川ファクリー&ショールーム とは?
札幌から旭川までのちょうど中間地点砂川市、札幌から車を走らせて一時間余り、高速道路を降りてしばらく走ると、広大な敷地の中に一瞬日本にいる事を忘れてしまいそうな、広い大地に赤いレンガが映える建物が見えてきます。
レンガ造りの建物に、背景には暑寒別連山がと広がります。玄関には馬の銅像が建っており、お洒落でセンスの良い工房やショップが建ち並びます。清楚で神聖な空気に満ちた、ソメスサドルの製造拠点である、ショールームを併設した砂川ファクトリーに到着です。
すばらしい環境の中で作られているものとそれに関わる人の空気が伝わってきます。ショールームはいつも静かで、ゆっくりとした時間が流れています。広々とした店内は、大きなガラス窓から光が入って開放的な雰囲気です。さまざまな革製品をゆっくりと見て回ることができます。
様々な種類のバッグから、財布やベルト、名刺入れ、ステーショナリーといった小物まで美しく陳列され、リラックスしながら選ぶことができます。ソメスサドルの作る洗練された製品の数々は、品があり、品質にこだわる大人の色気を感じます。お手入れ製品も充実しています。
バッグなどの生産現場では、糸を最後にチョキンと切って終わるところも多いそうですが、ソメスサドルでは馬具メーカーとしての技術や精神が宿っているために、糸の始末は2回結びを入れるなど、すべての箇所をひとつずつ丁寧に手作業で処理していくのです。
時速60キロ以上出す競走馬の速度に耐えるような頑丈さ、乗り心地を失わないようなしなやかさがあります。ソメスサドルの革製品に馬具作りのノウハウが詰め込まれています。
クラフトマンの丁寧で熟練の技を駆使した美しい商品は、評判通りどれも魅力的であり、製品について聞けば丁寧に製品の説明をしていただけます。
工場と聞くと流れ作業をイメージしがちですが、まったく違っており、裁断から仕上げまですべてこの工場で行われ、一人の技術者の手で一つの製品を仕上げていくそうです。
そこに作られた者の想いとそれを使う者の想いというようなものが込められる事によって、ものを大切にするという感情が生まれてくるのだと実感しました。
ソメスサドルのバッグが丈夫な理由! 「平成」から「令和」の皇位継承に伴う皇室の馬具一式を提供!
ソメスサドルは、1989年の天皇即位の大礼にともない、馬車具一式を納入した実績を持ちます。
新元号、令和の時代を迎えます。皇位継承に伴う儀式で新天皇陛下が使用する馬車の馬具一式を、ソメスサドルが製作し、宮内庁へ提供されました。国内唯一の馬具メーカーとして培った高い技術を注ぎ、同社の職人が7カ月かけて仕上げています。
製作したのは馬車を引く馬2頭の手綱や鞍など一式。英国の老舗皮革製造「ベイカー」の最高級の黒い牛革を使い、特殊な縫製で手縫いし頑丈に仕上げました。職人6人が昨年8月に着手し、4月上旬に完成したそうです。今秋行われる、新天皇が伊勢神宮で即位を報告する重要な儀式で使用予定です。
染谷昇社長は、本場ヨーロッパでソメスサドルの革製品がどう認められるのか、いつか挑戦したいと語っています。北海道の地域の人々とものづくりの面白さを共有しながら、世界の人々が触れる製品へとフィールドは広がります。
ソメスサドルのバッグが丈夫な理由! ソメスサドル商品をどこで入手する?
ソメスサドルの商品は、全国各地での百貨店での取り扱いの他、札幌の大通り公園沿いにある大通ビッセ、北海道の玄関口新千歳空港、東京や青山に直営店があります。
直営店では、トートバッグづくりなどのワークショップ、ベルトや皮ノートのオーダーメイドなど様々なイベントが開催されています。砂川ショールームでも、魅力的なファクトリーフェアが開催され、革細工体験、アウトレットセールなども行われています。
ネットショップでも、購入することが可能です。無料のソメスサドル会員に登録することにより、ポイントに応じて魅惑のソメスサドルの商品もゲットできます。
また、ソメスサドルには修理専門のチームがあり、熟練の技を要するバッグや財布の修理サービスが優れていることも、高い評判の理由の一つです。
様々な購入手段はありますが、一度はぜひクラフトマンの魂が漂う美しいソメス砂川ファクトリー・ショールームに訪れてみてください。あなたの商品への愛着は、クラフトマンの想いと共に、より深いものになるでしょう!
ソメスサドル: http://www.somes.co.jp/
ソメスサドルウインターセレクション2019
SOMÈS Winter Selection 2019が、 ソメスサドル全店 11/20(水)~12/25(水)に開催されています。
ソメスサドルでは、ソメスサドルウインターセレクション2019の期間、クリスマスにびったりな革製品がラインナップされます。
クリスマスフェア期間中は、ノベルティプレゼントや限定ラッピングもあるようです。。
期 間 2019年11月20日(水)~12月25日(水)
北海道 砂川ショールーム/札幌店/千歳空港店/大丸札幌店/札幌三越店
東京都 青山店/銀座店/松屋銀座店/大丸東京店
愛知県 松坂屋名古屋店
大阪府 大丸心斎橋店
ネット 公式ネットショップ
Xmasラッピング:プ 期間中は限定オリジナルギフトラッピングは無料で、紙袋には蹄鉄を組み合わせて雪の結晶を描いているようです。
また、期間中、¥50,000(税込)以上購入すると、「雪の結晶オーナメント/3枚セット」がプレゼントされるそうです。
ソメスサドルのクリスマスプレゼント!おすすめです!